miiboの新機能：IPアドレス制限で、AIとの会話をより安全かつ柔軟に管理

会話型AI開発プラットフォーム「miibo」に、多くのユーザーからリクエストをいただいていた新機能「IPアドレス制限」が追加されました。
この機能により、AIとの会話をより安全かつ柔軟に管理できるようになります。

「IPアドレス制限」機能とは

本機能は、特定のIPアドレスの許可 もしくは ブロック の2つの方法を備えており、公開設定画面より簡単に設定いただけます。

• 特定のネットワーク環境でのみAIとの会話を可能に

特定のIPアドレスのみ許可する設定

• 特定のネットワークからのアクセスを制限

特定のIPアドレスのみブロックする設定

「IPアドレス制限」機能の注意点

本機能は、対象外のユーザーの場合「会話画面にはアクセス可能で会話ができない」仕様になっています。
ご活用いただく際はご注意ください。

対象外のユーザーからアクセスした場合の画面

「IPアドレス制限」機能の活用例

本機能により、例えば以下のような活用可能性が考えられます。

1. 企業内限定のAIアシスタント
   社内ネットワークのIPアドレス範囲からのみアクセス可能なAIを設定できます。
   新製品開発情報や機密データを扱うAIアシスタントを安全に運用し、情報漏洩リスクを大幅に低減できます。同時に、社内での情報共有や業務効率化にも貢献します。

2. 地域限定サービスの提供
   特定地域のIPアドレス範囲からのみアクセス可能なAIを設定することで、地域特化型の情報提供や顧客サポートが実現可能です。
   例えば、地方自治体や観光局が地域限定の観光案内AIを提供することで、よりパーソナライズされた地域情報を提供できます。

3. 不正アクセスの防止
   特定のIPアドレスからのアクセスを制限することで、潜在的な不正利用やスパムを防ぐことができます。これにより、AIの運用コストを抑えつつ、正規ユーザーへの高いサービス品質を維持することが可能になります。

4. 教育機関での活用
   学校や大学のネットワーク内でのみアクセス可能なAIを設定することで、学習支援ツールとして安全に活用できます。学校や大学特有の情報やナレッジを保護しつつ、キャンパス内での学習意欲向上につながる環境を提供できます。

5. イベント限定AIの運用
   特定のイベント会場のネットワークでのみアクセス可能なAIを設定することで、参加者限定の情報提供や案内サービスを実現できます。これにより、イベント体験の質を向上させ、運営の効率化にも貢献します。
   

終わりに

miiboは、誰でも簡単に実用的な「会話型AI」をつくれる会話型AI構築プラットフォームとして、ユーザーの皆様により安全で柔軟なAI運用環境を提供することを目指しています。

「IP制限機能」を活用することで、AIとのコミュニケーションをより効果的に管理し、ビジネスや教育、イベントなど様々な場面で付加価値の高いサービスを展開されることを期待しています。

まだmiiboを触ったことがない方は、ぜひmiiboのトライアル利用をお試しください！

miibo - 会話型AIをノーコードでカンタンに作成