2020年9月6日3:18 noteを始める理由

高校1年生の頃から続けていたTwitterを辞めてしばらく経つ。

全世界に私生活を垂れ流しまくっていた15年。

鬱々とした高校時代。

初めてできた彼氏に舞い上がった日々、3か月でフラれて1年以上引きずった。そんな私のいいね欄は「DJあおい」と「いい女.bot」で埋め尽くされた。

コミュ障気味のまま社会に出た私は唯一の居場所としてTwitterに依存した。お局にメチャクチャにやられた日は自己嫌悪に陥り、その気分の落ち込みようがいかほどだったか詳細に記した。

だんだんと会社での付き合いにも慣れてきた頃、夜遊びや旅行の事を自慢げにつぶやいた。写真付きで。「山田ありす様」を崇拝していた。

病気になり、職を失った。実家に帰った。いわゆる毒親育ちの私にとっては実家は辛い場所だった。働けない自分の身体と、周囲が仕事に精を出してるのに何もできないまま過ぎていく時間、忌み嫌う実家に自分が存在していることが嫌で仕方がなかった。もちろんつぶやきも増えた。フォロワーはニートや無職の人たちばかりだった。

1年近く無職をしていた。一度人生をリセットしたい。自分の事を誰も知らない環境でやり直したいと思い、遠い九州の地で就職先を探した。ちょうど良い求人があり、応募したらトントン拍子に採用された。無職期間が長かったが、田舎ののんびりとした空気はリハビリには最適だった。新しい土地は新鮮で、日々の出来事をつぶやいた。

仕事に慣れバリバリと働くようになるにつれ、無職時代のアカウントが自分に合わなくなってきた。いつの間にかTwitterを辞めていた。

あんなに毎日、誰かのつぶやきを読んでいたのに。

あんなに毎日、自分の事をつぶやいていたのに。


最近、語彙力の低下が著しい。喋っていてもちょうどいい言葉がスッと出てこない。日々何かしら文章に触れていないと、何かしら頭を使う会話をしてないと、どんどん言葉は頭から抜け落ちるんだなぁ。

読書を全くしない私にとって普段触れる文章とはTwitterだった。私の思考力と語彙力を支えててくれたんじゃないかと最近思う。


タイムラインを追う事が面倒で仕方がないので、もうあの頃のようなヘビーユーザーにはなれない。調べたい事があるときに使うくらい。

しかしながら、文章を読んだり書いたりすることは復活したくてnoteを始めてみる。


続くかな…。


以上

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