飽和状態からの鎖国
雨が降っている。
朝のうちに洗濯物を取り込んでおいて良かった。
そんな雨の中、仕事帰りにスーパーに寄った。
いつもより混んでいた。
このGW週間、外出を抑制するために名付けられた、『ステイホーム週間』(ネーミングが恐ろしくダサいことは置いといて...)の影響で、買いだめする人が集まってきているのだろうか?
わたしもなんだか勢いに釣られてしまい、余計なモノを買ってしまった。
この思わず釣られてしまう心理というか、行動って時々なんだろうと思う。
例えば、人集りができているところに興味をそそられて見てしまう感じとか、大多数の人の意見に流されてしまう感じとか...。
つまるところ、空気感みたいなものが物事を支配しちゃう時。
わたしが思うに、小さい時から学校教育で、否応なしに団体行動というものをさせられてしまい、みんな同じ、多数の意見が正しいみたいなことが染み付いてしまっているのだろうか...
いや、単に人間という動物の属性なのか?
まぁ、そんな中でも、今はSNSなどで同じ趣味の人や共通の意見を持った人達が繋がりやすくなったから、やっと個を主張できる世の中になってきてはいるんだろうけど、それ故に垂れ流しされ過ぎて飽和状態になっている現状もある気がする。
きっとその先は、逆に共通の考えや価値観を持った人達による鎖国的な集まり(コミュニティ)がどんどん加速していきそうな感じはする。
と、ぼんやり思ってしまった。
おしまい。