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こーさんの共病キロク 14 入院中の治療や経過
気管支断端ろう疑いでの入院中のこと。
(写真はこーさんが天塩にかけて育ててるカリフラワー笑。入院中は面会できないので毎日ラインで成長ぐあいの報告!)
入院直後(11/21〜24)
気管支断端ろう疑いで入院したのだけど、
気管支鏡検査ではその穴がどこに開いてるのかわからない。
即ドレーンもつなぎ、たまった胸水を抜きしらべてみたけれど、
ばい菌はそこまで繁殖していないとのことだった。
(繁殖していると抜いた液体はドロドロなんだそう。)
でもレントゲンで見ると、空気は確実に胸腔内に溜まっている。
そのせいで胸水の水位も上がりきっていない。
そして血液の炎症数値も高く発熱している状態。
なので、行っていた治療は
・抗菌薬を点滴(胸腔内でのばい菌を駆除&予防)
・左肺を下にして安静(右肺にばい菌が流れることを予防)
・ドレーンで胸水と溜まった空気を排出(検査用)
手術の傷を下にしなくてはいけないのは痛そう…!
寝るときもなかなか辛いらしく、さすがに仰向けになっているみたい。
あとは毎日X線と血液検査を行って、
空気の溜まり具合と炎症数値、ドレーンで抜いた胸水をモニタリング。
そして手術後からはずっと続けて、痛み止めと胃薬は飲んでいる。
とにかく膿胸になるのを防ぎたい。
穴は早く閉じてほしい。
入院中期(11/25〜12/1)
抗菌薬が効き、血液の炎症数値が下がってきた!
ドレーンを抜いて様子をみるとのこと。
がしかし、ドレーンを抜いた次の日にはまた空気が入ってしまった。
やっぱりまだどこかに穴は開いているみたい。
11/28にもう一度気管支鏡検査をした。
気管支の根本は手術で綺麗に閉じていて、やはり穴は目視では確認できず。
検査時に、穴を塞ぐ役目をするジェルを気管支内を覆うように置いてきたとのこと。
一時的処置なので咳で簡単にとれてしまうみたいだけど、
塞いでいる間に自然治癒力で穴が閉じるのを待つらしい。
穴が塞がれば溜まった空気は吸収されてどこかへいくので、
ドレーンはもう一度繋いでも意味がないみたい。
毎日の検査結果に一喜一憂の日々。
心臓に悪いーーー。
翌日11/29、空気がたまる量は、ジェルにより抑えられている。
ただ、水位が通常より上がらない。
やっぱりまだ空気は入っているみたい。
抗菌薬などは引き続き投与中。
退院前(12/2〜12/6)
12/2血液検査の炎症数値が安定してきたため、抗菌薬がストップに。
結局、穴の所在はわからず。
空気も入ってはいるみたいだけど、もはや先生たちもわからないらしい…笑
サブ主治医の先生いわく、
肺摘出手術時に気管支の周りに筋肉を巻いているのだけど、そのどこかに空気が溜まっていてそれが出たり入ったりしているのでは?
と思っているけど、教授陣はそれは違うと言ってると。。
リアルだなー!笑
わかるのは、こんな話をしてくれるまで
こーさんは先生や看護師さんたちと仲良くなってるみたい。
みなさんによくしていただいて、本当ありがたい。
治療してくれて、患者さんに元気までくれて、
病院のみなさんの仕事はなんて尊いんだろうか。。
12/6いよいよわからないまま退院。
穴が塞がれば空気は自然になくなるはずだけど、なくなってはいないので、
やっぱりどこかから空気が入ってるのは間違いない。
でもこのまま病院にいてもしょうがないし、炎症も起きていないので、
あとは自然治癒力で穴が閉じてくれるのを待つのみらしい。
発熱したり、息苦しくなったりしたらすぐ電話して病院に来てください、とのこと。
こーさんは
やることないから…と
病院でもバリバリ仕事していて。
早く退院したくてしたくてしょうがない様子だったから
家に帰ってこれてイキイキしてる。
よかったねえ!
ただ家族としては、
穴が塞がらないかぎり空気は溜まり続けるしいつ炎症が起きるかわからないしでヒヤヒヤものなんだけど笑
とりあえず気休めに酸素ボンベ買ってみた。。
あとは毎日熱を測る、パルスオキシメーターで酸素量測る、くらいしかできないかなぁ。
退院後は荷物持ってそのまま仕事へ行き、
翌日には1泊の出張へでかけたのをすこし心配しながら見守っているこちらなのでした。