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駐在妻×現地語 現地語学習をおすすめする理由
こんにちは。先日1年半ぶりに日本へ帰国し、約2週間楽しい時間を過ごしてきました。ドイツに戻ると夏は完全に過ぎ去り、薄手のダウンコートが活躍する時期に。スーパーのお菓子売り場もすっかりクリスマス仕様です。
さて今日は前回の「ドイツ語学習」に関連して、「駐在妻×現地語」について書いてみようと思います。
現地語(ドイツ語)を勉強してよかったこと
●語学学校で外国人の友達ができた
わたしは数年前に語学学校で出会った外国人の友達と今でも仲よくしており、一緒にショッピングに行ったり家族ぐるみの付き合いをしたりしています。ドイツ語という共通言語ができたおかげで素敵な仲間たちに出会うことができました。
●対面販売(パン屋さん、お肉屋さんなど)を利用できる
スーパーでのお買い物も、同じところで同じものばかり購入していると飽きてきてしまうことも。対面販売のカウンターで店員さんと「これはライ麦のパンですか?」「このパンを半分ください。スライスしてもらえますか?」「人気のあるチーズはどれですか?」などドイツ語での会話ができれば怖いものなし!食事の幅が広がりました。
●病院の選択肢が増える
わたしが住んでいる地域には日本語が通じる病院はなく、英語が通じる病院も多くはありません。先生は英語を話すことができたとしても、受付の方との会話や問診票の記入の際にはドイツ語が必要になることも。仮に近くに日本語や英語が通じる病院があったとしても、先生と治療方針が合わなかったりなかなか予約が取れないということも容易に想像できます。
ドイツ語ができれば病院の選択肢が増え、信頼できるかかりつけ医を見つけられるチャンスが広がります。わたしは心配性なタイプなので、先生とドイツ語で納得いくまで話ができることで大きな安心を得られています。
とはいえドイツ語で病院関係のあれこれをこなすのは至難の業。わたしは医療関係の単語には馴染みがないので、病院に行く前に症状やそれまでの経緯をドイツ語でまとめたものと想定問答集、診察の際に出てくるであろう単語リストを作成してから診察に挑みます。
●何かと人に頼む必要がなくなりラク
例えば病院の診察予約をしたいとき、夫を通じて会社の同僚にお願いしたり、ドイツ語を話せる友達に頼むのもひとつの手です。実際わたしもドイツ語初心者の頃はそうしていました。ですが、予約ひとつに何度もコミュニケーションを取らなければならなかったり、思いのほか時間がかかったりとスムーズにいかないものです。ドイツ語を学ぶことで自分でできることが増え、そういった小さなストレスから解放されました。
生活の基盤を担う駐在妻だからこそ
ただただ日常生活を送っているだけでも日々小さな問題や疑問に直面しますが、現地語ができればそれらはだいたい自分の力で解決することができます。これってすごく大事なことだとわたしは思います。なぜなら、日々直面する問題や疑問を「できない」「わからない」ままにしておくことは積もり積もって大きなストレスになりますし、いちいち人に聞くのも骨が折れるからです。
できるだけストレスなくラクに日常生活を送るために、現地語学習は不可欠だとわたしは実感しています。どうしても語学が苦手!という方も、単語ひとつからゆっくり始めてみませんか?自分でできることが増えるって楽しいですよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回はわたしが体験したドイツの病院事情について書いてみようと思います。Tschüss!!