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婦人科検診のススメ ~信頼できる、かかりつけ医を持とう~
発信してみたら、多くの「私も!私も!私もー!!!」という女性の声
今回、最近、経血量がびっくりするくらい多く、貧血もあったので、かかりつけのクリニック(婦人科)に見てもらったところ、粘膜下筋腫(筋腫分娩)という状態がみつかり、手術をすることに。子宮頸がん(異形成)も持っていたため、合わせて対応しました。
女性はなかなかこう言ったことを大っぴらに話せないという空気感じたので、あえて発信してみたところ、多くの女性から「私も!私も!私もー!!!」「教えてー!」などの問い合わせをいただき、びっくりしています。
出産までは、2か月に1回程度しか来なかったくらい月経が軽い私でしたが、ここ数年は、少しずつ重くなり、議会が長引くと心配になることも。
身体の変化にびっくりしていたのですが、周囲の女性に相談すると「近藤さん、それ普通よ・・」と言われました。「月経が重いって大変だ・・」身をもって実感した次第です。
信頼できる、かかりつけ医を持っていますか?
皆さまは、信頼できる婦人科のかかりつけ医をもっていますか?
私は、出産の診療も、婦人科受診も、悪い思い出ばかりで足が遠のいていました。しかし2人の娘の親でもある私、娘のために向き合おうと、受診を決意。ママ友にお勧めされたクリニックの先生が、しっかり説明してくれたので
安心して受診できるようになりました。
医療の診断については、細部で見解が分かれることもあるでしょうから、質問しやすい、信頼できる思える先生を慎重に選ぶことをお勧めします。
慎重にと強調する理由がもう一つあります。一度、婦人科受診で経過観察が出てしまうと、経過観察が出たクリニックで継続しての診察になるからです。私も、ここ数年、体調で「おかしいな?」と思うことがあり、何か所か受診したのですが、詰問を受け「二度と来るか!」と嫌な経験をすることも。信頼できないクリニックが継続受診になってしまったら辛いですし、ナイーブな相談をする可能性もあることから、妥協せず、選びましょう。
かかりつけ医と手術を担当してくださる先生との連携プレー
今回私は、絶対に関わりたいと思っていたミッションで大阪出張を予定していたのですがストップがかかりました。
「先生、どうにかなりませんか・・」とお願いするもNG.いつも私の仕事のことをよく理解してくださる先生なのですが「出血が止まらない可能性があるので断固NGです!」と手術の連携院を紹介されました。
私は「子宮筋腫なのになぁ、、そんなに行動制限されるのか」という想いで連携院に再度「先生、大阪行き、どうにかなりませんか・・」と聞いてみると、
「どんな業務なのですか?出血したらすぐ流山に戻ってこられますか?」問われてから、出血が止まらなる医学的な説明や、前診断の情報もなく病院に運ばれた場合の処置にたどり着くまでのリスク、急な受け入れのキャパがあるか分からないリスクも丁寧に教えてくださりました。
最後は「ネットでも対応できるでしょ?」という所までご意見をいただいてしまいました(笑)。
「月経異常は病気じゃないのにな・・」私にも思い込みがあった
お医者さんから指示されることを最初から聞き入れない私もどうか?と思うのですが、どうやら「月経は病気ではないのに、なぜそんなに行動制約しなければならないの???」と、私にも無意識のバイアスがあったのだと思います。かかりつけ医とダブルでご説明いただくことで、自分の身に起きていることや、患者側の姿勢次第でリスクが高くなる構造についても深く理解することが出来ました。
最近の月経過多を悩んでいたこと、使っていた薬、私が忙しく中々検診に行けていないこと等も把握されていたので、かかりつけ医との情報連携は詳細にわたっているようでした。
「どうせ手術するのだし、近藤さん、忙しいから受診さぼりそうだよね(笑)」と子宮がん検診(高度異形成)の対応と月経過多に対する処置(ミレーナ)もご提案いただき、実施することにしました。
手術法は子宮鏡手術、全身麻酔でした。しかし入院期間は2泊3日と短く、術後も軽いものでした。しかし出血を伴うので退院後1か月は経過を見る必要があるようです。
「手術も軽いのに行動制限はある・・でも始終寝てなくてはならないわけではない・・」中々複雑ですが、先生からの説明で納得しました。信頼できる先生とのコミュニケーションは重要です。
入院中は、不安な顔をすれば笑顔で声をかけてくれるし、場所に迷えば丁寧に誘導してくださる、どの方も疑問がなくなるまでしっかり答えてくれる、という・・ご対応いただく方々のホスピタリティが半端なく「ここは天国なのだろうか?」とすら思ってしまいました。
昼も夜もない現場なのになぁ・・医療従事者の方々に心から感謝を伝えたい気持ちになりました。本当にありがとうございました。
月経のこと、婦人系疾患のこと、もう少しオープンに話せるといいですね
女性の皆様は、中々相談しにくいという話も伺うので、書きました。私の経験が参考になるかはわかりませんが、空気を変えたく、あえて発信しました。
月経のこと、婦人系疾患のこと、もう少しオープンに話せる風土になるといいですよね!
娘たちとは日常で話をします。娘たちも「今日は2日目だーつら~いー」と愚痴を言ったりもします。こういう疾患についても情報共有していきたいし、そして、それが自然と検診やかかりつけ医を持つことに、つながればいいと思っております。皆様もぜひ。
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![近藤みほ(流山市議会議員)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/100965758/profile_655be9180d5c0b3212fbbd8f4580908d.jpg?width=600&crop=1:1,smart)