#070 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
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( 070/365)
『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』(2016/2017)(127分)
原題: 『Miss Peregrine's Home for Peculiar Children』
ティムバートン監督作品。素晴らしいCGを使った映画。実写をベースにCGを乗せてる。
(023/365)でみたアリスインワンダーランドはアリス以外はほぼCGの印象だけど、こちらは実写:CGが8:2くらいな印象。実写ベースの方が映画は楽しめると思うのでくどさが少なく、ここぞ!というところで賑やかに使ってくれることを考えると、僕は本作の方がが好き。
ランサム・リグズが出版した同名小説を原作としている。
物語は子供の頃から祖父に不思議な子供たちの話を聞かされていた、少年、ジェイクが、認知症と疑われている祖父エイブを訪ねるところから始まる。
祖父エイブは「もっと早く話しておけばよかった。ケインホルム島、1943年9月3日のループに行け、鳥が全て教えてくれる」と言葉を残し奇怪な死を遂げる。
ジェイクはエイブを看取る直前に何か奇妙なものを見たことから両親から心配されるようになり、精神科医にかかることになる。
16歳の誕生日を迎えるジェイク。叔母から祖父の遺品として、ケインホルム島へのヒントを受け取る。
精神科医からは、区切りをつけるために、いっそ自分の目で確かめてみるべきだと旅をすすめられる。
島につき、"迷い込んだ先"には、祖父が子供の頃に語ってくれた不思議な子どもたちと、子どもたちの世話をするミス・ペレグリンがいた。
物凄く偶然なんだけど、昨日見たプリシラのドラァグクイーンの1人を演じていたのが、エイブ役のテレンス・ヘンリー・スタンプだった!驚きである。
かなり重要な役どころをもつエイブ。活躍され続けてる80歳!(当時は74歳か)
不思議な子どもたちはなんと12人も出てくる。127分の映画って長いわけではないので、なかなか見せるのが大変だと思うのだけど、しっかり全員が全員見せ所がある。
空気よりも軽い女の子、普段は足枷の代わりに鉛の靴を履くエマ
無生物に命を吹き込むことができる年長の少年、イーノック
指から炎をだす少女オリーヴ。
透明人間のミラード
植物を操るフィオナ
後頭部に口をもつ少女クレア
蜂を身体に宿すヒュー、、、
彼らの能力(体質)を楽しむのがこの映画の基本なんだが、タイムワープ(リープ)などのSF要素も面白い。ただ、よく考えないとわからない部分もあるので2回見たりする必要があるかも。この部分を丁寧にやるとさらに30分伸びてしまうと思うので、個人的には駆け足で巻いたのは悪くないと思う。
エマのもとにいち早く駆けつけた感じでいいじゃないか。
彼らが何故1943年の9月3日をループする必要があるのか、そして、何故エイブおじいちゃんとジェイクは彼らのもとへ導かれたのかは是非映画を見て確かめてほしい。
ジャケット。なんかすごくミスディレクションな気もする(汗 むしろ狙ってやってるのか、これ。
ミス・ペレグリンがドヤ顔してるのが観賞後だとなんか笑っちゃう。
ペレグリンを演じたエヴァ・グリーンの存在が美しいからこんなことに、、。
007カジノロワイヤル(2006)ではボンドガールを演じたそうな。カジノロワイヤル、楽しみにする要素が増えたぜ!
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