またアイライン引いてみるか。
以前、メイクを仕事にしていた時期があるのですが、自分の顔については定期的に迷子になってきました。
それはだいたい20代、30代、40代の節目
肌にハリのある頃は、バッチリメイクに違和感はなく、それはそれはメイクが楽しかった。
30代に入ると、ラメ感が強いアイシャドウに違和感が出てくる。
そして、それまで使っていたファンデがしっくりこなくなる。原因は乾燥。
重ねれば重ねるほどに、昭和のおばちゃん感に出来上がってしまうので、だんだんと引き算メイクになった。
40代の今は、たくさんの工程を省いていて
平たい顔族になっているけれど、ナチュラルメイクと言えばいいことにしている。
正直めんどくさくなっていた。
スッピンでも全然平気な顔立ちの人が羨ましい…
ここ数年、アイラインも引いていなかった。
もう一度言うけど、私は平たい顔族です。
今はアイシャドウ2色と技術で、なんとか目元の彫りを作っています。
最近、体調もあってか、ふと鏡に映る自分の顔が引力に耐えられていないと気付いた。
写真を撮ると毎回想像を超えてショックを受けている。
コレが現実よ。と。
メイクの仕事から離れ、自分も引き算メイクを数年しているうちに、世の中には新しいメイク商品がたくさん出ていた。
たまたま手に取ったアイライナーが、昔のそれとは全然違う描き心地になっていて
おっと?これなら、トレンドの目元を作れそうだと思って試してみた。
あらやだ、顔が生き返ってるじゃないの?
と言うことで、数年ぶりにアイライナーを引くことにしました。
ついでに、口紅の種類も増えているではないか!前はこんな発色と質感は無かったぞ?
以前はツヤツヤテカテカのグロスが流行ったなぁ。
今は、グロスじゃなくても艶の出る口紅がしっくりこない。
マスクするし、どうでもいいやと思っていたけど…
新感覚の口紅で、健康な顔が完成しました。
元気のない時ほど、メイクひとつで気分が上がることをすっかり忘れていた。
メイクをさせてもらった時に、わぁ〜⭐︎と目を輝かせてくれるお客様やモデルさんの表情も嬉しかったことを思い出した。
その技術、自分に使わないでどうする。