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【東京の夏休み2021】親子で出来ることを全力で楽しむプランを作ってみた
夏休みがはじまった。
眩しいくらいの日差しと気温だが、急にやって来た夏にワクワクしている私がいる。
とはいえ、東京はコロナの影響でイベントや市民プール、花火大会も中止となった。感染者が増える中、お友達と遊ぶこともなかなか出来ない状況だ。
でも、せっかくの夏休み。長男は11歳になり一緒に毎日過ごすタイムリミットも近づいてる気がする。2年後くらいには相手にされなくなっている可能性もある。まずい。
感染リスクを考えれば、東京でも素敵な思い出を作れるはずだ!そう思った。
リサーチが好きだったこともあり、ライターとして親子向けのお出かけサイトの執筆もしていた時期もある。そんな私が今年の夏休みに出来ることを全力で楽しむプランを考えてみた。
1 藍染め体験をして焼き鳥屋さんを開く
例年の夏休みは、大学や科学館で行われているワークショプに参加していたが、今年は全て中止だ。
そんななか、完全予約制で楽しめる藍染め体験を見つけた。子ども達は草木染めなどはしたことがあるが、藍染めはまだ経験したことがない。あの独特な藍染めの匂いを体験させてあげたい。
藍染めでは、手ぬぐいを染める予定だ。この手ぬぐいを使って何かできないか考えて、焼き鳥屋さんを家で開くことにした。
主催は子ども達だ。メニュー表を作り、買い出しは早い時間に子ども達だけで市場へ行ってもらうことにした。お客さんは、外で仕事を頑張っている夫だ。
子ども達は今から内緒の計画に、ニヤニヤしている。私も夫がどんな反応をするか楽しみだ。
2 大人も真剣勝負の水鉄砲遊び
毎年、水遊びの為に大きめの水鉄砲を買う。今年はプールにもなかなか行けないので親子で真剣勝負の水鉄砲遊びをするつもりだ。
事前に各自、自前の盾を作成しておく。場所は早朝の公園。大きめのバケツに天然着色料で薄めに赤くした水を用意する。水で打たれた場所が分かる様に白いTシャツで戦闘に挑む。
6歳の次男には多少のハンデをあげるが、基本的には大人も子どもも関係ない。親も全力で遊ぶのが楽しむポイントだ。5分✖️5回勝負で試合開始だ。
3 国産の手持ち花火を楽しむ
花火大会がなくても手持ち花火なら楽しむことが出来る。手持ち花火もいつもと違ったものをしよう!と言うことで花火問屋に花火を買いに出かけた。
浅草にある長谷川商店は夏は花火問屋として営業している。絶えずお客さんが訪れる人気店だ。
様々な仕掛けの花火が、壁一面に並ぶ様子は圧巻だ。パラシュート花火など懐かしいものもあり、静かに興奮する私。パッケージも粋で素敵なものがあり大人が選んでいても楽しい。1本単位で買えるので、子ども達は自分の好きな花火を選んでいた。
毎回、手持ち花火はどんどん火を付けて楽しんでいたが、自分が選んだ花火だと、どんな音や色なんだろうとワクワクも倍増するはずだ!
花火の彩りが、夏の記憶として子ども達の中に残ってくれたら嬉しい。
4 ペルセウス座流星群を見に行く
今年の夏のペルセウス座流星群は、8年ぶりの好条件で観測できるみたいだ。
私が小学生の時、流星群を友達と見に行ったことを今でも覚えている。暗い静寂の中、自転車を走らせた、あのドキドキ感。流れ星を見て声をあげた瞬間。流れ星自体は覚えていないが、楽しかった気持ちは記憶として鮮明に残っている。子ども達にもそんな経験をさせてあげたい。
冬と違って、寒さの心配もないので親子で星空を見るのにはぴったりだ。8月12日とその前後がベストな観測時期らしい。明かりが少ない奥多摩エリアへ行き、シートに寝転んで天体観測しようと計画している。流れ星を見て、子ども達はどんなお願い事をするのだろうか。
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夏休みはお母さん達にとって、なかなか大変な時期だ。でも私は、ボーナスタイムだと思いたい。子育ての中で、私が大事にしていることは、「答えを教えないこと」。子ども達が、自分たちで気づいて行動するようになってほしいからだ。けれど、日常生活の中で、自分で答えを見つけるように促すには時間が足りないと感じることが多い。
時間がある夏休みこそ、いろいろな体験をして、模索して発見をしてほしい。そして、その中で私も時間を共有できる時間があったらと思い計画を立てた。
夏休みも変わらず、コロナ禍で色々な制約がある。でも子どもたちの成長は巻き戻せないし、ストップもしてくれない。出来ることを全力で楽しんで忘れられない夏にしよう。