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ドイツのDHLが一筋縄ではいかない話
こんにちは!お久しぶりの投稿です。
クリスマスあたりからドイツらしからぬ暖かさでしばらく過ごしやすい日々が続いていましたが、最近は最高気温0度程度とドイツらしい冬が戻ってきました。
さて今日はドイツで悪評高きDHLについて、わたしの経験を書いてみようと思います。
ケース①集荷日に集荷に来ない
空気清浄機が故障したのですが、幸いメーカー保証期間内だったため無償で修理してもらえることになりました。わりと大きな製品でしたので、メーカーがDHLに集荷を依頼してくれ、集荷日に自宅で待機していました。時間は指定できないとのことで丸1日自宅で待ちぼうけ。そう、DHLは来なかったのです。
ある意味想定内。DHLが集荷に来なかったので自分で郵便局へ持ち込みたいとメーカーに連絡。翌日大きな空気清浄機を抱えてバスに乗り、ゼーゼー息を切らしながら郵便局での手続きを済ませました。
そして集荷予定日の翌々日、同じマンションの方が「マンションの入口にDHLからあなた宛の不在表が貼ってありますよ。」と教えてくれました。その不在表には「集荷に来ましたが不在でした。再集荷については再度日にちを指定ください。」といった内容のことが書かれていました。集荷指定日って一昨日でしたよね?DHLさん。そりゃ今日来ても不在でしょうね。
ケース②Packstationで荷物が受け取れない
ドイツで荷物を受け取る際、不在の場合にはその荷物はご近所さんに託されることが多々あります。わたしはこのシステムがとても苦手です。なぜならうちのマンションは戸数が多く、どの部屋の方が預かってくれているのか探し出すのが至難の業だからです。(ドアに部屋番号が書かれていないおうちもあり、恐らくここかな?くらいの憶測で呼び鈴を押してみたり、、。)探し当ててもその方がお留守で何度も訪ねなければいけなかったりと、とにかく手間なのです。
その手間を省くべく、Packstation(DHL専用の宅配ボックスのようなもの)で荷物を受け取れるように登録しました。それまでDHLとの関わりが面倒でネットショッピングは極力利用しないようにしていましたが、Packstationの登録を機にネットショッピングを再開しました。
ある日Packistationに荷物を受け取りに行くと、いつもアプリ上に現れる受け取りに必要なQRコードが出てこない。それがなくてもPackstationのモニターに受取ナンバーなどを手入力すれば受け取れるはず!と手元にある数字の羅列を手あたり次第入力してみましたが反応せず。結局Packstationに記載されているDHLカスタマーサービスに電話をし状況を話すと、新たな数字の羅列を教えられ、それを入力すると荷物を受け取ることができました。なぜQRコードが出てこなかったのか、なぜ受け取りに必要なナンバーがどこにも記載されていなかったのかさっぱりわからず。やっぱりネットショッピングは極力控えようと思ったのでした。
ケース③日本から来た荷物が配達されることなく日本に送り返された
実はこれ、そんなに稀な話でもないのです。
夫の会社では駐在員が利用できるサービスとして、指定されたサイトで日本の食材や日用品などを注文でき、その送料を会社が負担してくれます。(上限あり) 先にも書きましたとおり不在時の面倒を避けるため、配達先は夫の会社にしていました。
ある日いつものようにサイトで食材を注文しました。待っても待っても荷物が届かない。さすがにおかしいと思い追跡してみると、荷物はすでにドイツに到着しており、会社のそばのDHLに保管されていることがわかりました。翌日夫が出社の際にそこへ行ってみると「DHLでの保管期間が過ぎたため発送元へ送り返しました。」と。こちらには不在通知も来ていない状況でどうしろというのか。その後すぐ、DHLカスタマーサービスにクレームを入れ、発送元を通じて日本郵政からもDHLに状況を確認してもらいました。が、「保管期間が過ぎたので~」の一点張り。不在通知が入っていなかったことから、一度も配達されずに忘れ去られたあげく送り返されたのではないかと疑っています。
送り返された荷物は無事に?発送元へ戻りました。幸いにも夫の会社が再発送にかかる費用を負担してくれ、数週間後に荷物を受け取ることができました。それ以降、DHLに関わることが煩わしくなりそのサービスも積極的に利用することはなくなりました。わたしが住んでいる都市ではそこまで多くの日本の食材が手に入るわけではありませんので、このようなサービスは本当に助かります。でもDHLに関わることが本当にストレスなのです。
心の平穏を保つために
「ネットショッピングを極力減らすことでDHLとの距離を置く」
これがわたしのドイツで平和に生きるための極意です。
ドイツ生活、一筋縄でいかないことだらけ。
ではまた~Tschüss!