野良猫の保護という選択肢
ヴィーガンコミュニティにいると、毎日のように猫の里親募集を目にします。
野良猫さんを捕獲して避妊・去勢手術し、元の場所に帰すTNRの活動も、ここで知りました。
野良猫を家猫として保護する人たちの活動も見ており、猫が小さいうちにそうする必要があるのだと感じるようになっていました。
私が関わっていた野良猫・むちゃんには3匹の子供がいて、なかでも一番小さい子はお母さんっ子で、いつもくっついていました。
外猫ハウスにカメラをつけて観察していると、その子はお母さんが出掛けている時は一人ぽっちで不安そうです。
周りには田んぼか多く、外猫ハウスにイタチが入ってきて暴れることがあったり‥
冬を控えていたのもあり、私はむちゃんの子供を一匹保護することにしました。
そうして家族になったのが『てんちゃん』です。
初めはむちゃんへの罪悪感でいっぱいで、いなくなった子供を探す様子をカメラで見ては胸が苦しくなり泣きました。
てんちゃんも推定3ヶ月くらいだったのでお母さんを求めていました。
てんちゃんは始めなかなか懐いてくれませんでしたが、保護猫のカウンセリングサービスを受けたりしていくうちに、猫の習性に詳しくなっていきました。
そして、少しずつ心を開いてくれるようになり、関係性を築いていきました。
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