リアルにノートにメモっとけ。
webライターのお仕事を受け始めて一か月が経とうとしています。
文章を書いていて、どうしても自分の得意な言葉遣いだったりとか、使いがちな言い回しってあるんじゃないかなと思います。
表現力の幅を広げたいなあとお思いの方。
一緒にこの方法をチャレンジしてみませんか。
webライターの仕事とは
webライターという仕事は読者に分かりやすく伝えるのが本質。
特に専門性のあるライティングとなると情報を噛み砕いて、間違いがなく伝える必要があります。
そうなると、どうしても何となく堅い印象にとられたり、読者にとって読みづらさを感じさせてしまうのかも。
また、なんとなく語尾の変化をつけてしつこくない印象にするものの、「これって読んでて頭に入るのか」と疑問に思うことがあります。
例えば
・です
・ます
・と思います
・と考えます
・と感じます
など、なんとなくつまらないですよね。
さらにwebライティングの技法として
・最初に結論を述べ、相手を惹きつける
・体言止めを用いて文章にリズムをつける
・意味の切れ間の余白をつくる
・ひらがな多めに読みやすく
・こんな感じに箇条書き
など、様々あります。
しかし、「それが習得されていたとしても魅力的な文章なのだろうか」とふと思ったのです。
言葉の引き出しを増やそう
「この人の話って、文章って素敵だな」って思うとき、共通していることがあります。
そう、言葉の引き出しが多いことです。
もちろんその人の培ってきた経験があるからこそ魅力的に映るんだと思います。
でも、色んな経験をしてきてもそれを表現することが苦手だとやっぱり伝わらないですよね。
あなたがどんなことを見聞きし、どう感じ、どういう根拠をもとに主張しているのかということを言語化する能力は、ライターを生業とする上で一目置かれる技術でしょう。
及ばずながら、まだまだひよっこライターの私ですが、言語化する能力というのは日々磨きたい所存。
喉から手が出るほど欲しい技術です。
先日、オンライン勉強会でコラムニストでスピーチライターである「ひきたよしあき」さんのお話を聞きました。
彼は編集者で駆け出しの頃、私と同様に「 魅力的な伝え方を身につけるにはどうすればいいのか」と模索されたそうです。
「人の頭で考える」 リアルにノートにメモっとけ
今回お伝えしたいのは、「人の頭で考える」習慣です。
ひきたさんは、どうすれば魅力的に、印象的に伝えられるか考えた時、ある一つのことを行動し続けたそうです。
それが「人の頭で考える」習慣です。
具体的には、他の人の思考になって考え、言葉を選ぶ。ということだそうです。
「あの人ならなんて言うだろう」
「あの人ならなんて考えるだろう」
と、なんども人の頭で考えることによって自分の考えになるということなんですね。
これは表現の引き出しだけでなく、考え方の引き出しに繋がるので、私はとても強く共感しました。
(共感した理由はこちらの記事にてお分かりいただけるかと思います。)
さらに、人は引き出しを埋めていくと同時に忘れていく生き物でもあります。
だから、人から聞いたいい言葉は実際に書き出して見直せるようにされていたそう。
つまり、
「リアルにノートにメモっとけ」。
おわりに
文章に真剣に向き合うようになってから、これを読んでいる向こう側の人のことを考えるようになりました。
小説などは想像を膨らませて楽しむものですが、私が取り扱おうとしている医療記事は正確に伝わることが重要です。
扱うメディアの雰囲気に合わせて、文体を整えていくことはもちろん大事です。
どんな人が読む記事なのかにもよって、表現の仕方は変えていかなければなりません。
しかし、分かりやすくともただ堅っ苦しい文章で説明されても、相手の「読みたい」にはならないんじゃないかと思うんです。
せっかく、伝えるならば「なんかいいな」と思ってもらいたいですね。
P.S.
みっこは宇宙兄弟の熱狂的なファンです。
「心のノートにメモっとけ」byデニール・ヤング
一番好きな名言はちょっと長いですが、
「迷った時はね“どっちが正しいか”なんて考えちゃダメよ 日が暮れちゃうわ 頭で考えなきゃいいのよ 答えはもっと下 あなたのことならあなたの胸が知ってるもんよ “どっちが楽しいか”で決めなさい」by金子シャロン
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