いち市民が仕掛けるクリーン作戦No.3が進化中
流山クリーン活動大作戦 No.3 参加者募集中
流山クリーン活動大作戦と称したイベントが、2023年12月10日(日)9:00~15:00@森のまち広場(流山おおたかの森駅南口)で開催されます。No.3にしてこの企画、確実に進化を遂げている感が^^。
今回の目玉企画は「プロジェクトサンタ」。これはご家庭で使わなくなったものを集め海外に届けるという企画だそう。チラシにはこの企画が全面に出ていますが、基本は最近ごみが多くなっているおおたかの森駅周辺を親子で楽しみながらごみ拾いをやろう!!です。
ごみ拾い(地域にとっていいこと)をしたら「もりぽ」ポイント!SDGsを連想するワークショップ・ショップが並び、参加できるようになっています。ワークショップ参加・商品購入には「もりぽ」ポイントが利用できます。
はじまりはこんなエピソードから
さて、こんなに素敵なイベントですが、今回は、こんなところから始まっている・・という話をさせていただきます。
おおたかの森駅周辺は、ごみの散乱が増えました。自治会を中心としたごみ拾いの活動が、コロナ禍でしにくくなったこともあるかもしれません。プラごみの散乱は、集水桝を詰まらせることから、ゲリラ豪雨時の道路冠水の原因になるので問題です。ごみが多いことを問題視するあまり、X(旧Twitter)では厳しい非難の声が流れるようにもなりました。そこで私、近藤みほも「歩きたくなる、美しいランドスケープ(景観)を政策に掲げている以上、何か貢献しなければと考えるように。
「ポジティブに拾う人が増えればいい」と仮説から、まずは自分でやってみることに「こちら①」「こちら②」。
すると企画者のS氏が賛同してくれたのです。
自治会でもNPOでもない、ささやかな、でもワクワクする活動に
もともとS氏は以下のモチベーションを持っていました。素晴らしいですよね。③は私も議会で訴えてきましたが、S氏がすごいのは実現する力もあることです。
問題意識は私の2018年(5年前!)と一緒。
こちらです(議会のプロジェクタの制約があり、資料の見た目が古い><)。
一般的に、都市化に伴って行政に要求するだけの住民が増える傾向があり、これが後々問題になります。行政運営は自助・共助・公助のバランスをもって税金を効果的に使わないと財政が苦しくなるためです。そこで自治会加入率低迷に焦点があたり、議会でも取り上げられるのですが、市の対策は「広報ながれやま」などでの啓発が中心。これでは改善しないと感じてきました。
若い人はそもそも、活動に参加する時間的な余裕がありません。それを上回るメリットを感じられないと、いくら呼びかけても、刺さらない。
自治会の方々は、「自分の地域を守る!」という利他の精神で活動されているので「メリット???」と怒られそうですが、活動の選択肢を増やしたいというだけなのです。
現に、私も一度マンション管理組合の自治活動をべき論で推進したことがあるのですが、献身的に協力くださった方が体調不良になるという事態を目の当たりにしました。それを猛省し、依頼「ボランティアは楽しく、無理しない・させない」を原則にすることにしました。
政策提言→実現の詳細はこちらです。若い人にとっては興味のあるテーマにそった活動の方がハードルが低いと感じ、議会での提案は市民活動に絞りました。
いち市民が仕掛ける市民活動
多くの市民団体や民間事業者とのコラボレーションを得意とするS氏は、こういった課題を余裕で飛び越え、自治会でもNPOでもない母体で活動を始めます。ほぼ海外で育ったという背景もあるからか、豪快。でもやることはやる。まちの課題に沿ったソリューション提案や、あらゆる方々との利害調整、マネージメントを、ほぼ一人でされています。資金が必要であれば自腹を切るという割り切りもあり、、いやぁ、流山市には、すごい市民がいてくださるものです(涙)。
地域の課題から価値を創る、各ラインナップの意味
S氏には、私が目の当たりにする、流山市の課題を悶々と愚痴的に相談させていただく時があります。
そうすると「こんなん考えましたけどぉー」と報告がきます。
まるでドラえもん・・
「えええええっー!!(驚&喜)」
というのがほとんどです。
今回のイベントも
「ごみ拾いという活動を楽しく、ポジティブに!」ということで、素敵なスポーツ選手とのコラボで実現しようとしたり、
「慈善事業にこそお金を!(お金は人を元気にするために使うべし)」というS氏のポリシーから、環境に対する貢献に特化した地域通貨的なツール「もりぽ」さんとのコラボをされたり、
流山市民は知識が豊富なので、その方々が「子どもたちに豊かな教育を展開することはできないか!」という私の悶々から、今回のイベントではSDGsをテーマにしてワークショップできる店舗をラインナップしましたよー、と報告をいただきました。
ご自身のお子さんが未就学ということもあることから、お子さんのターゲットはその年代が中心です。
流山市の焼却場は、市民が17万人想定の時に作ったものなので「ごみを減らすことが経営課題、悶々!!」と伝えると、民間事業者とのコラボレーションから、プロジェクトサンタ!という企画をしましたよーと報告をいただきました。
流山独自のSDGSを作って、みんなで楽しんじゃおう!ってことで、N-SDGs という新たな造語を作っちゃいました!!という報告もいただきました。(はい、つまり私は何もしてません・・笑)。
私の切なる願い「ごみ拾いをイベントではなく日常に!」
そして、イベント開催されている方に言うか?という内容「ごみ拾いをイベントではなく日常に!」についてもお願いしたところ、実現に向けて着々と動いてくださっています。
※まだ調整中とのこと。時期をみてココ(↓)に公開します。
この取り組みは、自治会の方々への配慮でもあります。自治会で日々ごみ拾いをされている方々は、地域に住むものとして「あたり前」の活動なので、何を騒いでいるのか?とイベント的な活動を嫌う方もいます。
S氏は日常的に活動されている方々とこそ、コラボをされたいと思っていらっしゃるので、つないでおりますが、回数を重ねる中で、いつかお互いが気持ちよい形で実現できるといいな!と思っています。
ということで、あたらしい地域活動にご賛同いただき、ご参加いただける方は以下の参加フォームで表明を^^。
チーム分けのため登録が必要だそうです。
おねがい
ボランティアによる運営ですから、粗削りな所もあるかと思います。しかしそれも含めてあたたかくご参加いただける方、ぜひご参加ください。
当日は私もS氏を拝み倒す気持ちで参加させていただきます。
クリーン活動大作戦No.1 はこちら。陽キャ全開企画ですね!私もチラっとうつっています。