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たくさんの頭がある大蛇と戦ったお話

不動産業を営んでる社長Aさんから、よくスピリチュアルなお話で繋がることが多い時期がありました。

ある日、ランチしに行こうと、他県まで車を飛ばし美味しいお店まで行きました。
他にも社長のお友達お二人いらっしゃいました。
犬も連れてきて良いとのことで、私はドライブがてら1愛犬連れて行きました。
国道沿いに建つ洋風レストランです。
お店を入る時に、とっても寒くなりました。
なんか良い感じしないな、、、
オーナーさんをご紹介いただきました。
とっても優しそうな笑顔の方でした。

オーナーさんがフロアーと厨房を出入りするあたりが、とっても空気が重くて
何かいるのを感じました。

オーナーさんが厨房にいるときに、Aさんが私に聞いてきました
「みーたん、お料理美味しいでしょ。絶品だよねここ!ところでさ、お店にいて何か感じる?」というのです。
私はお店に入る時から変なものを感じたままを伝えました。
「ああ。。。やっぱりそうなんだなあ。実はさ、オーナーさん、こんな腕はピカイチなのに、ここに店舗を移してから経営が良くないらしいんだよね。霊感ある人が、悪いものでも憑いてるかもしれないと言うから、霊能者の人を呼んで視てもらったんだって。
悪霊がいるからすぐにお祓いをしますって、高いお金払ったんだけど、それ以降もあまり変わらないらしいんだよね。」
とお話してくれました。
「そのあたりに霊がいるようなこと言ってませんでしたか?」と場所を指差すと
「そう!そこらへんなんだって」
「はい、、、そこらへんですね。ううん、、なんでしょね。そしてとっても寒いんですよね、、、」
背中がゾクゾクしました。

デザートをいただいあと、私はおトイレに向かい、ドアを開けました。
すると、、、、ビビびっとすごい電磁波を感じるかのようなビリビリになり、
右耳が聞こえなくなりました。
中に入ると、そこに赤い目をしたいくつも頭が繋がってる大きな大蛇が視えました。
地中から這い出てきたのです。
私はゾワーーーー!!っとなり、すぐにこれが私に寒気と重い空気を感じさせてるものだとわかりました。
ちょうどおトイレの場所は、さっき指差した壁の向こう側なのです。

その頃私は、手から出るポワポワ出てくるパワーでいろんな霊体など祓っていたので、いつもの勢いで祓えば良いのだと思ってました。
「ここから立ち去れ」とメッセージがやってきました。
「無理です!」と返事をしたのち、すぐに祓おうとしました。
すると、赤い目がもっと濃く光って、たくさんある頭がニョロニョロと動き、
シャー!っと私に威嚇のようなことを次々に頭を振りやってきました。
その時、私は口から出る何か波動のようなものを感じ、自分の光が全く届かないことを知りました。
要するに、「祓えない」ということなのです。
こんなことあるんだ!!と驚き、目の前の大きな大蛇も見たことのない恐ろしさで
直感でやめとこう。と思いました。
私は、急にその場で座り込んでしまいました。
力が全く出なくなってしまったのです。
これはちょっと危険だと思い、「大変ご無礼を働き、申し訳ございません。」と伝え、
手を合わせて、崇めました。なんだかこれは悪いものとかいうレベルものではない気がしてしまいました。
触れてはいけないもの、、、私の不思議話の中で初めての経験です。
すると、大蛇はスーーーーーーっと地中に消えて行きました。
ホッとした瞬間、私は急に嘔吐してしまいました。
(お食事中の方いらっしゃったら汚いお話すみませんね)

席に戻ると、私が青白い顔してるのを心配されました。
そして、
「ねえねえ、、、みーたん、あのね、ワンちゃんがさっきいきなりおトイレの方に手をついて立ち上がって、ブルブル震え出しちゃったの、、大丈夫かな」
と教えてくれて、、、
私はちょっと休みたくなってお店の外に出て、愛犬を抱っこして車のところで空気を吸いました。

ちょっと余談になるのですが
愛犬は小さな雑種の女の子です。私が娘のように可愛がってた子です。
この子は霊感のある犬でした。私と一緒にいろんなものを視たり感じたりする子でした。
さっきも、きっと私が危ない目にあってしまったのを感じて、立ち上がり震え出してしまったのだとわかりました。
抱きしめて、「ごめんねえ、、、ママ 危なかったああああ><」と
急に涙が出てきてしまいました。
我が子に嫌な思いをさせてしまったのが可哀想になりました。

社長さんがやってきました。
「みーたん大丈夫?みんな心配しちゃっててさ、平気?」
私は先ほどの話を全部しました。ちょっと休めば大丈夫と伝え
オーナーさんにこの事をお話した方がいいかもしれないと言いました。

そろそろ東京に戻ろうとなり、私は残って社長とオーナーさんとお話ししました。
おトイレで視たもの、その時感じた事から、ここからは勝手なアドバイスになりますが
ここの土地でお店をやるのは良くないと思います。
あれがいる限り、お客さまをやってこさせないように働くと思いますし、この先何か起こることもあると思います。
もし可能でしたら、他に移転された方が私はいいと思います。
と伝えました。

オーナーさんが、そんな赤い目の頭いっぱいの大蛇って、、、ヤマタノオロチでしょそれ!実は、この地方にはヤマタノオロチの伝説があるって聞いたことあるんだよ。
その大蛇なのかはわからないけれど、きっとそういうのあるんだろうな、、、

とおっしゃいました。
正直、何本の頭がニョロニョロしてたかしっかり数えてません。余裕がありませんでした。色は真っ黒まではいかないですけど、深い深い緑色で、ゴツゴツしてました。
赤い目がとても怖かったです。

少しして、私の身体は元に戻りました。
帰りお店をもう一度見て、確かに、、、ここって国道からすぐ入れるけど、
場所的にお店に向かない場所だよなあ、、、と思いました。
そこだけ孤立したような土地で、もしかしたら昔からそこに地中深く棲んでるモノだったのかもしれないと思ってしまいました(勝手な判断です)

それからしばらくして、オーナーさんはお店を閉じて、こじんまりした店舗に移りました。
それ以降は良くない話を聞かないのできっと大丈夫なのだと思います。

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