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HappyTrainTour 2023を終えて
今回のHappyTrainTour2023(以下、ハピトレツアー)
・大阪両日
・神奈川(横浜アリーナ)2日目
・愛知両日
・神奈川(Kアリーナ)2日目
と6公演参戦した。
その自己満ブログです。
長めなのでご容赦ください。
●大阪
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8月30日。
ついに始まったハピトレツアー。
列車は
「ハッピートレインガタンゴトン出発進行ヒッヒー!」
高らかな掛け声とともに出発する。
DAY1
大阪初日。
朝5時にバスを降りた私は薄暗い大阪の町を散策する。
ワクワクが止まらない。
友人と合流し、大阪城ホールへ。
会場受取で、ライブでは必須な推しメンペンライトver2、ハピトレツアーペンライトなどのグッズを受け取る。
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ついに1日目の公演が始まる。
ツアーの初日ということもありライブは大盛り上がり。
1発目から最後まで失速なく永遠と続く楽しさであった。
特に印象的だったのは、4期生の
『期待していない自分』(以下、きたじ)
初披露のセンターを飾ったのは藤嶌果歩。
表現力が素晴らしい。
披露の前に中央のスクリーンに映し出された
「私たちの決意をこの曲で伝えたい」
の文字。
加入から1年近く経った4期生の大きな想いが詰まった言葉であった。
DAY2
大阪2日目。
オタクの朝は早い。朝5時に城ホールへ。
生写真開封をしていると、友人が隣で声を上げた。
何事かと思い、目を向ける。
なんと「直筆生写真」を引き当てたのだ。
初めて直筆をこの目で見た私は狼狽した。
友人が当てただけでこんなにも嬉しいのか、と。
そんな興奮をそのまま2日目のライブへと持ち込む。
1日目に負けず劣らず、永遠と楽しいライブ。
4期生きたじで今回センターを任されたのは小西夏奈実。
(これ以降参戦するライブごとのきたじセンターの予想が楽しみの一つとなる)
2日目のライブで印象に残ったのはAm I ready? (以下、アムレディ)の3期生曲、
『愛のひきこもり』
これが素晴らしかった。
今までの3期生曲とは違い、しっとりとした曲調で聴き入ってしまった。
だがしかし悲しいかな、当楽曲、全ハピトレツアーを通して大阪2日目のみの披露という幻の楽曲になってしまう。
そんなレアな曲を聴けたことを私は誇りに思う。
帰りたくない。
夜行バスの時間が近づく。
大阪に住みたい。
そんなことを思いながらハピトレツアーの大阪公演を終えたのであった。
●神奈川(横浜アリーナ)
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約2週間が経った9月12日。
大阪を出発した列車は、神奈川へと到着した。
停車駅は横浜アリーナである。
ハピトレツアー神奈川公演が幕を開ける。
DAY1
1日目。
この日はチケットがない。
いわゆる無券勢というやつである。
地方からも友人が来ており、推し話に花を咲かせる。
開場時間。
友人がライブ会場に入っていくのを見送る。
「ライブに行きたい」
こんなにも目の前で見送るのがつらいとは。
DAY2
2日目。
この日はチケットがある。
グッズ購入もほどほどに、ついに会場へ。
この日も相棒は推しペンラver2とハピトレツアーペンラ。
(今後のハピトレ全てでこの2本を愛用することとなる)
ここで紹介したいのは4期生きたじ、
そして
『川は流れる』である。
2日目にセンターを務めたのは宮地すみれ。
これが鳥肌もの。
普段は「レジェ」と呼ばれ、ふわふわとした印象なのだが、当楽曲では何かに取り憑かれたようなパフォーマンスを見せた。
彼女は憑依タイプだったのだ。
ラスサビ前のソロダンス。
あの表情を生で見る機会が再び訪れることを願う。
『川は流れる』
この楽曲はツアー全公演一貫して披露される。
これの素晴らしいところは「過去の脱却」である。
歌い終わりのところのセリフパート、渡邉美穂の「叫んでいるんだ」
ここを山口陽世が継承した。
渡邉美穂が歌う際の該当部分は
「叫んでいるんだ⤵︎」と語尾が下がるが、
山口陽世は「叫んでいるんだ⤴︎」と上がるのだ。
これが刺さった。
彼女は渡邉美穂に倣うのではなく彼女なりの「川は流れる」を見出していたのである。
ライブの最後には「2ndアルバム発売決定」という最高の発表もあり、ライブは大盛況のまま終わりを迎える。
●愛知
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日本ガイシホール駅看板
神奈川を出発した列車は愛知へと入る。
停車駅はガイシホール。
ツアーも折り返しである。
個人的に大本命な愛知公演。
2日目はFC1次抽選のため、ウキウキのまま夜行バスに揺られ愛知へと向かう。
DAY1
この日は見切れ席。
まさかのメインステージの真横最前。
レス用の「うちわ」を持参していた私は勝利してしまう。
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8人からレスをもらう。
高本彩花の「がおー」を私は一生忘れない。
潮紗理菜からのレスは半ばリアルミーグリであり、握手会に1番行きたかった彼女から最後に最高のファンサービスをいただいてしまったのである。
『月と星が踊るmidnight』
齊藤京子センターのこの曲は、前から見た時に揃っていて楽しいのだが、見切れのステージ横からは後ろのメンバーがどう移動しているかまでしっかりと見ることができた。
DAY2
FC1次の力は偉大で、アリーナ花道真横という1日目の良席をも超える席が用意されていた。
アリーナで見る『誰よりも高く跳べ!2020』は想像以上。
佐々木久美の「跳べ!」
あれが脳裏にこびりついて離れない。
神奈川2日目から進化した『My fans』
1〜3期までだったが4期がバクステへ配置されていて鳥肌ものであった。
それをアリーナで目の前で見ることができた。
こんなに贅沢なことはない。
●神奈川(Kアリーナ)
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宮城、福岡と停車した列車はついに終着駅神奈川のKアリーナへと入っていく。
DAY1
1日目。配信である。
潮紗理菜卒業セレモニーという高倍率のチケット戦争に敗北した私はカラオケで友人と配信を見ることになる。
結果、大泣きである。
MCで岸帆夏に触れる佐々木久美の涙に貰い、きたじで正源司陽子がセンターを務めていることに涙。
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そして『沈黙した恋人よ』
涙なしには見られないライブであった。
DAY2
この2日目、セトリがやばすぎるのである。
頭から『君は0から1になれ』で発狂する。
そしてなんと言っても『期待していない自分』
センタースクリーンに映し出されたのは、
「私達にも、この曲に懸ける思いがある」
といういつもとは違う言葉。
勘のいい人ならここでお気づきであろう。
そう、この日の『期待していない自分』のセンターは原点回帰、佐々木美玲なのである!!!
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今まで4期生で紡いできた思いをオリメン+3期生で受け止める。
途中から4期生も合流し、ライブは最高潮へ。
ここで事件が。
それは『キツネ』で踊り狂っている時の出来事。
「キツネがいっぱい、
コンコンコンコンコーン!」
そう叫びながらペンライトを振る。
すると大阪の初日に買った、ハピトレツアーのペンライトがつかなくなったのである。
まさかまさかの急展開。
4ヶ月弱一緒に闘ってきた戦友が死んだ。
長い間ありがとう。
あなたのおかげで私はライブを思う存分楽しむことができた。
これは家で祀ろうと思う。
まだまだ止まらない2日目。
まさかのセンター小坂菜緒の『青春の馬』
久々の小坂馬。これが見たかった。
しっかりと濱岸ひよりの手を取る小坂の姿は圧巻であった。
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アンコールでは、「5回目のひな誕祭」開催決定。会場は去年と同じ横浜スタジアム。
実に楽しみである。
さあ、ここから怒涛の展開。
このひな誕祭決定の映像の後、佐々木久美が語る。
「4期生の新参者を見て、私たちは心を動かされました。このメンバーでもう一度東京ドームを目指します」
ここの大切なところは、佐々木久美がこれを語ったことである。
一度"約束の彼の地"を経験した彼女らがそこに置いてきた思い、経験していない4期生、登壇できなかったメンバー。
全ての想いを「もう一度あの場所を目指す」と宣言することで大きなものにしていく。
今年1年間色々なことがあった。
しかし、それを全て払拭するような、強い決意の表れである。
その後の『誰よりも高く跳べ!2020』の盛り上がりは凄まじかった。
佐々木久美が「大好きなおひさま、跳べ!」と高らかに吠える。
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これは泣く。「大好き」だって。
やはり煽りで久美に勝てるものはいない。
問題はこの後。
『JOYFUL LOVE』で終わるかと思われたが、終わらないアンコール。
そう、ダブルアンコールである。
ここで披露されるは、『約束の卵2020』
東京ドームの夢を再び語った今、この楽曲が心にくる。
私はここで感動と興奮で過呼吸になる程泣いた。
「待っててくれるか?夢叶うまで。君のことを連れていく。苦しくても諦めない、僕ら信じてよ」
こんなにも歌詞が刺さることなんてあるだろうか。
2度目のドームの夢が叶った暁には隣にいるおひさまと、ハイタッチして抱き合いながら一つになって喜びたい。
そんなことを思い浮かべて前へ進むのだ。
『Overture』にあった文字、
"Last stop is...横浜Kアリーナ"
そう。終点なのである...
大阪から始まった約4ヶ月という列車旅行もここで終着駅。
別れや様々な苦節がたくさんあった今回のHappyTrainTour2023。
最後に夢や希望を語ったメンバー。
あとは私たちおひさまが付いていくだけだ。
列車の汽笛が聞こえる。
「ハッピートレインガタンゴトン出発進行!ヒッヒー!」
次なる駅、横浜スタジアムに向けて列車はゆっくりとレールを進んでいく。