#028 『アンジェラ』(2005/2006)
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( 028/365)
『アンジェラ』(2005/2006)(90分)
原題:『Angel-A』
リュック・ベッソン監督作品。
借金返済が迫るアンドレが本作の主人公。借金はあるが誠実で要領の悪い男だ。自殺を決意(?)したとき橋には同じく飛び降りようとする美人が。
先に飛び降りた美人をみかねて助け、助けられた美人は「あなたのいう通りにするわ」と言う。彼女の名前はアンジェラ。彼女と行動を共にしはじめ、彼の人生が転がり始める。彼女の正体は物語の根幹である。
アンドレは160cmくらいの子男で、アンジェラは180cmほどで不釣り合いなコンビである。
アンジェラがアンドレを助けるには理由がある。アンドレが正しく生きられるようになってしまえばこの物語は終わるのだろうなと感じる。
閉じている目を開かせてくれる存在は本当に必要だ。
存在を認め、愛するということが人を奮起させ勇気づけることが出来るのだ。
ラストシーンが物語全体の雰囲気を壊してしまう演出は少しだけ残念だが、まぁその前のカチコミシーンとラストまでのアンドレのまっすぐな感情で楽しめたので十分である。