パニック障害の私がサッカー観戦できるようになるまで ①WRAP
Mihyangです。
精神科入院を経て、大好きなサガン鳥栖の試合を観に行けるようになるまで。
について綴っていきます✏️
精神疾患についてはこちら↓
退院
約3ヶ月の入院をし、退院しました。
退院しても、半年はろくに家事もできませんでした。
やらなきゃとは思うけど、体と心が自宅での生活についていっていなくて、とにかく少し動いては横になる。そんな毎日を過ごしていました。
ただでさえ入院中は家のこと、子どもたちのこと、そして私の勤務先との連絡を一手に引き受けてくれた相方。
申し訳なさで、入院中に取り戻しつつあった自己肯定感がぐらついていきました。
その時に出会ったのがWRAP。
Wellness
Recovery
Action
Plan の略です。
元気になるための回復プログラム、がふさわしいのかな🤔
このアメリカ発祥のプログラムを行う資格をもつ看護師さんがいて、週一で向き合ってくれました。
WRAPをやってみた
これだけ見ると、〖んんんっ((( ꒪⌓꒪)))⁉️〗てなります。
実際に私が行ったことを紹介していきますね。
いまの自分と向き合い、できていることに○をつけていきます。
些細なことが並んでいますが、この〖小さなこともできてる自分〗を知ることができます。
これを落ち込んだ時や不安定になった時にやってみると、〖こんなできてるやん〗って自己肯定感が高まってきます。
私は人に頼るのが苦手です。
母子家庭で育った私は、幼い頃から家事の仕方やバスの乗り方、電話対応の仕方なんかを叩き込まれました。
お米の研ぎ方、風呂そうじ、床拭き、洗濯、洗濯物たたみ……
母は女手1つで子どもを育てること、安定した仕事をすることの厳しさを人一倍理解していました。
当時は離婚や母子家庭への周囲の理解や支援は乏しかったと思います。だから何でもまずやってみる。最初から人に頼るのを嫌いました。
その環境で育った私は、自然と〖頼ることは恥ずかしい〗〖一人でこなせてこそ一人前〗という考えをもつように。
だから、仕事を始めてからも、子どもが生まれてからも、誰かに頼ったり甘えたりができなかったんです。
そうなると、周りは(めっちゃおせっかいな人じゃない限り)一歩ひきます。
弱みを見せたくない私は、〖自分でやる〗ことに注力していきます。
結果、抱え込みすぎて瀕死。( ̄ー ̄)
それを改善すべく用いられたのがこのシート。
〖~しなきゃ(@_@)〗→〖~でいいやー(・∀・)〗
という思考に持ってってくれます。
〖希望〗は生きていく上でこんな大切なもんやったんかっ((( ꒪⌓꒪)))‼️
って気付かされたこれ。
いかにこれまでのうのうと、なあなあで生きてきたかを思い知らされるやつ。笑
これも些細なこと、小さな希望でいいんです👍️
〖~を買う〗って。
ね、些細すぎるでしょ?笑
希望を書きためていって、叶えることができたらマステを貼ったり、叶えた日を記入したりしました。
マステで埋まっていくのが楽しみになりました。
これが原動力、モチベーションにもなるわけです。
もうひとつ。
これは不安定になった時に、
〖どういうことがあった(きっかけ)〗〖どうなった/体と心の状態(影響)〗〖それを緩和するために何をした(対処法)〗
を書いていきます。
さらに、どの対処法が効果的だったかもシールを貼っていきました。
これは後々、同じような状態になった時に有効です。
これを見返せば、どう対処すればいいかヒントをもらえるから。
記録でもあり、自分だけのトリセツです。
WRAPが自分に合うか
はその人次第だと思います。
幸い私は書くことや創ることが好きだったから、楽しみながらできました。
こうやって書き出すと、可視化されてより理解しやすくなります。頭の中のごちゃごちゃ🌀も整理されていきます。
このWRAPを行うようになって、少しずつできることが増えていきました。
そして自信にもつながっていきました。
次回は、〖Mihyang、外に出る。~観戦への第一歩~〗について書くつもりです😊
* このnoteは、この↓目的で書いています。
書くことで自分の心を整理する
自分の生きた証をつくる
文字に起こして可視化する
同じような境遇、悩みを抱えている人の、ちょっとした助けになるかもしれない
最後まで読んで下さるみなさま、ありがとうございます(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
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