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コロナ収束後もフルリモート勤務を継続。ミイダス開発チームのリモートに関する取り組みをご紹介します!

ミイダスTech Officeです。
コロナ禍に入りあっという間に時間が経ち、フルリモートで働く人も珍しくない世の中になってきました。ミイダスでは2020年12月にコロナ収束後もフルリモート勤務を継続する組織運営に切り替えました。当時の意思決定や導入の様子、振り返りなどは是非以下の記事をご覧ください。

こちらの記事のリリースから半年しか経っていませんが、フルリモートでの働き方に関して現在も様子を見ながら改善を続け、色々なことが変わりました。様々なトライをしてきましたが、やはり未だに予想と違う反響をもらうことも多々あります。ミイダスTechOfficeが実際にやってみて、うまくいきそうなことも、うまくいかなかったこともこの場で共有したいと思います。

以前から継続していること

リリース共有会/月初共有会

会社や他チームの動向を共有するために始まったのが、毎週実施のリリース共有会と、月一実施の月初共有会です。リリース共有会ではランダムにチームが選ばれて、直近でどんな仕事に取り組んでいるのか、課題や成果などを開発チーム全体に発表します。最近では以下のような内容が共有されました。

  • Project1 Team:バイアス診断ゲームVer3のリリース秘話

  • インフラ Team:インフラのコード化に関しての進捗共有

  • 式年遷宮 Team:ミイダス2.0(ミイダス技術基盤の大規模刷新)の進捗共有

ちなみに、、、
式年遷宮とは、「式年」とは定められた年を意味し、「遷宮」とは新しい社殿を造って御神体を遷す伊勢神宮の20年に一度の行事を指します。転じてミイダスでは大規模な技術刷新を担当するチームの名前になっています。

他のチームの動きを知れることは社内からも好評となっており、フルリモートワーク体制になってから継続している施策の一つです。

そして月初共有会では開発チーム内だけではなく、ミイダス全社での出来事を今月のトピックとして紹介しています。直近では以下のような内容を共有しました。

  • バイアス診断ゲームPR発表会とTVCM放映開始

  • 法人LPの大幅アップデートやサービス内の機能名称変更

  • パートナー企業様からの取材対応のレポート

  • テックイベントへの協賛決定の報告
    (技術書典13のシルバースポンサーに決定しました!)

月初共有会では全社向けのトピックを取り上げる

加えて、その月に起きた障害に関しても全体でシェアし、対応にあたったメンバーから原因と対応の経緯、今後の対策などを共有するようにしています。障害共有の目的としては、原因や対策を共有することで再発防止や製品理解を高めることにあります。ミイダスでは失敗を責めるのではなく、積極的にシェアして次の学びに生かす文化を持っています。このように定期的に社内の出来事をシェアする場を設けて、一定の会社理解を促すようにしています。

新しく初めてうまくいきそうなこと

LT(Lightning Talk)

勉強会をやって欲しいという声を定期的に聞いていたのですが、準備の工数や継続性に課題を感じていたので、まずはかなりライトにLTとして実施することにしてみました。
7月から月一で実施しています。
初回のテーマは「リモート勤務時のおすすめツール/ガジェット」。第二回は「みんなのデスク環境」というテーマで実施しました。メンバー自身のことを知る機会にもなり、開催中のチャットの交流も盛んで概ね好評です。
最初はカジュアルなテーマ設定ですが、少しずつテック寄りのテーマに移行していき、勉強会が定期的に行われるような文化形成に繋げていきたいです。

定期1on1

今までは不定期に各チームの裁量で行われていた1on1に加えて、TechOffice主導で定期的に実施する1on1も加えました。役割として、各チームで行われるものは業務上の課題に技術的な側面でアプローチしていくものです。対してTechOfficeの1on1は主に働き方や人間関係、組織運営に関してヒヤリングを行い吸い上げた課題は即時解決に動き出します。「どこに声をあげればいいかわからない」といった内容を拾い上げる役割にもなっており、些細な課題も多いですが一定の成果をあげています。

組織サーベイ

カオナビというタレントマネジメントツールのサーベイ機能を利用しています。合計10問の数分で終わる簡単なサーベイに毎月全メンバーに回答してもらっています。体調や人間関係、業務量にやりがいなど、定期的に実施することで課題も見えてくるので、組織運営に活かせています。任意で面談希望を出せるようにもなっているので、先述した定期1on1と組み合わせて運用しています。

新しくはじめてうまくいかなかったこと

雑ラン(Gather)

まず雑ランというのは「雑談ランチ会」の略称で、オンラインコミュニケーションツールを使って毎日希望者でランチ会をしようというものでした。1ヶ月ほど運用してみて、参加者が全然集まらず形を変えることになりました。原因としては、

  • 時間が固定なので都合がつかないことが多い

  • ランチの時ぐらいPCの前から離れたい

  • 話したことがない人が多くてキンチョーする

Gatherというツールを使いました。ドット調で自分のアバターもつくれて楽しい!

といった感じでした。これは運営側も同じ所感だったのでランチ会は廃止して、いつでも参加できる作業部屋として生まれ変わりました。また、参加を促すようなスタンスではなく参加したい人がいつでも使える場所として認識を改めました。リモート環境で集中して業務に取り組めることを快適に感じているメンバーも非常に多いためです。

これからもTry & Error

以上がここ数ヶ月でミイダスTechOfficeが取り組んできた内容です。感じたこととしては、うまくいかないこともあるけど、やっぱりまずはやってみることが大事だよね。ということです。良くも悪くも想定と違う反応が返ってくることが多いので、まずはスモールにカジュアルにトライしてみて、結果をみて調整して正解を探していくスタンスが大事だなと感じます。全社に影響のあるものばかりなので大事な部分はしっかり詰めますが、すぐに軌道修正できるように設計しておくと立ち回りやすいです。

また、これからやってみたいこととしては、フルリモートに適した福利厚生をもっと考えたいなと思っているので、社内のコミュニケーション設計が固まったら取り組みたいと思っています!今回の中でもLTなんかはまだ始まったばかりなので、回数を重ねたらまた記事にしたいと思いますのでお楽しみに〜。それではまた!


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