外国人人材紹介の裏側とバイアス

裏側といっても、みなさんが思う裏側でもないかもしれません。

【最近感じた裏側】
最近、営業にいかせていただく機会が多く、新しく感じたことや、私達が変えていかないと行けないと感じる課題をひとつ言語化できたので書きたいとおもいます。

以前のnoteでも私達の外国人人材紹介・支援に対するスタンスを書いています。

以前は私達目線で書いていました。

今回は、外国人を採用する企業さん目線で少し書いていきたいと思います。

私達は介護施設さんにも外国人人材の方を紹介し支援させて頂いています。
介護業界は2025年度には約32万人、2040年度には約69万人を追加で確保する必要があると厚生労働省が打ち出しているように人材不足が顕著な業界です。将来を見据え外国人人材を受け入れていきたいと考えている事業者さんも多くいらっしゃいます。彼等のハングリー精神や相手に対してのホスピタリティも感じ採用、育成に踏み切ってくださる事業者さんも多くいます。

外国人と実際に対峙する介護しせつさんは、彼等を新しい風で、施設の雰囲気も彼等のおかげでポジティブになっていったと嬉しい言葉を頂いています。

でも、実際はもしかしたら

他の会社さんからは「あの会社はついに外国人人材を採用しないといけなくなるくらい、人が足りていないのか・・・・」って思われる。

外国人の採用を決めた会社の幹部層、その事実を告げられた現場スタッフからはブーイング。

そんな事実も少なからずあると思う。

現実は全く違うのに。
そんなことを、思われてほしくないし、思ってほしくない。

実際に私達が扱っている特定技能という在留資格は人手不足が叫ばれる14業種に対して新しくできた在留資格だ。実際に人手不足が認められないと在留資格がおりない。
そう思われてもおかしくはない本質もある。

ああ、でも違うんだ。違う違う違うと叫びたい。

海外から一人、目標を達成するために日本に来た彼・彼女たち。
誇りを持って毎日、1分1秒を大切に彼・彼女たちは介護職として働いている。利用者さんが今日もちゃんと水を飲んでくれるように。食事を食べてくれるように。そして笑ってくれるように毎日仕事に向き合っている。

でもその事実は実際に対峙しないとわからない現実。

「ついに外国人を採用しないと人手不足でやっていけなくなったか」と思われてしまうこともあるという事実。
全く違うのに。

これも、外国人は安い労働力として日本がつくった技能実習という制度が悪用されて、そしてその悪用が目立って作られたバイアス。

完全なバイアス。

例えば私が、オーストラリアの介護施設で働いたとしても
「外国人をやとうまで人でが足りなくなったのか」とは周りから思われないと感じる。他国ではきっとバイアスはない。

そして、バイアスは
認識をして認めることでとくことができる。

私達はまだまだ世の中に影響力があるわけではないけど、
すこしずつそのバイアスをといていくことが出来る仕事に携わっている。

介護施設さんとの商談で改めて感じた目線とバイアス。


ただただ、「外国人人材は安い労働力ではなく優秀だから採用する」ことを伝えるのではなく、相手の置かれた状況を理解してバイアスをみつけて丁寧にといていくこと。

外国人採用について、思いっきり、これから施設に新しい風が吹くぞ!!って介護施設さんに思ってもらって一歩踏み出してもらえるように、私達ができることってまだまだあると感じている。


最近は人材事業において、バックオフィスや、外国人支援・フォローのしごとだけではなく営業にも携わらせていただいています。

自分のキャパを無理矢理にでも広げることで、
毎日たくさんの気づきがあります。

もっともっと実行に移せるように動いていこう。

弊社代表にも、周りの支えてくださる方がたにも感謝です。恩返しやで~!


先週書けなかったので2本目のノートでした!

読んで頂きありがとうございました!


明日もお休みですね。

素敵な休日をすごしてください!

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