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【雑記#9】 B'z稲葉さんは黄金の精神の持ち主だ!!

ロックシンガーB'z稲葉浩志さんと元サッカー選手の中田英寿さんの対談を先日聞いた。その中で印象に残ったのが、中田さんから稲葉さんへの「若い頃とは気持ちも考え方も変化しているだろうに、昔の歌を歌うことに違和感を覚えないのか?」という質問だ。
稲葉さんは首を捻りつつ、「望んだキーがパッと出ないとか物理的な制約はあるけれど、精神的な面での違和感を感じることはない」というような答えを返していた。

なんかすごく、「あ、そうだよな」と思った。稲葉さんって昔と変わってないよね、と。

私は小学生の頃にアルバム『Loose』に出会って以来の筋金入りのB'zファンだ。お小遣いはほとんどCDに消え、お年玉はファンクラブの会費とライブ費用に消えた。
中田さんとの対談を見てから、これまでに参加したライブや拝見したインタビューをつらつらと思い返していた。

2002年のアルバムツアーGreen
「Greenな俺たちはbeautiful」

いつだったかの海外公演後の振り返り
「空席が結構あって。それが嬉しかった。まだまだ余白があるって感じが」

内容はうろ覚えなので正確ではないけれど、エッセンスとしてはこういうことを仰っていた。

売れるとかウケるとかそういうことではなく、いつの時代でも全力で歌い、演奏する。その中で魂を磨いていく…
成長して行く過程に喜びがあり、その道をいくことそのものが美しい。これが稲葉さんの精神性なのだと思う。

もうさあ…もう……ジョースター家の男じゃん!!?
黄金の精神の持ち主なのよ。

最近もいろんな歌手とコラボレーションしたり、地方のフェスに積極的に出たりさ。成長に対してほんっと貪欲だよね!?
2017年のフェス(ロッキン)に初出演した時もがつんと本気のパフォーマンスかまして、観客を大いに沸かせて「長く続けると良いことがあるもんですね。こんな素敵な景色が見られるなんて」って笑顔でさあ…
そら同時間帯に別ステージでパフォーマンスしてた岡崎体育も「B'zの裏はつらい」てコールアンドレスポンス生み出すわ。

B'zは若手じゃないわけよ。大ベテランなの。それでいてまだまだ成長したいって言ってもそれが嫌味でもなんでもなくて、メチャクチャ爽やかで。

うわーーー自分も頑張ろうって心の底から思えるんだ。
もうずっとB'zやっててほしい。私が死ぬまでずっとライブしてほしい。(無茶を言うな)


あとさ、稲葉さんが若い頃からずっと書く歌詞の根本にあるものは変わっていないと私は思う。

2018年のライブHINOTORIで、「(brotherhoodという曲の中の)we will be alright というフレーズは元は身近な人へ向けて言うことと想定して書いた歌詞だったけど、たくさんのライブをやる中でどんどん遠くまで届けたいと思うようになった。みなさんももう少しだけ遠くに届くように歌ってみるときっともっと美しく響くんじゃないか」というようなことを仰っていた。私はこれを聞いて、「Greenな俺たちはbeautiful」というMCを思い出したんだよ。
成長していこう、人に優しくしよう、ああ、これって人間の持つ美しさだなあって心底思ったの。

人間はみんなひとりで弱い存在で、だけど一歩でも前に進むんだ。あなたのその個人的な闘いを僕はちゃんと見てる。
そういう歌詞なの。
でも、一緒に戦ってくれるとか手伝ってくれる感じではない笑

人はみなそれぞれに光を目指す存在で、その旅路は本質的には孤独なもの。だからこそ互いの存在を心の支えにして、明るい方向へ進んでいきましょう。あなたも、私も。

……って感じなんだよなあ!!優しさと寂しさが違和感なく共存してる、それでいて押し付けがましさも冷たさもない。
そういう意味で、稲葉さんは変わってないんだと思う。若い頃の歌詞も今の歌詞も、やっぱり根本にあるのが人間讃歌だもの。

ほ、ほらーーー!
やっぱりジョジョじゃあないか!
黄金の道を行く覚悟と資格と力を備えている最高のsinger、それがB'zの稲葉浩志さんだ!!

とりあえず公式のライブダイジェスト動画貼っておきますねーーー!!?


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