2018年鶴納め
12月9日の47都道府県大会の岡山公演をもって、
私は2018年の鶴を納めました。
早くに納めちゃったな。
けど、どうにか岡山は行けてよかった。
今回もお手伝いに、Live中は後ろで見させてもらいました。
鶴のいままでの全曲からセットリストを組む今回のツアー《ALL TIME CLASSICS》。しかも更に今回は、その土地のひとのリクエストを募り、盛り込むというふとっぱら具合。
けど24本目の岡山でさえ
「まだやってない曲があって」秋野さんが話しはじめて、冬の曲で、といったら「なごり雪ですか?」「イルカですか?」と先生がボケるから、
最終的には、
秋野さん「聴いてください、浪漫CDから『なごり雪』」
どんくん「ものにした!!」
会場「「 (爆笑)」」
と、はじまったのは『ゆきまち』。
ソウルメイトのみんなの顔が、パァーッと晴れてとってもうれしそうだったのが印象的でした。
私もいつぶりかに聴いたけど、いまの鶴のみんなが奏でる『ゆきまち』は、37才が初々しいはずはもうないのに、なんだか、とっても可愛かったお兄さんたち。
『ゆきまち』のあとに、
『燃えるような恋じゃないけど』を聴けたのもすてきだった。
聴きながら、「燃えるような恋をしたい」とは全然思ってないなあとふいに思い(思っていた時期があったかも怪しい)、この曲のふたりの関係がなんだか分かる気がした27歳の冬。
逢えなくても繋がっている。
「心はきっと誰よりもずっと傍にいるんだよ。」離れていてもその距離に愛を感じられるなら、
それで十分だと思ってしまうたちです私。
岡山のセットリストが
とてもとても好きだった。
『桜』は少しね、心配しましたが、
『どこまでも青空』
『夜道』
『泣くなまだ』
たまらなかったなあ、この流れ。
『夜道』は個人的に久しぶりに聴いた、大好きな曲。
毎晩のように帰りながら聴いているけれど、
Liveでの『夜道』はさらに胸にまっすぐ届く。
アルバム《SOULMATE》が出て、
いろんな気持ちにさせられた。
そんな中でも初めて聴いたときから大好きな曲。
とても切なくて苦しくなるけど、聴きたくなる。泣きたくなる。
この理由がずっとわからなかった、
自分のどこにいつもリンクしてるのか。
でも、いま、やっと、初めて、わかった気がした(だけかもしれない)。
ほんとうは言葉にして、誰かに伝えたくて曝け出したくて、訴えたい気持ち。
伝えるのが正しいのかどうかもわからない。
でもなんだかやっぱり胸の内が苦しくて。
けど、それを自分の中から取り出してしまうと、何かが変わってしまいそうで、やっぱりやめておこう。そんなふうに何かに理由をつけてやめる夜がある。
星がきれいだから、空が明るいから、
この曲を聴くと正解がないこの世界の中で
わたしはこんなわたしでさえ、許してあげれるような気がする。
そんなやさしいやさしい曲。
もちろんこれはわたしの中の『夜道』。
ああ。
でも、やっと、こうやって言葉にできてうれしい。そう、たくさん救われてきたんですこの曲に、このやさしさに、何度も何度もね。
どんな気持ちで、どんな思いがあって、
この曲が作られたのか。
いつかほんとうのところを知れたらいいな。
岡山は、SMR先輩の遠藤ちゃんと
はじめて物販に立った記念日。
ゴリゴリの鶴ファンで
ゴリゴリのショップ店員でGMだと紹介された記念日。
大阪に戻って、早い鶴納めへの悔しさと寂しさもあり、『夜道』に支えられる夜が続いていますが、岡山のことを胸に今日を過ごすわたしは、今日もただただソウルメイトです。
1年の振り返りはまた。