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歩きたばこ・ポイ捨ては市内全面禁止です!
最近、たばこのポイ捨てが多い。これをどうにかできないのかという陳情を受けました。公園にも、側溝にも、道端にも、清掃をやっても減らない。風向きによってはタバコのにおいが家にいても気になるとのこと。
たばこを吸われる方は、受動喫煙に十分にご配慮いただき、立ち止まって携帯灰皿をお使いください。
流山市は「流山市路上喫煙の防止及び、まちをきれいにする条例」を定め、流山市では、市内全域で歩きたばこや、ポイ捨ての迷惑行為を禁止、パトロール員に指導・勧告に従わなかった場合のみ過料の対象としていましたが、心ない一部の喫煙者の方による迷惑行為が後を絶たないため、平成30年4月から重点区域内での路上喫煙や吸い殻のポイ捨てを確認次第、直ちに過料2,000円を処すことになりました。
しかし今度は、過料対象地域の周辺にポイ捨てが多くなってしまった、公園でもポイ捨てが増えた、市民の立場で注意したら怒鳴られた等のお問い合わせをいただいたため、今一度、法律的な整理を担当課に確認してきました。
①条例の対象となる路上喫煙
市内の道路または重点区域においての喫煙をいうので、公園や私有地内は対象外である。
※喫煙とは点火式たばこの保持を含み、非点火式たばこを吸うことを除く
②区域ごとの禁止事項
重点区域内の禁止事項⇒路上喫煙全般(過料の対象)
重点区域外の禁止事項⇒歩行中または自転車等の走行中の路上喫煙、及び、携帯用の灰皿等を使用しない路上喫煙(過料の対象外)
③ポイ捨ての禁止について
・条例においては、何人もポイ捨てをしてはならないと規定(ポイ捨て行為全般の禁止)
・ポイ捨て行為に対して、市長は指導または勧告をすることができる。従わない場合20,000以下の過料に処する(市民が直接注意をすることができるわけではない)。
・土地の所有者に対して、ポイ捨てがされないよう努力義務を課している。
重点区域は「運河駅東口周辺」、「江戸川台駅周辺」、「初石駅周辺」、「流山おおたかの森駅周辺」、「流山セントラルパーク駅周辺」、「南流山駅周辺」です。
取り急ぎ、私の方でも、ごみ拾いボランティアを行ったり、政治ビラでも記事を作り、発信することで啓発に努めていきます。
今後は、改正された健康増進法により、受動喫煙対策がルールとして2020年4月1日より全面施行されておりますので、この周知も必要でしょう。
タバコには有害発がん性物質が含まれていること、死亡リスクが高くなるという因果関係は明らかですので、受動喫煙防止の実現に向けて厳しい制限が科せられています。
改正健康増進法では「20歳未満の人を喫煙できる場所へ立ち入らせてはならない」とされています。しっかり覚えておきましょう。
以下のページで解説があるので、ぜひご覧ください。
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