虎者NINJAPAN、有観客だからこそ舞台は完成すると思う。

なんでもない月曜日がとてつもなくモチベーションになったのか確か今月の頭のことだったと思う。

今日は応援しているジャニーズJr./Travis Japanの主演舞台「虎者 NINJAPAN 2020」の生配信日でした。

こんな状況になってから唯一良かったことといえばコンサートの配信環境が整ってきていることだと思う。地方に住む学生、時間はあるけど金はそんなにないので、泣く泣く諦めてきた公演が数え切れないほどある。
だからこそ住む場所を気にせずに誰でもエンタテイメントを楽しめる「配信」というツールが一般的になってきたことがとても嬉しい。

ジャニーズネットオンライン、この夏に本格的に指導をはじめてから3ヶ月ほど、そこそこの金額をそこに落としてきたけれどもしかしたら一番楽しみだったのは今回の虎者だったかもしれない。


想像していた以上に動きまくっている舞台だった。踊って歌って演技して、踊って歌って演技して、トランポリンして殺陣してプロジェクションマッピングの前で踊ってトランポリンしていた。

ジャニーズの舞台ならではのいろんなエンタテイメントの要素ごちゃまぜにした宝箱!のような怒涛の展開がなんだかんだで好きなので楽しく観劇させていただいた。


以下、思ったことをつらつら書いていく。


有観客

2月の下旬からお客様を入れられない状態が長く続いた。会場の新橋演舞場はあの日から初めて有観客で行う公演が虎者、実に7ヶ月以上ぶりの公演なのである。生配信を観ながら一つ一つで拍手が起こるあの感じが本当に久しぶりで、舞台上のパフォーマンスに対してこちらの気持ちを直に伝えられている感じが嬉しかった。また完全に主観ではあるが、こころなしかメンバーの表情も有観客の方がより生き生きしているように思えた。その表情が観たかったのです…。

最後のスタオベもぐっときた。舞台は舞台の上だけでは完結しなくて、こちらからの感動した!素晴らしかった!の気持ちをギブすることが大切なのかなと思っているので、それを直に伝えられるのはやっぱり有観客ならではだなあ。


アクション

まあびっくりするくらい動いていた。特に応援させていただいている川島如恵留さんなんてびっくりするくらい回っていた。多分20回くらいバク転していた。トランポリンの上も合わせたら30回くらい回っていそう。昨年の虎者が終わってからすぐに練習に入った成果なのか、本当にきれいに宙を舞う7人はかっこよかった。平和を守るために立ち向かう虎者だった。

超余談ですが、如恵留さんは特撮の現場にいっても驚かれる身体能力だと思う。

ショータイム

ジャズバージョンのHappy Groovy、きっとTravis Japanにしかできないのでは?と思うくらい舞台のショータイムで歌い踊ることがぴったりだった。生でみたいなあ。シルクハットと銀の新衣装で優雅に舞うTravis Japan、いつもYouTubeでわーきゃーお話している彼らとは違う、大人の色気がたっぷりでなんて最高なパフォーマンス、、、と思った。曲がど好みで本人たちのパフォーマンスに全幅の信頼をおいていればもうそれは相乗効果でびっくりするくらい素晴らしいものになるのだ。また、観たい。

千年メドレー、昨年からショータイムの目玉扱いの楽曲。今年の2月に少年倶楽部で披露されたときからまた進化していた。気迫が違った。やはり舞台で見ることに意味がある楽曲なのかも知れない。少年隊の東山さん、事務所のレジェンドの楽曲を数年ぶりに披露するのがジャニーズJr.のTravis Japanというだけあり、きっと本人たちも毎回楽曲に食らいつく気持ちでパフォーマンスしているのだと思う。体力的にも限界であろうところで繰り出されるダンスが、歌が、自然とこちら側の気持ちも引き上げてどんどん千年メドレーの世界が作り上げられていく。

「今僕らの ステージの 輝きも ときめきだけを あぁ 感じるための 幻さ・・・ いつか消える」

やっぱりこの歌詞をアイドルが歌うところにぐっと来てしまう、、、。あんなに最高のパフォーマンスをしたあとにこんな歌詞の曲を歌うなんてずるい、、、。


久しぶりにザ・エンタテイメントを体中で感じることができてとても嬉しかった。

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