見出し画像

地球温暖化と父とわたくし

これは子供の頃の話なんだけど
ある日の夕食中、家族団欒の時に
ある番組で地球温暖化のことを放送してて

その番組では
人類は、近い未来、
地球温暖化とか自然がどうとかで
生息できなくなって、滅亡するってのを
言っていたんだけど

お父さんが、真剣にそのテレビをみてて

けど、わたしは、なんか、それが
じぶんの生きているうちに起きないなと思ったから

どうでもいいなーって言ったの

そしたら
自分の子孫が生きていくのに
どうしてどうでもいいなんて言うんだ!

って怒られたの

びっくりしちゃった
だって本当にどうでもよかったんだもん

いつの時代だって、人間は
何割かは懐古厨
何割かは今のことしか考えられないし
何割かははるか未来のことを話す夢見がち

でもだから?

数百年後の未来を考えて生きたって

もしかしたら隕石が落ちてきて
人類なんか今度こそ、全滅かもしれないし
そんなことなくたって
戦争が起きて、殺し合いでしょう

なるようになるのよ、

数百年後のこと考えて生活できるわけないじゃん
たかたが、今年一年
ゴミが減ったね、とか
プラスチックを減らせたね、とか

それだけなのよ
そうやって生きてくしかないのよ、

それだけやれれば
十分なのよ。

と、おもったんだよね
小学4年のわたくしは。

怒らせてごめんね、お父さん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?