多様なコモンスペースの開発 ~「わたし」から始める社会実験~ vol.0
作って!と他人任せにするだけではかっこ悪い
都市経営プロフェッショナルスクールのオンライン受講。早いもので、3か月が過ぎようとしています。様々なケースを学んでは試行錯誤の繰り返しです。「小さくても実践が重要」ということが頭にあるので、ある民間事業者のリアルな事業研究を通じて将来的に参画することも検討しましたが、議員としての制約ややりたいこととの折り合いがつかず断念しました(引き続き議員として勉強させてもらいながら、関わってはいきます)。
議員は「ワンストップ行政窓口」として、市民の方々のサポートや裏方であることは重要であるものの、執行部でも事業者でもないから、実現やディティール等、様々な面で責任が持てない、というのが私の悶々ポイントでした。
私は、児童急増中の流山市において、子ども政策を柱としている議員です。まちの中に多様な子どもの居場所があって、自分の成長にとって豊かな経験に出来るまちにするのが私の夢が、その実現のためには、物理的な場があることのみならず、大人の地域のつながりが網状に存在し、ソーシャルキャピタル(地域の顔の見える関係づくり)を構築していく必要があります。私はこの状態を「子どもの居場所のバリアフリー化」と表現してきました。しかし選べる位にするためには、学童や児童館、塾★以外★の場が増えることも重要なのに「作って!」と他人任せにするだけではかっこ悪いと思うようになりました。市に提案したり、市民や事業者の方々と連携して充実を目指すと同時に、私1人でも出来る活動をやってみようと考えるようになりました。
子ども達の「水遊びがしたい」
思い出したのは、選挙活動で地域を回った時、多くの保護者からの頂いた以下のご意見。
夏が暑く、遊べるところがない、水遊びが出来る場所が欲しい・・
近隣の施設で例に出されるのは以下です。確かに楽しそう。。
①清水公園
②三郷市のピアラシティ「じゃぶじゃぶ池」
https://www.piala-city.jp/institution/outside
ピアラシティには、公園政策に強い石原議員と共に、地域の子ども達も連れてきました。すると、子ども達はあそぶあそぶ、、確かに楽しいっ!!
石原議員の調査によると、この「じゃぶじゃぶ池」は整備に5千万、年間維持費が3~400万円になるとのことで「お金のない流山市としては厳しい・・、代替案を考えよう・・」ということになりましたが、昨年度はコロナもあって調査が止まっていました。
おおたかの森の南口公園の芝枯れを、水遊びで解決出来ないか?
先日偶然にも、市の担当の方に「南口公園」の芝の生育について問い合わせをした所「夏場暑すぎて、せっかく整備した芝生が枯れてしまいそう・・」と回答を頂きました。
この芝生は、目の前の公園の土埃がマンションの室内まで届くということでマンション住民からも相当な声が上がっていたことから要望し、やっと植えて頂いたものです。土が浸食され、凸凹もひどくなったので500万円もかけて整地をしていただきましたので、枯らしては勿体ないのです。
仮に水が足りなくて枯れてしまうなら、夕方、子ども達の水遊びを兼務すればwin-win^^?。ということで試行錯誤してみることに。
早速市に公園の申請をし、やってみることにしました。私もそれなりに忙しいので、自治会に所属して皆さんと一緒に活動するのは難しいのですが、1人で出来る範囲で無理なくやれる活動はあるんじゃないか?そういう可能性を発掘することが出来れば自治会でなくても、楽しみながら地域活動ができるよ、という事例になるのでは?と考えました。
ちょうど運動不足だし、ジョギングのかわりにやると思えばよい^^。
水やりには散水栓を使わせてもらえることになりましたが、家庭用の20メートルのホースじゃ届かない><、散水栓にホースを直接つけると定期的に抜ける(笑)・・など四苦八苦しています。が、やってみることで分かることもあるので、こちらで進捗報告していきます。
早くも協力者が・・w。絶対やるだろ、リンボーダンス♬
17時半以降で作業してます~。水遊びやりたい子、ご協力いただける方、のぞきに来てください♬
p.s.
偶然ですが現在プロフェッショナルスクールの課題が公園の利活用になっています。課題図書、こちらを読んで発想を広げていきます。
応援頂けると、他自治体への視察や研修費、専門家にアドバイスを求める、同じ思いを持つ議員さんに直接会いに行き対談する等、活動量を増やすことが出来ます。まっとうな政治を行うためのサポートよろしくお願いいたします。