[レッスン6] 短母音 [a]の単語と単語の分割の仕方
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このレッスンシリーズは、ホームスクーリングの英語ネイティブの我が子に英語を教えているうちに出会った、スペリング(書き)の強化教材がとても優秀なので、その教材をベースに作っています。日本人特有のわかりずらい発音などフォローしつつ、「聞き取れる」「書ける」「読める」「発音できる」を伸ばすレッスンです。
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短母音が確認出来たら、今日は短母音[a]と単語の分割方法をマスターします。
復習
先ずはいつものように、各アルファベットの音を確認してくださいね。
22秒から1分53秒あたりまでです。(そのうちネイティブ娘に録音してもらいますね。)
短母音[a]の音
下の動画は短母音[a] と [u]の違いを教えている動画です。
英語の短母音[a]と[u]はどちらもカタカナで書くと「ア」になるので、非常に区別の難しい音なんです。今回は[a]の音ですが、[u]との違いも一緒に理解できれば最高です。
日本語で説明されている動画も探しましたが、この動画よりいいものが見つからなかったので、こちらを使います。要点をまとめておきますので、参考にしながら見てみてくださいね。
お子さんなら動画を見せればすぐに違いが理解できるかもしれません。
動画3分15秒あたりから
[a] - 発音する時、口の幅が黒目の幅まで広がる。(横に広く広がる、口角を上げる)
[u]- 発音するとき、口の幅が狭い。顎を落とすような感じ。動画5分25秒あたりから
舌の位置
[a]- 舌が下の前歯の後ろに付くように前のほうに位置している。
[u]- 舌は奥に引っ込んでいる。動画6分50秒あたりから
舌の位置
[a]- 舌の位置は下の歯より上に位置していて、発音した時舌が歯の後ろに見える。
[u]-舌の位置は舌の歯より下に位置していて、発音した時に見えない。
他には、日本語の「エ」と「ア」を連続して「エア」素早く言って1つの音を作る説明をしている動画もありました。「エ」で入って「ア」でつなぐといった感じでしょうか。日本語のカタカナが染み付いてしまった私たち大人が練習するには良い対策かもしれません。
お子さんと練習するなら、教え方は遠回りです。上の動画を見せればすぐに理解できると思いますよ。
単語を分割する
英単語はアルファベットのそれぞれの音が繋がって一つの言葉を作っていると説明しましたが、「単語を分割する」とは、言葉を作る逆をすることです。つまり、一つの音をアルファベットそれぞれの音に分けるということです。
コレをすることの利点は、単語を作っているそれぞれの音を聞き取れるようになり、書くこと(スペリング)がとても楽にできるようになります。
このレッスンをするにおいて、このようなアルファベットタイルがあると便利です。母音の色が違うのが良いです。
コレを使って、単語を作る練習をします。
単語を聞いて、音を分割して単語を作る。
お母さんが読んであげるときは、必ず発音を確認してからしてあげてください。
このアルファベットマグネットを使ったスペリングの練習動画がないかな~と思って探してみたのですが、なかったので、次女にお願いして作りました!
私のつたない発音も聞こえてきますが悪しからず。
まずは3文字の単語(C-V-C)から始めます。
*C-V-CとはConsonant‐Vowel‐Consonant (子音‐母音‐子音)の3文字単語の事。
単語リスト
Bad, Sad, Rag, Map, Mat, Cat, Hat, Tap, Van, Cap, Bag, Tag, Pan
まとめ
こんな遠回りしなくたって、英会話とか、映画とか見たほうが早いんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、会話とリスニング力を鍛えるにはそれが早いです。
ただ、しゃべれるのと、書けるのとでは全く別の能力です。
我が家の子供たちはネイティブで、英語を日常に話しますが、息子に関しては、小学校2年生も終わろうとするときに、全く書けませんでした。
そして、この基本の発音とルールを知っていると、読むのが断然早くなります。(経験者!)
基本を押さえるというのは、遠回りのようでかなりの時間短縮になると思います。
お子さんの英語教育や、TOIECの勉強などにお役に立てれば嬉しいです。
それでは。また次回。