紫陽花と元カレ

近所の紫陽花がもう咲き始めている。

紫陽花って、気がついたら咲いてることが多い。
季節ごとに咲く植物はちゃんとその季節がやって来たら、待っていました！という感じで花を咲かせる。

偉いなぁ。

紫陽花が間違って冬に咲いたりすることなんてないんだもん。

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今日、昼間うたた寝をしていたら、
懐かしい夢を見た。

地元にいた頃に付き合っていた元カレが夢に出てきた。
夢なので、内容はとてもぼんやりしていて曖昧な感じだけど、とても楽しかったことだけは覚えている。

きっとその夢も過去のわたしの記憶がいくつも混じりあって出来た誤想なんだろうけど、人って過去の出来事や記憶を勝手に美化しちゃうときってあるよね。

ホントはそんなにたいした出来事じゃなかったりするけど、時が経つにつれ、なんだかすごい素敵な出来事に刷り変わっていたりする。

男性は特にその傾向があるらしいけど。

昔、付き合っていた女性をいつまでも忘れていないとか、特に思い入れが強かったりすると、ワンチャンあるかもと思ってしまうという話を聞いたことがある。

確かに女性は失恋したりすると、その時はこの世の終わりみたいにどん底まで落ちてしまうけど、次の恋が始まると、あっさり昔の彼のことは忘れ去っているパターンが多い(笑)

過去を美化しちゃうのって、わたしが思うに何度も何度もその記憶を思い出す度に無意識にブラッシュアップされていっているんじゃないかなぁ。
最終的にはすごく素敵な記憶に仕上がってしまうという。

わたしも今日夢に出てきた彼は、
学生時代の憧れの先輩だったこともあって、
学校の廊下ですれ違ったとき、わたしのことその時から意識していたと思う！

という、なんとも自分に都合がいい記憶に刷り変わっていたりする。

実際は彼はその時、
わたしのことなんて眼中になかったと思う(笑)

まぁ、世の中そんなものだよね...。

おしまい。
※今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

＜今日のうた＞
過去の切ない恋を歌った曲。滑舌がよい。

木村カエラ「Snowdome」