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2024年秋ドラマ【11/3週】

先週は遅れてしまいましたが、なんとか今週は追いつきましたー!
でも、やはり1日に1本以上観るのなかなかしんどいのが本音なので、来週はさらに絞り込む予定です。
ドラマもほとんどが中盤に差し掛かっていて、マイランキングも大分固まってきました!わーい!

それでは、今週分のドラマのご報告をはじめます!


日曜



光る君へ

NHK総合ほか 毎週日曜 後8:00~8:45
大河ドラマ/愛憎と権力が渦巻く宮中での天皇、貴族たちの生き様を、紫式部の視点で描く!

道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)の覇権争いが続いていましたが、道長(柄本佑)が体調不良になり、めちゃくちゃ弱ってます。メンタルも弱ってます。

というのも、「道長が亡くなったら嬉しい人リスト」というタチの悪いものが宮中に流れたのです。誰も信じられない!という気持ちになる道長。

宮中で、道長(柄本佑)と三条天皇(木村達成)が覇権争い。道長は娘・妍子(倉沢杏菜)を三条天皇の中宮にするも、三条天皇は長年付き添った東宮妃・すけ子(朝倉あき)を皇后にすると宣言。そこで道長は権力を誇示するため、ある計画を立てる。しかし体調に異変が…。一方、まひろ(吉高由里子)は里帰り中に、娘の賢子(南沙良)がケガをした双寿丸(伊藤健太郎)を連れているところに出くわし…

そんな道長とまひろが、川辺に向かいます。
弱音を吐く道長に対して、まひろは言います。

まひろ「私も、もう終えても良いと思っておりました。物語も終わりましたし、皇太后様も強くたくましくなられました。この世に私の役目は、もうありませぬ。」
まひろ「この川で二人流されてみません?」
道長「お前は俺より先に死んではならん。死ぬな」
まひろ「ならば、道長様も生きてくださいませ。道長様が生きておられれば、私も生きられます」

やはり道長は、まひろの言葉が一番心に響くのですね。
「源氏物語は終わった」と言っていたまひろは、物語を書くことをやめていましたが、再び物語を書き始めます。
やりたいことがなくなってしまったり、心に燃える炎のようなものが消えてしまうと、「もういいかな」と思ってしまう気持ち、よく分かります。
心の炎を取り戻せて良かった。
最近自分もそのような気持ちになっていたので、共感する部分がとてもありまいした。

『光る君へ』も、華やかな時代を経て、色んな権力者も亡くなり、終盤に向かっている感がすごい‥‥‥!!
完結後、まずは紫式部について本で読みたくなっています。



海に眠るダイヤモンド

TBS 毎週日曜 後9:00~
脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子の強力チームで贈る! 昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大なヒューマンラブエンターテインメント!
【完全オリジナル/脚本:野木亜紀子×監督:塚原あゆ子×プロデューサー:新井順子】

こちらはまだ第2話と、他のドラマと比べると進みが遅いですね。
1話で世界観が登場人物についてが説明されて、2話からはいよいよ話が進んでいきます。ここからどのようになっていくのか、まだまだ予想がつきません。
第2話では、「あれは何角関係なんだろうねぇ……」というセリフにもある通り、恋愛模様もかなり織り交ぜて語られました。
確かに、非常に複雑な恋愛模様だー!!!
島の中で一つの世界のようになっているので、そりゃそうですよね。矢印があちこちなるやつ。何だか学生時代を思い出します。

恋愛以外も、水問題や住居問題や台風の被害、さらには宗教的な部分も語られて、情報量の多さたるや……!!
こんな密度でずっと進むんでしょうか?ほんとに映画のようだなぁ。

現代。いづみ(宮本信子)は一体何者なのか、自分に似ているという “忘れられない人”とはどんな人物なのかが気になる玲央(神木隆之介)。そんな玲央にいづみは、かつて想いを寄せていた鉄平(神木)のこと、そして島での複雑な“恋模様”について語り始める。

1955年9月。端島では、リナ(池田エライザ)のことを気にかけて遊びに誘う鉄平を、複雑な思いで見つめる朝子(杉咲花)の姿が。朝子の鉄平への気持ちに気付いているリナもまた、自分へ向けられた鉄平の好意をかわしながら、複雑な思いを抱えていた。

一方、端島に生活用水を引く海底水道計画の検討会に参加する賢将(清水尋也)に連れ立って、長崎を訪れた百合子(土屋太鳳)は、アメリカ生まれの“スクエアダンス”と出会い、気に入って端島に持ち帰る。 すぐさま同好会を設立するべく、鉄平、朝子、賢将、リナを集めて練習に取り掛かる。その頃、端島には大型の台風が近づいてきてーー。

玲央(神木隆之介)「あんたは一体何者なんだ?」
の問いに対して、いづみ(宮本信子)を映した後に、リナ(池田エライザ)・朝子(杉咲花)・百合子(土屋太鳳)の三人の女性を映すのが憎い演出です。
完全に「さて、この三人の中のだ〜〜れだっ??」と視聴者に問いかけてますね。

まずは、「水問題」について。
端島には水がないので、1日に3回、船で運ばれてきて、貯水タンクに貯めておきます。
水を運ぶ女歩がいて、官公庁の邸宅や職員住宅へは彼女たちが働び、炭鉱員たちは毎日自分で汲んで運びます。
共同住宅では、水道の使用時間が決められていて、1日に1回汲んだ水を水瓶に貯めて、少しずつ大切に使う。

その水問題を解決するために計画されているのが、端島に生活用水を引く海底水道計画。
これほどの長距離を通したことがないということで、優秀な人材を集めて検討をし続けて早3年。
「相当困難性は高いが、技術的には可能」と言う結論がようやく出ます。

「完成が楽しみだなぁ。それまで1年か2年か?」と喜ぶ職員に対して、
辰雄(沢村一樹)「それまで端島は続く……?」
ふ、不穏。

恋愛模様に関しては、もう、複雑すぎて!!
矢印があちこちに向きすぎてて!!!

高校時代の鉄平(神木)→百合子(土屋太鳳)
今の鉄平(神木)→リナ(池田エライザ)
朝子(杉咲花)→鉄平(神木)
賢将(清水尋也)→本命は朝子(杉咲花)
百合子(土屋太鳳)→何だかんだで鉄平(神木)気になってる…?
※百合子(土屋太鳳)と賢将(清水尋也)は付き合ってる。
リナ(池田エライザ)→進平(斎藤工):になりそうな雰囲気
※進平(斎藤工)の妻・2年前に台風で波にさらわれていなくなった。

目眩がしそうですよ!!!!
でも、学生時代とか、コミュニティ内での恋愛って確かにこんな感じになりがちですよね。
くっついて別れて、別の人とくっついて別れて、みたいな。

百合子(土屋太鳳)の家庭環境も語られて、なかなか複雑な心境でしょうね。そりゃグレるのも仕方ないわ。
百合子の父母はキリスト教徒。百合子は神を信じておらず、日曜日の礼拝?もサボります。

百合子(土屋太鳳)「仏様もキリストも、目が合わない。きっと後ろめたいんだわ。何も救えやしないから」

そんなことを言う背景があり、きっと、キリスト教にすがっている母親が救われないからでしょう。
母親は、妹が亡くなって、救いを求めたのだと思います。
何か辛い事情があって、救いを求めて信仰するという人は、きっと多いですよね。
さらには母親の体調が悪く、「薬は飲んでいるけど、きっと治りゃしない。進行しても救われない」と嘆きます。
台風が来た時にも、キリストに向かって祈る母に、「そんなことしても意味ない!」と喧嘩をし、キリストの像を窓から投げ捨ててしまいます。

母娘問題だなぁ。。。
反発しつつ、見捨てることもできないんだろうなぁ。

恋愛に関しても後ろ向きです。
鉄平(神木)が自分を好きなことは分かっているけど、自分のことを好きな人と付き合うなんて…という理由で、賢将(清水尋也)と付き合ってる、と鉄平に告げます。

さらに、リナ(池田エライザ)に向かって、「鉄平からの映画デートの誘いに、朝子の前でOKするの!」「朝子も、脈がないって気付いた方が良い」「私って性格が悪いの」と告げたり。
はて……。
色々と捻じ曲がってしまってますね。


現代では、玲央(神木隆之介)がいづみ(宮本信子)の家に転がり込むような流れになって、家族は大反対??
この辺りコメディっぽくて心が救われました。笑
現代では玲央(神木隆之介)が色々とこんがらがってグレてしまっておりますが、何せ端島の話が濃すぎて、そこまでいけない〜〜。

とにかく、まだまだ序盤ということで、これからも楽しみです!


若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―

日本テレビ 毎週日曜 後10:30~
社会派シスターフッドコメディー/四人姉妹がそれぞれ幸せを追いかける物語!

脚本家のアシスタントとして働いている町田涼(堀田真由)。プロットを書くことを任せてもらうことに。

大した貯金もないのに会社を辞めて脚本家になる決意を固めた涼(堀田真由)は、なりふり構わず弟子入りした恋愛脚本家・大平かなえ(筒井真理子)にアイデアを採用され、かなえの下で正式にプロットライターとして働かせてもらえることになった。売れっ子脚本家への道を確実に歩み始めていると実感して張り切る涼だが……人生、一寸先はまさに闇。大家から家の更新料30万円の支払いを催促されて大ピンチに!

芽(畑芽育)の学費も支払わなきゃいけないのに今すぐ30万円用意するなんて、恵(仁村紗和)の貯金と合わせても今の町田家には到底無理。それでも誰にも頼りたくない涼は「わたしの原稿料で埋め合わせる」と姉妹の前で大見得を切り、かなえから原稿料をもらおうとするものの、「あなたまだ何も書いてないじゃない」と一蹴されてしまう。脚本家の世界は原稿料後払いが通例。ましてやまだ何の実績もない涼がそう簡単にお金をもらえるはずもなく……。

こうなったらひたすら書くしかないと腹をくくる涼は、かなえから依頼された恋愛ドラマのプロットを考え始めるが、恋愛に興味がなさすぎて何も思い浮かばない……。

一方、芽は沼田(深田竜生)の秘密を知ってしまったことから、沼田に口をきいてもらえなくなってしまう……。
そんな町田家に、長らく音沙汰のなかった母・満美(坂井真紀)が突然帰って来て、涼たち姉妹はびっくり仰天!自由奔放で超スーパー恋愛体質な満美の重大発表が、涼たち姉妹をますます窮地に陥れる――!

今回はお母さんが登場!
母・満美役は(坂井真紀)さんでした。この母親がどうしても受け入れられなくて、ずっとモヤモヤしました。
というか、母だけでなく。モヤモヤしっぱなしの回でした。

町田芽(畑芽育)が「アパートの名前が珍しくて覚えてた」と言って勝手に異性の同級生の家に行く。そこには小さい弟さんが。
「お腹すいた」という弟さんに出したのは、カップラーメン……。いや、熱で休んでる人にカップラーメン???

回想シーンの借り物競走では、「好きな人」
いや、いつの時代の話……?
っていうか一昔前はこのシュチュエーションよく見ましたけど、こんなの実際にやってる学校本当にあるんだろうか?

そして、彼氏に騙される母親。
「心臓移植に必要なお金が30万が必要。」「なんでめいの学費は出せるのに、ママには出せないの!?」「彼氏に貰った指輪を持って質屋に行ったら、にせものなので引き取れないって言われた。薄々騙されてるって分かってたけど、信じたかった。」
改心して娘たちと仲良く寝てると思ったら、翌朝、娘のお金を盗んでいなくなる母。
いやいやいやいや。いーやいやいやいや。

この辺りで観るのを断念してしまいました。
可愛い女性と服を観れるのは嬉しいけれど、都合よく話が進んでる感があって、来週以降はもういいかも。。。
話を進めるためのセリフと行動って感じがするんですよね。
あと、「日曜日ドラマが多すぎる問題」「予想外に『マイダイアリー』が面白い問題(?)」があるので、『マイダイアリー』の方を観ようと思ったのでした。

現代の服を楽しむドラマも、本当は残したかったー



マイダイアリー

日本テレビ 毎週日曜 後10:15~
物足りなかった人生を変えた“かけがえのない居場所”と、何気ない幸せな日々を描いた、日曜の夜にそっと心を軽くするヒーリングドラマ。
主演はドラマや映画、舞台と進境著しい若手実力派“清原果耶”に決定!
「あなたがふと思い返すのは、いつの、どんな人たちですか?」
【完全オリジナル/脚本:兵藤るり】

はぁ〜、今回も青春がまぶしかったな〜。
大学生たちのお話で、あー、そういう感覚あったなー、こんなことあったなーとか、思い出しながら見てしまいました。若いって良いなぁ。
毎日のように同じ場所に行って、友達と一緒に授業受けて、学食でご飯食べて。
自分にも大学時代がありましたが、貴重で大切な時間だったんだなぁとしんみり思いました。

大学時代なんてそんなこと思ってなかったですけどね!
初めての一人暮らし、たまに授業もサボったり、初めてバイドをしたり、ライブにたくさん行ったり、のびのびと過ごしていた気がします。

社会人になると、なかなか友達ってできづらいからなぁ。
会社の人ってどうしても友達とは言えず、プライベートと分けちゃう部分もあるし。

今回もとてもじんわりと心があたたまるような話でした。
将来に悩んだり、恋に悩んだり、はーーー、青春。良いなぁ。(そればっか)そしてやはり、『silent』的世界感って感じがするな〜。
弱い人を助けて自分の存在に自信を持てる事ってあると思うし、ダメ男とかメンヘラ女子と離れられない人ってそういう部分あると思うけど、きちんと別れを告げられて良かったですね。
「社会人の女性」ってだけで、大学生男子にはとても魅力的に見えるでしょうからね。偉いぞ!
はっきりと起こった長谷川愛莉ちゃんも偉い!

長谷川愛莉役の(見上愛)さんの衣装がとても好みだー!かわいいー!
この黄色のニットが特に好みー!!
お値段は36,300円と、かわいくない。。。

このサイドにラインが入ったパンツもかわいい。
今年はジャージっぽいデザインがトレンドですよね〜。可愛いな〜。
黒じゃなくて少し淡いのが良き。そして、トップスとスニーカーを緑でそろえてるのも良き〜〜〜!
しかもセンタープレスも入ってるし。
これは7,700円なので買えるかも…!!!


月曜


嘘解きレトリック

フジテレビ系 毎週月曜 後9:00~
ミステリー/貧乏探偵と超能力少女の異色コンビが奇妙な難事件を解決していく!
※漫画原作

前編後編と続いた今回。さすが2話ということだけあって、謎が解かれていくのがとても面白かったです。
本当は三つ子だったという結末ですが、娘がいることを隠し、一人娘のように見せていたのは、母親の悲しい過去がありました。
「双子は不吉」とか、確かに昔はあったのかもしれませんね。
今は全然普通のことですが。単純に育てるのが大変だし、金銭的にも大変だから、そのように言われるようになったんでしょうか……。

主人公の「嘘がわかる」能力を通して、「嘘」について掘り下げられるのがとても良いですね。
今回も「良い嘘」と「悪い嘘」について語られました。見方や環境などによって、良い嘘にも悪い嘘にもなる。
「三つ子ということを隠して一人娘だと世間に見せていた」という嘘は、両親にとっては娘を守るための嘘だったのでしょう。

ただ、嘘つきの刑事さんがね〜、一人テンション高くて浮いていて、かつ安直に全部外すのがね〜、ちょっとうるさいな、黙っててくれないかな、と思ってしまいました。
原作が漫画なので、漫画だったらコミカルで面白いんでしょうか?
ドラマ版は、ちょっとうるさすぎたかな。

さて、今回の話がとても良かったので、次回以降はどのように展開していくのでしょう…!!



モンスター

カンテレ 毎週月曜 後10:00〜
常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う。モンスター弁護士・神波亮子が、さまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に向かう異色のリーガル・エンターテインメント!
【完全オリジナル/脚本:橋部敦子】

モンスター弁護士・趣里さんも、ジェシーさんも、ゲスト役の役者の皆さんもとても素敵ではあるのですがー!
ストーリーがワンパターン化している感が否めない気がしてきました………!

実は裏に真のヒールがいる、というのも毎回同じで、そろそろ違うパターンで来てほしいなぁ。
ある物事を色んな視点から見ていくっていうのは面白いんですけどね。

リーガル物は名作が多いから制作するの難しそう。
堺雅人&新垣結衣の『リーガルハイ』は言わずもがな、昨年放送された、ムロツヨシ&平手友梨奈『うちの弁護士は手がかかる』も大好きだったんですよね。(この時の平手友梨奈ちゃんの衣装も毎回かわいかった〜)
こうしてみると、男性&女性パターン多いな。


火曜


宙わたる教室

NHK総合テレビ 毎週火曜 後10:00〜
東京・新宿にある定時制高校。そこにはさまざまな事情を抱えた生徒たちが通っていた。年齢もバックグラウンドもバラバラな彼らの元に、謎めいた理科教師の藤竹(窪田正孝)が赴任してくる。藤竹の導きにより、彼らは教室に「火星のクレーター」を再現する実験で学会発表を目指すが、自身が抱える障害、家庭内の問題、断ち切れない人間関係など様々な困難が立ちはだかり・・・
※小説原作

一歩一歩、「科学部」としての活動が本格的になっています。
キャバクラに勤める岳人のクラスメイトの麻衣(紺野彩夏)について、そして「定時制の科学部」であることの困難について描かれていました。

岳人(小林虎之介)、アンジェラ(ガウ)、佳純(伊東蒼)、長嶺(イッセー尾形)の4人で正式に科学部が発足。顧問の藤竹(窪田正孝)は活動目標として、高校の科学部などが研究発表を行う学会への参加を提案する。しかし見学に訪れた発表会のレベルがあまりに高く、部員たちは参加を尻込みする。キャバクラに勤める岳人のクラスメイトの麻衣(紺野彩夏)は、珍しく落ち込む岳人を見て…。

研究発表を行う学会への参加は、「年齢も定時制ということ、そして前例がない」という理由でエントリーすらできませんでした。
みんな色んな事情を抱えて、定時制に通っているわけで、不条理ですよね。

エントリーすらできなかったことにみんなショックを受けます。
そんな部員たちを、麻衣(紺野彩夏)は激励します。
「そんなことで落ち込んでどうするの?周りからとやかく言う人は、助けてはくれない、そんな人たちの言葉を気にしてどうするの?大事なのは、自分が何をやりたいかでしょ。できないなら、できる場所を見つけてやるしかないでしょ」
シングルマザーであり、「自分の店を持つ」という夢を持っている麻衣は、好奇な目を向けられたり、様々な毒を吐かれてきました。
そういう背景があるからこそ、言える言葉です。

そんな麻衣の言葉を受け、いよいよ「火星を作る!」という目標に向かってスタートします。
理科教師の藤竹(窪田正孝)は元は優秀な研究者だったのに、なぜ今は教師をしているのか?これからどのように「定時制の科学部が巻き返していくのか」たのしみですね!


水曜


全領域異常解決室

フジテレビ系 毎週水曜 後10:00~
身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」という捜査機関が解決していく1話完結型ドラマです。その扱う事件の対象は、まさに“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった“超常現象”など、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑んでいきます。
【完全オリジナル/脚本:脚本・黒岩勉×演出・石川淳一】

5話は星野真里さんの回!
今回の超常現象は「千里眼」が扱われてました。
千里眼とは、遠い場所のことをよく見知っていたり、まだ起きていない未来のことがわかる能力のこと。
「千里眼」はよく目にするな!

そして、物語もだいぶ進みましたね!

東京のあちこちで爆破予告が相次ぎ、ヒルコから犯行声明が出された。これまでの4件は全て爆発の1時間前にマスコミに向けて予告があり、そのすぐ後に警察に爆発物の場所を伝える電話があったため、未遂に終わっていた。
「全決」と警察による捜査会議では、現場の映像を確認すると、全ての場所に謎の女性・豊玉妃花(福本莉子)が現れていた。雨野小夢(広瀬アリス)らは彼女がヒルコではないかと推測。一方、興玉雅(藤原竜也)はマスコミに予告している人間と警察に通報している人間は別だと話す。

そんな時、新たな爆破予告が届く。今回は爆破まで30分の猶予しかない。すぐに爆破場所を伝える電話が警察に入り、一同は現場へと向かう。

その頃、現場では人々の避難が始まっていた。そこに薬剤師・生嶋未智(星野真里)がやってきて…。

未智は爆発物が入ったカバンを見つけるが、逃げ遅れた子どもを助けようとして、爆風に巻き込まれ病院へと搬送される。病院では、幸い命に別条はなかった未智の取り調べが行われていた。現場から5キロほど離れた薬局で働いていた未智は、爆破予告のニュースを見た直後に薬局を飛び出し、公衆電話からどこかへ電話をかけていた。なぜ爆弾の位置が分かったのかと問われた未智は「私には《千里眼》の能力がある」と話す。そして、そこに未智の娘で小学1年生の未琴(諸林めい)もやってきて…。

まず第一に………豊玉妃花(福本莉子)は味方だったー!ゼンケツの一員だったー!!今までのは完全に意図的なミスリードだったーー!!
つまり、しっかりと雨野小夢(広瀬アリス)さんは予想を外したということです。今までの時間で全部外してきているので、さすがです。

そしてゼンケツのメンバーは能力者でした。
「千里眼を持つ女の子は、『イチキシマヒマ』という神。」
「八百万の神は人間の姿をして生きている。」
「今は謎の神ヒルコとの戦争状態。」
「僕も神です。」

ん??

興玉雅(藤原竜也)「僕も神です。」

ゼンケツ=能力者=神ってことか!?

ヒルコはまだ謎に包まれたまま。
来週はゼンケツや神についてなど、さらに語られるようです。

次週はいよいよ待ちに待った吉田鋼太郎さん!!!
どういう役で登場するんだろう?めちゃくちゃ楽しみです!!!!!!


公式サイトのあらすじで掲載されている吉田鋼太郎さん
もうこれだけで「ありがとうございます」な気持ち



木曜


わたしの宝物

フジテレビ系 毎週水曜 後10:00~
踏み越えてはいけない一線で葛藤する女性を描いた『昼顔』『あなたがしてくれなくても』に続く夫婦のタブーを扱ったドラマの第3弾!
夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した一人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く、ひりつく大人の恋愛ドラマです。
【完全オリジナル/脚本:市川貴幸】

ひとってそんなにすぐに変わる!!!!!!?????
という前回の話からの戸惑いが止まりません。
モラハラ夫の神崎宏樹(田中圭)、人が変わりすぎなんだよ………。あぁ、もうこれ以上優しくしないでくれよぉ………優しくならないでくれよぉ………と、美羽(松本若菜)側の気持ちにさせられてつらいです。
大概こういう話って、不倫した側の女性に共感できない!とは言えお前が悪いだろ!と思ってしまうんだけど、田中圭さんのモラハラっぷりが完璧すぎて、「そりゃぁ仕方ない」、不倫した側も死んじゃったなら「そりゃあ仕方ない」って思えていたのにぃ。

どっちもこんなにひっくり返ることあるか??
ないよ………やめてよ………ほんとに、宏樹(田中圭)は別人。
いくらなんでもここまで急に変わらないと思うよ〜〜〜〜うわ〜〜〜。

すみません、思わず序盤から取り乱してしまいました。
完全にドラマに翻弄されてます。
そんな今週のあらすじはこちら!

神崎美羽(松本若菜)が図書館へ行くと、亡くなったと思っていた冬月稜(深澤辰哉)の姿がそこにはあった。駐車場で待っていた神崎宏樹(田中圭)と娘の栞は、美羽の帰りが遅く心配になり、図書館へ向かう。冬月に抱きしめられた美羽は震える手で冬月の背中に手を回しかけるが、その想いを必死にこらえて、冬月を突き放し、その場を離れた。

美羽は、冬月が生きていたことが嬉しかったが、以前と変わってしまった自分の環境から、複雑な感情を抱えていた。その違和感を感じ取り、美羽を心配する宏樹。

そんな中、冬月は自分を待ってくれていると思っていた美羽の反応に動揺を隠しきれず、水木莉紗(さとうほなみ)へ相談をするが、莉紗もまた冬月に対してある想いを密かに抱えていた。

いやもうほんとつらい。
最初はあんなに美羽(松本若菜)がかわいそうだったのに、今は男性陣二人、宏樹(田中圭)と冬月(深澤辰哉)がかわいそうでかわいそうで………。

ドラマですよ、これは完全にドラマです。流れがドラマです!
亡くなったと思ってた不倫相手が本当が生きていたとか。
不倫相手側の会社が夫の会社に営業に行くとか。
不倫相手が主人公の親友の店に営業に行くとか。
しかも、ちょうどお店に行っていたところに鉢合わせするとか。

世の中は確かにせまいけど、そこまで狭くはないだろうよーーーー!
ドラマだよーーーーーーーー!!!

しかも、美羽はずっと冬月の連絡を無視していたのですが、お店で鉢合わせした後に、謝りに行きます。このあたりは下心なしに、本当に謝りに行ってます。夫婦関係を修復したこともきちんと伝えてるんです。

だけれども!冬月が!美羽を抱きしめてしまうんですよ!
それを、親友の小森真琴(恒松祐里)が偶然目撃しちゃうんです!
ドラマだよーーーーーーーー!!!
っていうか、昼間の路上で抱き合うなよ!!!!

真琴(恒松祐里)ちゃん明るくてとても大好きだったのですが、予告ではなんだか不穏。。。
美羽の的になりそうで、つらい。もうつらい。やめてくれ〜。
確かにね、離婚した側の真琴からしたら、頭にきますもんね。
モラハラのことなんて知らないし、ましてや今はめちゃくちゃ優しい旦那、それなのに!不倫してるのかよ!!!何なの!!!!って、なりますよねぇ。。。。

あー、一体どう終わらせるつもりなんだ!!??



金曜


ライオンの隠れ家

TBS 毎週金曜 後10:00~
ヒューマンサスペンス/平穏な日々を送る兄弟の元に謎の男の子が現れ、ある事件に巻き込まれていく!
【完全オリジナル/脚本:徳尾浩司・一戸慶乃】

第5話でもう折り返しということで、かなり動きがありましたねー!
やはりどのドラマも、中盤で動きがあります。
本当に、なんて優等生なドラマなんだ………。

天音(尾崎匠海)が新宿のキャバクラで働いている愛生(尾野真千子)の隠し撮りに成功。報告を受けた楓(桜井ユキ)は愛生が生きていると独占記事を掲載する。
愛生の生存がバレたと知ったX(岡山天音)は、愛生に今いる場所からすぐに逃げるよう指示をする。
翌朝、愛生の事情を知りたい洸人(柳楽優弥)は楓に連絡を取る。山梨県警の高田(柿澤勇人)も記事を頼りに新宿のキャバクラを訪ね、愛生を追うことに。

そんな中、東京の出版社から美路人(坂東龍汰)に絵の仕事が舞い込み、美路人は船木(平井まさあき)と一泊で東京出張へ。
洸人、ライオン(佐藤大空)と2人で過ごす夜、突如洸人のスマホに愛生から「会いたい」とメッセージが届く。
洸人は愛生の事情が分からない状況でライオンと会わせるべきか迷うが、母親に会いたがっているライオンの様子を見て、美路人とライオンと3人で指定された場所まで会いに行くことを決意するーー。

記者の二人が、愛生は生きているという証拠の写真を撮ることに成功します。

貴社の楓(桜井ユキ)は、愛生の夫・橘祥吾(向井理)と接触。
楓(桜井ユキ)「橘愛生は生きています。証拠も掴んでいます」
橘祥吾(向井理)「良かった。」
楓(桜井ユキ)「それ、本心で言ってます?」

かっこいい!桜井ユキさん、かっこいい!!
『真犯人フラグ』の時から大注目の役者さんです。口元のほくろもセクシー。主人公のことも勘づいてるようだし、名探偵!

愛生は生きていて、X(岡山天音)から「バレたからそこから出ろ」と連絡を受けます。
ホテルに潜伏していましたが、それも警察にバレてしまい、愛生はX(岡山天音)のスマホを持ち逃げ。
愛生はスマホでライオン(佐藤大空)と洸人(柳楽優弥)の会話を聞き、たまらなくなって、会う約束をします。

待ち合わせ場所は遊園地。
ライオンと愛生はお互いを見つけて、再会……!!するかと思いきや、牧村美央(齋藤飛鳥)がライオンを止めて、「ママ!」と叫ぶ口を塞ぐ。
そして愛生は警察に捕まってしまいます。

警察で愛生は「私が愁人(ライオン)を殺しました」と告げます。
橘祥吾(向井理)予告で「何としても愁人を見つけ出す」と言っていることから、愛生は、祥吾にライオンが生きてると知られたらまずいって思っている?
だから美央も、ライオンの口を塞いで、警察にバレないようにした??(バレそうだけどね)

愛生が「結婚することになったの」という報告をした時も、嬉しくなさそうだったから、何かしらの事情で結婚したということでしょうか?
橘祥吾(向井理)は一体何者なのでしょう。

美央も記者たちもXも、きっと愁人(ライオン)の味方だろうし、何とか守り切って欲しいです!



無能の鷹

テレビ朝日 毎週金曜 後11:15~
テレビ朝日ドラマ初主演・菜々緒が、有能オーラが半端ないのに圧倒的無能なヒロインを完全実写化!
《コピーもできない》《パソコンも起動できない》、難しいことを考えると頭が痛くなっちゃうし、何がわからないのかも、わからない!
想像を絶するレベルに“無能”なのに、全然気にせず清々しく生きちゃいます☆彡
毎日がんばるのが、嫌になっちゃったすべての人に送る、鼻で笑える 超・脱力系お仕事コメディ、爆誕!
※漫画原作

第5話は、「ありがとう」「ごめん」が言えない老害部長・朱雀(高橋克実)の回でした。
高橋克実さんの老害っぷり、さすがお上手!いる!実際にいるよ、高橋克実さんのような部長が!!!

金曜日の疲れた夜にふさわしい、軽快でコミカルなギャグ、そして展開でした。
あ〜、肩の力が抜ける。良い意味でしかないです。

「俺らの時代はなー!」っていうくだりが、分かりやすく老害ですね。
でもね、言っちゃうんですよね。
私も30代半ばで中堅と言われるような年齢になってきまして(今の会社では完全に下っ端だけど)「昔はこうだったのにー!」とか「自分の若い頃はこんなに頑張ってたのよー!」みたいに、武勇伝語りしたくなる時は確かにあります。

鳩山(井浦新)さんのセリフが私的にMVPセリフです。

「誰でも歳は取る。その結果、誰だって老害になる可能性はある」

朱雀(高橋克実)・鳩山(井浦新)・鴫石(安藤玉恵)の回想シーンも面白かったですよ。完全にコント化してました。
まず、高橋克実さんの髪がふっさふさなのが、まずおもしろい。(ちゃんとその前に髪がない的なくだりがあった)
そして、安藤玉恵さんの、完全にわざとな声の甲高さたるや。

鷹野ツメ子(菜々緒)が、「朱雀(高橋克実)部長に似てますね」と言っていたぬいぐるも、絶妙に似てました。

前回は「いや!絶対その展開はない!ないよ!!」と猛烈にツッコミながら見てましたが、今回は程よく「ないよな〜〜」という感じだったのも良かったです。

後日、祝日にうっかり出社してしまった朱雀は、同じく間違えて会社に来た鷹野と二人きりに。そして、パソコンがまたもやフリーズした朱雀は、開発部・鵙尾(土居志央梨)の連絡先のメモらしき、《MOZU》と書かれた電話番号に電話するよう鷹野に指示をする。
電話をかけてみると、そこは鳩山、鴫石がたまたま訪れていた昭和テイストたっぷりの純喫茶《MOZU》で…? 恋愛相談が得意なママ・百舌子(渡辺えり)と、鷹野との《奇跡の会話》が成立して――!? そして、鴫石は、かつて朱雀と交わした《約束》を果たすべく、強い気持ちで朱雀にあることを進言する。

アンジャッシュのすれ違いコントかーい!ってなりましたね。
電話というのが更に面白いです。
渡辺えりさんが完全に恋愛相談に持って行ってるのも面白かった。

菜々緒さんの「できるオーラ」も健在。
誰に対しても淡々としていて媚びたりしないのがとても良いキャラですね。
職場にいたら絶対嫌なくらいポンコツだけど。
このドラマ、キャスト選びが神がかってます。

会社でも家庭でも他人にも
「ありがとう」と「ごめんなさい」はちゃんと言いましょうね。



過去作『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』

老害と言えば、ネプチューンの原田泰造さん主演で、2024年1月期に放送していた、『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』がとても良かったです。

昭和の“おっさん”が新しい“常識”と出会い、少しずつレベルアップしていくロールプレイングドラマです。
LGBTQ、推し活、二次元LOVE、メンズブラ……今の時代、昭和を生きてきた“おっさん”から見れば理解不能なことも多いのかもしれません。
そこで「自分とは関係ない」と扉を閉じてしまうのか、「今の時代を理解しよう」と飛び込むのか……その意味で、主人公の誠は勇気ある勇者なのだと思います。「自分は変われる」と信じた勇者なのだと。

上記の説明文ですべて伝わる。素晴らしい文章だ。
LGBTQやメンズブラなども描かれていて、とても現代的なテーマでした。
何より!原田泰造さんがめちゃくちゃ合ってるんだー!!
最初は完全に「昭和のおっさん」で「老害」なんですが、年下のゲイ友達(心を開いてくれない息子の友達)を持つことで、自分の中の“常識”をアップデートしていくのです。
最後はもうね、とにかく良いお父さんであり、良い上司になります。
アップデートしていく様がすごく良かった!
原田泰造さんはね〜、愛されてしまうでしょう〜。

もう一度みたいな〜。再放送してくれないかな〜。


まとめ:私的ベスト10(11/09時点)

殿堂入り:光る君へ
・全領域異常解決室
・嘘解きレトリック
・海に眠るダイヤモンド
・わたしの宝物
・無能の鷹
・ライオンの隠れ家
・マイダイアリー
・宙わたる教室
・モンスター

ドラマオリジナル脚本多い説?

今週気付いたのですが、今回見ているドラマ、完全オリジナルのものが多い気がします…!!
原作ありなのは、『嘘解きレトリック(漫画)』『無能の鷹(漫画)』『宙わたる教室(小説)』『若草物語(原案は小説)』。
その他はオリジナルでした。
うん、やはり、ドラマ用に書いてるだけあるってことなんでしょうか。
今期が多いのか、それともいつもこのくらいあるのか?今後はそういったところも見ていきたいですね。
最近原作ありのもので色々と問題になったりしたので、そういう面もあるのかもしれないですね。

0→1を作り出す脚本家の方々、そして原作者の方々。リスペクトでしかないです。

来週に向けて

先週、「今期はミステリードラマが豊富かも!」と締めくくりましたが、ほんとそうかも。
ミステリー過多というか、ミステリーでお腹いっぱいになってきました。

秋ドラマも中盤に差し掛かってきましたし!
自分の中のランキングもかなり固まってきて、サラッと観てるドラマと、ゴリゴリに感想を書きたくなるドラマにも差が着いてきたのも感じます。
推しドラマは熱量を持って書きたいので、せめて6〜7本くらいにはしたいけれど、来週は8本くらいな予感がしてます。
1日1本観て、じっくり書けたら嬉しいな。

ドラマ以外の記事も書きたいですしね!
来週もどんどん寒くなって、冬に近づいてくるんだろうな〜。
皆さんもドラマライフ楽しみましょうねー!

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