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ハンガリー生活も気づいたら4年目の今、2025年の初めに思うこと

こんにちは、お久しぶりです。みほこです。

ハンガリーの首都ブダペストでの生活も気づいたら去年の秋で4年目に突入。
ハンガリーという国を全く知らないまま移住してきて、最初は街の美しさに圧倒され、今は住み心地のいい程よい大きさのブダペストでまったりと日々を送っています。

私はハンガリーが好きという理由で移住してきたわけでなく、「ヨーロッパのどこでも、住めればいい」と思って、流れついてここに来たので、「なんでハンガリーなんだろう?」と思うこともしばしば。

元々はファッションの勉強をしていたのもあり、ヨーロッパ内でも特にパリやミラノに憧れがあって、今でもやはりいいなあと思ったりもします。
住んでる人の様子をSNSやブログなんかで見ると羨ましく思う。

ブダペストって街は綺麗なんですが、お洒落な都会という感じではなく。地方都市という感じ。
ZARAやH&Mなどの有名ファストファッションかヴィンテージのお店ばかり。流行りのブランドのお店なんかはあまりありません。
ずっと東京近郊に住んでいた自分としては物足りない感じは否めない。
(っていうか東京モノ多すぎ!欧米のブランドほぼ全部お店あるのでは?)

別に他国に行きたければ行けばいいのですが、そこまでの思いは、、という感じもあり。

何せパリやミラノはブダペストよりも物価が高く、今の収入では生活がちょっと厳しそう。
そしてなんといってもハンガリー人のボーイフレンドがいて、今や家族ぐるみのお付き合いです。
友人もでき、アパートの大家さんとも仲良し。

ということで、他の憧れのヨーロッパ諸国を横目に見つつのハンガリー生活。
別に不満というわけでもありません。ないものねだりです。笑

あっ。ちなみにハンガリーのことは今はとても好きですよ!
ドナウ河沿いに広がるザ・ヨーロッパな街並みはとても美しく、川沿いを散歩するのが大好きです。
カフェなどの小さい可愛いお店はたくさんあるし、人も物も多くないので日常生活を送るのはとても快適です。


私はフリーでどこに住んでもできる仕事をしているので、選択肢が多い、自分でなんでも決めれるというのもなかなか厄介なもの。

日本に帰ろうと思えばいつでも帰れる。これもたまに悩みの種になります。

私は日本のクライアントさんとお仕事をしているので、どうしてもお仕事をいただくのが難しい時がある。
時差があるからです。

なかなかお仕事が決まらないと、日本に住んでいたら楽だったのになあ〜と思ってしまうこともしばしば。

「大好き・楽しい・快適」と「寂しい・しんどい・どうにかしたい」の間でぐるぐると過ごしたこの3年間でした。

去年のとある日、ハンガリー人の友人に「ハンガリーはもうあなたのホームになった?」と聞かれました。

その時は、「ああ〜。。そうだね、そう感じているよ」と答えました。

ハンガリーはホーム。
確かにそういう感情はある。
今ここを離れなければいけないことがあれば、とても寂しく感じるでしょう。
人生の最後は日本とハンガリーのどちらで過ごすのか?
そんなことも良く考えるようになりました。

ずっとこの国にいてもいいかなあ。
最近は前よりも迷うことが少なくなりました。

これはどういう心境の変化なのか。諦めとも覚悟とも違うんです。

なんというか、私はそういう流れの中にいるんだなあ、という感じというか、ハンガリーに呼ばれているというか、縁がある、というか、

何か縁があってなのか、ハンガリーという国が私に居場所を空けてくれているみたいなので、そこに収まってみている、というような感じ。
私がここにいるのが自然、というような。

であればそれに受け身でいるだけではなく能動的に、ここに在れることに感謝して、ここでやれるだけのことをやってみようと思うのです。




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Mihoko
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