チェコ映画『金か命か』原題 Peníze nebo život 7 Miho Fukuda 2021年1月26日 03:46 写真はインドゥジーフ・ホンズル監督によるチェコ映画『金か命か』1932年公開の作品。おしゃれなポスターですが、オトボケキャラの同級生2人が、盗んだ高価なネックレスを持って逃げまわるコメディ映画。主演はヤン・ウェリフ(写真左)とイジー・ヴォスコヴェツ(写真右)二人は、ナチスを批判する30年代の数少ないヨーロッパ映画とされる『世界は私たちのもの』(1937)という映画にも出演、映画脚本も手がけています。 こんな見た目になることもありました。 ウェリフとヴォスコヴェツは、オスヴォボゼネー・ジヴァドロという劇団の中心人物で、名コンビでした。 こちらは、作曲家ヤロスラフ・イェジェク(写真左)が加わった名トリオの写真。ウェリフとヴォスコヴェツの手掛ける劇や映画作品に、素敵な音楽を加えたのがイェジェクでした。映画『金か命か』でも、場面ごとにイェジェクのアイディアに富んだ絶妙な音楽が流れます。後に、時代に翻弄され、劇団活動の停止、アメリカへの亡命を余儀なくされた3人ですが、『金か命か』では、まだ若きウェリフとヴォスコヴェツ、イェジェクのトリオの魅力がいっぱいに溢れています。日本では公開されていないようで、残念。 #写真 #音楽 #ピアノ #演劇 #ジャズ #クラシック #劇団 #ピアニスト #チェコ #映画音楽 #プラハ #チェコ語 #チェコ映画 #チェコ音楽 #ヤロスラフ・イェジェク #ヤン・ウェリフ #イジー・ヴォスコヴェツ 7 よろしければサポートをお願い致します。音楽活動のためにとても助かります。 サポート