新卒で入った会社を退職した話

新卒で入った会社を、退職した。

入社後、1年5か月。
短かったなぁ

なんか、色々上手くいかなくって
仕事内容とか、配属とか、上司との人間関係とか
なんか、１つでも、少しでも大丈夫なら
頑張れたんだろうけど

なんか、１つも上手くいかなかった。

驚くほどに、ここで働く自分を
好きになれなかった。

苦しいなぁと思ってた矢先の、鬱の診断。

退職届を出すために行った、
自分の配属オフィス

リモートだったりプロジェクトルームが
別にあったりで
実は、初めて行った。

入社して初めて配属オフィスに行くのが
退職届出す日なんて
なんかうけるな、そんなことある？

ガラスと鏡、グレーと黒基調の
広いエントランスに入ったら
なんか涙が止まらなかった。

部長と話をする前から止まらなかった涙は
部長と話している時も、
オフィスを後にする時も、
ずっと止まらなくて、

なんか、なんで、こんなに辞めたいと思って、
やっと辞めれると思ってたのに

こんなに涙がでて
苦しくて虚しいんだろうって考えて

たぶんこれは恋みたいなものだったんだと
ふと思った。

新卒採用で内定もらってから約1年
ずっと入社を楽しみにしてた会社
片思いみたいだった

それからやっと入社できて
恋愛だったら、お付き合いがスタートした感じ

嬉しくて、色々がんばったのに
なんか全然上手くいかなくて
思い描いてたのとは全然違くて、

自分がダメになるのがわかって
ここにいたらいけないと思った。

この会社が好きだったし
上手く関係を築けなかった上司も
本当はみんな好きだった。

こんなこともあるんだなぁ、人生。

でも、こんなに合わなかったってことは
わたしがいるべき場所じゃなかったんだな。

そして、たぶん、これから
わたしがもっとわたしらしく
頑張れる場所があるんだと思う。

ちょっと落ち込んでて、ちょっと清々しい

死んでないし、死ねないから
また頑張ろう。