使う分だけ作るというシンプルさを市場に
お友達が教えてくれた「プリント・ソーシャル (Print Social)」が、画期的なサービスだったのでシェアしたい。
プリント・ソーシャル (Print Social)はクリエイターたちが、作成したTシャツデザインを先行販売出来る、英国発のオンラインプラットフォームだ。
自身のデザインを印刷する前にウェブ上で公開し、購入希望者を募る。公開期間中に、5枚以上のオーダーが入るとTシャツ制作が可能になる。
需要に見合った分だけを供給することでコストを最小限に押さえ、衣類廃棄問題も払拭する、サステイナブルなビジネスモデルだ。
海外発送にも対応しており、プリント・ソーシャル (Print Social)が作業を請け負ってくれる。パッケージには、環境に優しい溶解可能な袋(下の動画を見る限りでは本当に環境に優しいのか少し不安になるが)とリサイクルされたグリーンポリエチレンからなる郵送バッグが使用されている。
売上の一部を、WWFやセーブ・ザ・チルドレン、オックスファムといった団体に寄付しているそうだ。
印刷が各国で出来たり、場合によってはTシャツが一括でクリエイターへ配送された方が、配送時の二酸化炭素排出量を減らせる気もするが、衣類廃棄問題に対する解決策としては素晴らしい取り組みだと思う。
今後は大手企業にもこういった取組みを開始していただき、スケールアップに期待したい。日本人としては、世界をまたにかけるユニクロや無印良品といった企業が牽引していってくれたらとても嬉しい。