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10月は大阪から

たとえば仕事やプライベートであってもやることがいっぱいになって、頭が混沌としているときにいつも思うことは、言葉を頭から出したいということ。そんなことを高校生ぐらいからずっと思ってはこんな文章を書いている気がする。

いま気づいたけれど、私、すでに文章に起こされた言葉が頭に流れてくる。たとえば、"あーお腹が空いたー"って思うんじゃなくて「わたしはいま、お腹が空いている。」という、エッセイ調のような。これは本当に昔からそうだけど、みんなあることなのかな。

とどのつまり、わたしには言葉を綴ることが大好きで、それは、わたしの身体が求めているに他ならない。高校生からと言ったけれど、かれこれ10年は経つのだ。証明するには全く十分。


そう、そしていま私は言葉を綴りたい衝動が続いてる。何を隠そう、いまの私はいまのところ今年一のハードモード状態。
新店舗立ち上げのために大阪にいて、3週間目に突入しました。

大阪、ずっと前から大好きな街。


こっちには友だちと親戚もいるけれど、ご飯やおでかけに行ったわけではないし、大阪を堪能できているかと言えばその実感は正直あまりない。

コミュニケーションのノリやテンポはやっぱり違うなと思うけど、わたしはやっぱり大好き。

テレビでお昼間ハイヒールさんが出てたり、午前中の番組でロケに行っているのが、それなりに全国的に知名度のある関西の芸人さんだったり、番組と番組の間の短い番組のようなものにも新喜劇のひとたちで出ていると、ああ、大阪いるんだな私と嬉しくなる。でも、大好きな劇場にもまだ行けていないな。


そして、とっても都会だ大阪、梅田。

いや、それは知っていた。何度も来るから知っていたけど、こっちにいればいるほど感じるもの。旅行で来るときなんて一過性のものだから、そこまでの体感はなかったけど、まあ福岡とは比べものにならないくらいに人が多いし、立派な建物がドンドンドンとそびえ立っている。その出で立ちに、来てすぐの頃は少し圧倒されて、怖ささえ感じていたけれど、いまは、梅田のビルを繋ぐ歩道橋から見えるそのビル街を見るのも昼夜問わず好きなところ。

と、同時にほどよい福岡が、薬院の街が恋しくなるのもまた事実。それは改めて書こうかな。


あたらしいDua。

福岡のDuaのオープニングからいる店長の私にとっては、あたらしいDuaの誕生は、とても大切にしたい特別なものだ。姉妹店もそうだけれど、私たちは私たちらしく、どこであってもDuaはDuaらしくありたい。また、はじまりは、そのときだけの特別なものがある。

大阪という土地柄も、路面店ではない館の中ということもあるが、同じDuaでも私がいつもいる福岡、薬院のDuaとはどうしても違うことがあるし、"ここだから"というポジティブな面ももちろんたくさんある。けど、どこであってもDuaがDuaであるように、それはいつも私の心にあるものです。

いまはただ、新しい場所ではじめていくことの楽しさも緊張も難しさもドキドキも苦しさも不安も悔しさも喜びも立場も責任感もが全部一度にやってきて、私はどれをも選ぶことなく全てを味わう毎日。

おかげさまでお腹も頭もいっぱい。
私はどうも上手に器用に、所謂"いいもの"だけを選ぶことなんてできないらしい。ただ、私は全部ひっくるめて"いいもの"だと思っているフシがある、これが立ち上げに携わらせてもらった、私が味える"いいもの"なのだろうと。
これは無理やりではなく、ずっと染み付いている、私の考え方のくせ。


あたらしいDuaが誕生することになり、福岡での準備段階からそうなのだけど、毎日をピューーーっと一瞬に駆け抜けている。
もう2週間も経った?10月?年末ももうすぐだろう。
どうもがいても抗おうとしてもきっと同じように時は流れる。ならば大阪で私はどうしようか。
やっぱりここで、いましか味わえないものを、めいいっぱい味わおうと思う。

それは、ただがむしゃらにはたらく、ということではなく、いつもより前のめりに。
DuaがDuaらしくいられるように、
大阪のスタッフのみんながこれからも永く楽しくDuaでの時間を過ごせるように、
福岡へ帰るころには悔いなく私の役割は果たした!と私が思えるように。



私らしくはたらく。


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