#074『マリアンヌ』(2016/2017)
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『マリアンヌ』(2016/2017)(124分)
原題:『Allied』
ロバート・ゼメキス監督といえば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『永遠に美しく…』『フォレスト・ガンプ/一期一会』などの監督で知られる人である。
主演はブラッド・ピット、マリオン・コティヤール。
マリオンといえばインセプションでコブ役を務めた女優だ。妖艶で強い女性のイメージ。
レビューを書くときに3/4くらい見終わったあたりから考え始めるのだけど、ラストを迎えて茫然自失としてしまってだいぶ落ち着いてから書いている。
物語は、1942年戦時下のヨーロッパ。モロッコでのスパイ・工作活動のためにマックスとマリアンヌは出会う。作戦実行の間、偽装夫婦として過ごす。
作戦を終えたところでマックスはマリアンヌに求婚。ロンドンに戻り結婚。空襲の日、娘を出産する。
1943年、幸せな生活を送るが、マックスは呼び出しを受け、マリアンヌにドイツのスパイの嫌疑があることを伝えられる。
マックスは嫌疑を晴らすために行動を移すが。
原題のAlliedは"連合軍"という意味があり、他に"似たもの同士"という意味があるそうだ。邦題悩んだんだろうなぁと感じる。
この物語は苦悩を感じながら見ることになるが、ブラピもマリオンも2人のつらさの演技がはっきりと伝わってきていい。
ブラピの感情起伏は低いようにみせて、実は熱く、マリオンは強がってはいるが実は、儚く、脆い。
そういう意味では似たもの同士なのかもしれない。
一縷の望みをかけながら見るが、そうは甘くない、、かなりつらい。
あ、あ、あー、あ、あぁ、、と漏れてしまった。
ラストシーンはマリアンヌの本意が伝わる最後であり、泣ける。
ジャケットの下部、2人が手を繋いでる。このシーンをチョイスするのはなかなか熱い。