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【競馬】ポタジェ、ナムラクレア、ジオグリフ…なぜ穴馬にピックアップできたのか。日本有数のPOGトレーナーが教える馬券的な予想法の考え方と自信の付け方【衝撃の事実】

なお、ジリ貧の模様。

今週はGⅠがなくちょっと休憩?的な期間。オイラが日本でトップ5に入るくらいに苦手な重賞であるフローラSがあるので、1ミリも自信がないですw
自信の話をするのに自信がないとか言うとわけわからんと思いますがw 予想に自信がないことを自信を持って言えますって感じ? もはやわけわからんかw ちゅーことで、今回は血統の雑談。

今年、自分で言うのもなんですがGⅠシーズンに入るまでに馬券は結構当たっています。超豆馬券ですがw note上でも結構晒していますけど、3歳戦なんて前哨戦は外したことがないくらい当たっててドバイも全勝でしたし…おそらく、ここらへんで全部運を使ったんだろうなぁと。なんかそんな気がするので下半期が今から怖くて仕方ない。確率的にはここから全部外してもおかしくないのでw

じゃあ、具体的にどうやって当てたのかというと予想法としてはオイラは血統やトラックバイアスを気にするタイプですね。現状の馬場状態を見てから、それに合っている血統を見つける…って感じです。特に面白いと思っているのが血統です。

血統には色々なタイプや考え方があって、基本的にはどれも正解だと思いますよって話は何回かしてきました。色々な人が様々な予想法を考案していますので、そこからピックアップして自分だけの予想法を確立できるのが血統予想の良い点です。競馬の予想法の正解なんて、いくつもあって全然おかしくないですしね。
じゃあ、馬券買う以外でこの自分の血統理論の正しさをどこで証明するのかっていうと、これは競馬の世界にはPOGという非常に便利でわかりやすいお遊びがあります。ウマ娘から入ってきた新規の方とかは、ぜひこれで遊んでほしいですね。メチャクチャ面白いので。

POGは、ペーパーオーナーゲームっていうお遊びで馬主の気分を仮想で味わえるというものです。もちろん、参加は無料。
デビュー前のサラブレッドを自分で選択して、どの馬がダービーを勝てるのかを予想していくものです。1年間で終わりなので、古馬の成績とかは気にせずにあくまでもダービー期間までということになります。ダービーが終わると、また新しい1年が始まって翌年のダービー馬を探す…というとても面白いお遊び。
何頭かピックアップして、その中でポイントを争ったりすることがほとんどですね。今年も、そろそろ来年のPOGに向けて動き出す人が出てくる時期です。

JRA-VANとかnetkeibaとか大手のサイト、あるいは大手雑誌では毎年のようにやっていましたし、オイラも継続開催されているJRA-VANの方は毎年参加しています。一時期はあらゆるサイト・雑誌のPOGに参加してたり…w

ランキングの上位を取ると商品や賞金が出ることも多いのですけど、一般的なステータスとしては重賞を勝つサラブレッドを見つけられたら玄人GⅠを勝てるサラブレッドを見つけられたら一流、そして、日本ダービーを勝利できる馬を見つけ出すことができた人は超一流です。
特に日本ダービーを勝利する馬、つまりダービートレーナーになった人は文句なしのステータスで、ハッキリとどこに行っても自慢できるレベルです。実際にやってみると、メチャクチャ面白くて馬主さんが新馬で1勝あげるのにどれだけ苦労しているかがわかりますよw オイラも、初期のころはもう全然ダメで…。そりゃ、7000~8000頭の中からたった1頭のダービー馬を見つけ出すわけですから、難しいですよね。

で、実はオイラはこのPOGで何度かダービートレーナーに輝いたことがあって、ランキングも上位に行ったことがあります。自分で言うのもなんですが日本有数のPOGトレーナーですw 
別に隠してたわけじゃないのですけど、特に今まで言う機会もなかったのでまぁ別に良いかって思っていて。それこそ、ただの趣味の世界ですしね。

ただ、最近は新規の方が本当に増えてきていて、この趣味の世界を共有できる人も増えているのが本当にうれしいところ。競馬の血統って、ハマるとメチャクチャ面白いのですけどやっぱり複雑だって考える人も多くて、なかなかドツボにハマる人も少ないのが悲しいところ…。
皆さんには、POGっていう面白いお遊びがあるってことをまずは知ってほしいですね。本当に無料なので。布教活動みたいですがw

なので、オイラが血統にそこそこ詳しかったりいつも競馬マスコミ相手にマウント取ったり(笑)するのもこういう事情があるからです。さすがに今の素人に毛が生えた程度の競馬マスコミには実績面では絶対に負けないでしょうし。

なんやかんや、もうPOGも10年以上はやっています。ムダに長くやっているので、それだけムダに血統の知識も増えてしまったというか…w

例えば、一番我ながら素晴らしいと思ったのが、まだ傾向が全く分かっていなかった頃のディープインパクト産駒からキズナをピックアップしたときですね↓ なので、実はディープボンド指名できたのもキズナを元々ずっと見てきたからって理由も大きいです。
キズナ→ディープボンドで親子2代でGⅠ級を指名できたのって、おそらく日本でもそうそういないと思います。ここらへんは、本当に我ながらようやったなぁと。ディープボンドって、メチャクチャ指名数が少なかったので。
本当に血統好きというか血統好き冥利(?)に尽きるというか。多分、もうこんなことないだろうなぁと。

こんな感じで、いくつか表彰的なものや景品的なものも貰ってたり。あんまり言うとアレなんで控えますがw

キズナって、POGでもあんまり信用されていなくてこのときも指名している人少なかったんですよね。4600人くらい? 人気だと余裕で1万人超えますからね。
ちなみに、この年は他にも同じディープ産駒だとサトノノブレスやラキシスレッドオーヴァルとか神がかり的なピックアップしていました。時代を先取りしすぎたw

面白いのが、指名人数見てもわかる通り全然人気ないところですよね。ディープ産駒にしては。

ちょっとディープの話をすると、よくオイラはディープ産駒に関するマスコミ評は昔も今もウソばっかりだよって話するじゃないですか?
今は『高速馬場向き!』とか平気でよく言うでしょ? でも、当時って本当にここらへんの『ディープ×アメリカダート血統』って全然人気なかったんですよ。見てわかる通り。
むしろ、エンジンのかかりが遅くてめちゃくちゃズブかったんですよね。まんま、初期のキズナ産駒みたいな走りしていました。ただ、ダートは全然走らんっていうw
実際に、この時期はまだ母父トニービンサトノノブレスの方が人気なくらいですからね。前年度、ダービーとオークス勝っていたのにこの人気の無さなんです。

この時期のディープって、日本のクラシック向きの馬や高速馬場向きの相性の良い血統が全然わからなかった時代なんですよね。ようは、現在の方向性になって人気が出たのは血統を吟味した馬産側の努力のおかげであって、本質的には別に日本の高速馬場向きではないってことがこの時点でわかるんですよね。
だって高速馬場に向いてなかったから、高速馬場に向くようにこの血統構成が考えられたわけですし。なおさら、今の狂った超高速馬場なんて向いてないってそれこそ誰でもわかると思う。

だから、『高速馬場向き!』って言ってるマスコミって実はただの後出しなんですよね。ただのプロパガンダなんです。これ、上記見ても明らかなように歴史的な事実です。

ここらへん、本当に競馬マスコミは絶対に言わないですよね。なぜかって言うと、まぁこれ何回も言っている通り自分達にとって都合が悪いからです。
本当にこの時期もまだ『ディープ産駒はマイラー!!』とか平気でわけわからんこと言ってる競馬マスコミが大勢いましたから。
あの界隈は、今でもコントレイルの年度代表馬落選や特別賞の選定を見てもわかる通り、自分たちの間違いを絶対に認めない人達の集まりなので。本当に変わってないなぁと思う。悪い意味で。

で、血統の話に戻るとオイラはこの時期から…

ディープインパクトはステイヤー。産駒がズブくて走らないのはスタミナが勝っている証拠。母の影響を受けやすく、だからこそ母系にアメリカ型の血統が入るとステイヤー気質が薄れるのではないか。

って自分の中で勝手に理論というか、仮説ですね。これを作ってPOGで実践していました。
ディープインパクトそのものについては、現在でも色々な人が様々な考えを持っているのですがこの出発点からしてやっぱり馬券的にもどう捉えるかが全然違いますよね。オイラ的には、どれも正解だと思いますが。

ディープ産駒はクラシック向きっていう血統家の人もいてオイラもそれは正しいと思っていたのですけど、ただそれ以上にステイヤーじゃないのかな?って思いがやっぱり強かったんですよね。血統はもちろん、現役時代の走りを見ても。
だから、長距離向けのサトノノブレス中距離向きのキズナ・ラキシスとかを母の影響を受けているかどうかを見たくて試しに一緒に取ってたわけです。結果的には、大正解だったって言う話。

キズナとラキシスって同じ母父ストームキャットで、キズナの場合はさらにダマスカスの影響が強いって当時から思っていて、これは何回か言ったことありますよね。
同じ母父ストームキャットでもキズナは母系から受けるスタミナが全く違うっていう話。『キズナはダマスカス(パシフィックプリンセス一族)』ってデビュー当初から日本でオイラしか言ってなかったくらいなんですけど、今でも正解だと思っていますw

誤解をしてほしくないのが、オイラが自分で正解だと思っているだけでこれが万人に通じる正解ではないという点ですね。少なくとも、POGや馬券を購入している人にとっては結果を出せたり儲けを出すことができたら究極的にOKだと考えている人が多くて、そういった人達の理論っていくつも存在するわけです。オイラが『よし、これが正解だったな』って思うのも、自分の中で納得ができる理論だったってただそれだけの話。1+1=2みたいに万人に通じるような正解ではないわけです。ここが重要。

これが、POGの本当に良いところでわかりやすいところですよね。自分の理論が正しかったのだと客観的にも証明できるという意味で。基本的に、POGってその年だけの1発勝負ですから。オイラの場合、キズナ以外にもダービートレーナーになったことがあるので、それに関しては別の機会でもまぁまたお話が出来たら良いなぁと思いますが。
なんにしても、継続的に結果が出ているっていうのが大きいですね。

実際に、POG的な観点って実は馬券にも繋がりますし本当に自信にも繋がります。馬券って、結局メンタル的な部分と馬券理論が大きいとオイラは思うので。
例えば、明らかに適性とか向いていないと考えられる馬であっても、メチャクチャ人気になっていたりマスコミあたりに煽られると『ヤバイ…そんなに強いのか…やっぱり買わなくちゃいけないのか…』って迷うじゃないですか? こうやって迷った時点で終わりなんですよね。
オイラも、初心者のときはメチャクチャ多かったですw 本当に外野の意見に惑わされるんですよね。

でも、POGにしても馬券にしても、自分の中で確固たる考え方や理論があったらこういう外野の言い分には惑わされなくなります。馬券が当たろうが外れようが『あぁ、確かにそういう意見もあるよね』って考えられるようになるわけですよ。理論そのものがどこかしらで当たってる部分があると、オイラの上半期の馬券当たりまくり現象みたいにどこかで大爆発します。考え方がブレてないので、ハマるときは頭オカシイくらいにハマるんですよね。もちろん、外れるときは一生外れますけどw

客観的にも、自分の予想法や理論がブレていると儲けが出てなかったときに焦りも大きくなると思うのです。『なんで当たらないんだぁああ!!』って。理由を見つけられないと、今度は無茶な買い方をしたり、他人の予想に丸乗りして見たり、騎手や馬に原因を求めたり…ってのが多くなって、やっぱり悪循環になるわけです。途中でやめるってことができなくなりますし、レースを見するってこともできなくなる。
馬券の購入なんて、自己責任で誰のせいでもありませんからね。その原因を外に求めだした時点で終わりだってことに気づけないわけですよ。
こうなると、やっぱりそういう部分でのメンタルと自分だけの馬券理論って大事なんですよね。
これを実践できるのが、POGです。

POGをやってみて自分が考えている血統理論が本当に正しいのかどうかってことを実践してみると良いです。POGって本当に言い訳が効かないですからね。結果を出せれば、当面はそれが自分にとって正しいって証明されますから。理想は、継続的に結果を出すことですが最初はデビュー戦を勝てる馬を見つける、とか簡単なもので良いと思う。

オイラは自分の考えを強要するのが大嫌いなので、『どうしたらいいか?』って良く聞いてもらえたりもするのですけど、やっぱり『ぜひ自分で考えて楽しんでください』って返事しています。それが、競馬を一番楽しめる方法ですからね。正解は1つじゃなくて、自分だけの正解を見つけてくださいって感じです。

POGはそれができる舞台なので、ぜひとも楽しんでほしいです(/・ω・)/



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