ホームオフィスを整備しなおした話(EV3895+エルゴトロンHX 45-475-216編)
これまでのあらすじ
ことの経緯とデバイス選定についてはこちらをご覧ください。
FlexiSpot E9の組み立てについて(組み立てするのがひとりで非力なら養生して持ち上げないようにしろ!)はこちらをご覧ください。
EV3895とエルゴトロンHXのマウント
EV3895 を買うと決めてから標準のスタンドという選択肢はありませんでした。理由は、スタンドが重厚でスペースを取ること、アイケアの観点から後ろに行かせたいディスプレイなのに前にきてしまうことなどからモニターアーム前提で設置を考えました。EV3895はスタンド無しモデルも出ているのですが、量販店での流通がほぼ無いため取り外すこと前提で考えました。
イメージトレーニング
LXの動画を見ても全く参考にならないので、取り扱い説明書と個人のブログ、少ないHXの動画を参照させてもらいました。
取り扱い説明書の冒頭に「インストール前に、アームが通常、左か右に傾くかどうかを確認します。」とあるのですが何も取り付けないと硬くて動かないので不安になりました。
レイアウトやデスク周りの好みとかは自分とは全然違うけど、この動画での設置が一番わかりやすかったです。
設置位置をきめる
右側にゲーミングノートPC(17.3インチ)を置こうと考えていたのでモニターは左目に、その下にSurfaceを低めに、真ん中にWacom One 13を置いノートPCとの間にマウスを置こうと考えたので、左寄りに設置することにしました。なるべくモニターを後ろに行かせたいので、壁との間は20センチくらい開けています。
土台の設置
土台は真ん中のポイントに変更してから、デスクの天板を挟むとちょうどよかったです。付属の六角レンチ(持つところにシリコンっぽい加工がしてある)この時点でグロメットマウントの部品が余ります。
アームの腕部分の設置
アームのパーツを2本差し込んでぐるぐる回るか確認します。プラスチックっぽいドーナツ型の部品が軟骨替わりになりますので隙間なく刺さってるか確認します。
モニターへのマウント器具の取り付け
位置関係の確認
モニターに直接ネジ付けする部品(グリスでべとべとの四角いやつ)の上下を確認します。モニターアームに刺す段階でほぼ90度モニターの画面が天井を向く角度になるので、その位置関係を確認します。
モニター用の養生
モニターが10キロくらいあるので、床に養生します。私はチェアマットの上に FlexiSpot の梱包材を置き、ひざ掛けを広げておきました。
箱から出して付属スタンドからの解放
EV3895を箱から出す時に、スタンドがびよーんと伸びますが、無視して箱を足で抑えるようにするとスムーズに持ち上がります。
モニターの背面にスタンドとの切り離しボタンがあるので押して、画面を持ち上げる(持つ位置はフレームで。画面は絶対に持たないようにしましょう)ここがちょっとだけ重い(10キロぐらい)なので、デッドリフトの要領でかがんで腰ではなく脚の力で持ち上げます。
モニターを外したら、画面が下に来るようにひざ掛けの上にそっと置きます。
マウント器具の取り付け
拡張アーム(20x20)は不要なので、四角い部品(グリスべとべと)方向を確認して、ドライバーで固定していきます。私は水平固定したかったのですが、ドライバーがうまく入らなかったのであきらめました。
いざ、合体!
モニターが空を向く感じで上からアームに刺します。ここが難所といわれるのかもしれませんが、位置関係を把握していれば問題なく刺さります。腕がプルプルする前に刺しましょう。
刺してからねじ止めし(モニターは押さえてなくても、アームに噛んでいるので大丈夫です)ねじ止め完了後画面を垂直にすると、とりあえず完成です。
一番大事な調整
完成したら、アームの硬さや角度を六角レンチで調整していきます。取り扱い説明書にどこを調整したかったらどのネジと記載があるので、見ながら好みの硬さになるよう調整します。
完成!
終わってしまえば、結構簡単だったなと思いますが、実際に作業される前は誰もが不安に思われることでしょう。養生をしっかりすることと、仕組みを理解したうえで怪我しないように気を付けて作業することが一番なのかなと思います。特に完成形から容易に想像しがちな垂直にモニター取り付けようとするのは難しいので箱に入ってた形状のようにモニターを天井と並行になる形で取り付けるように計算されてるのだなと思いました。
おかいもの用リンク
おまけ。ほしい物リスト貼っときます。
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