【肺がんとわかるまで②】
紹介状を持って、まずは総合病院での検査。
5月13日CT
その結果を聞きに、5月16日に診察
「昨年のレントゲンにも影があって、気づかれなかったかもしれない。ガンの可能性が高い。気管支鏡をとりあえずうけて」とはじめましての医師に言われる。
5月31日気管支鏡検査
これまた外来の医師ではない初めましての医師。
苦しい検査をなんとか終える。
6月3日夜電話が鳴る。検査をしてくれた医師からだった。
「電話で言うべきではないけれど、検査結果癌が出た。とりあえず追加で早く検査をして手術した方が良さそうだから、追加検査に来て」と。
6月4日頭MRI
医師が心配で待っててくださった。「頭に転移はなさそうだ」と。とりあえずホッとした。
早い方が良いと、仮押さえで7月末になるけれどと、胸部外科の手術日を押さえてくれ、胸部外科の初診から検査、自己血採取の日までが一気に決まった。
6月6日PET-CT
6月13日運命の診察日
「診断は肺がん。頭に転移はない。でもPET-CTで肺門近くのリンパ節が怪しい。転移の可能性が高い。うちの病院では今の予定以上に早く手術はできないと言われた。がんセンターを紹介する。そちらの方が早いかもしれないと。」
頭がついていかない...「母子家庭で子供がいるので、できれば近くで」そう言うのが精一杯だった...
医師も看護師も「早い方がいい。がんセンターに行って一度相談しておいで。こちらのキャンセルはその後でいい。予約はそのままにしておくから」と、ずいぶん配慮してくださった。
とりあえずこの日で「肺がん」は確定。現時点でステージⅡb。不思議と涙は出なかった。