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情報商材に振り回されないために

こんにちは。12月初日は朝から冷えますね。久しぶりにnoteをよく書くようになって、他の方の執筆されたものも拝見しているのですが、いろいろなレベルでの有償記事がすごく増えた印象です。だけど、タイトル見た段階で、この記事にお金出す人が大丈夫かどうか心配になっちゃったような、明らかに情報商材として怪しそうなのも見つけたので、見分けるコツみたいなものをこの記事では紹介したいと思います。


GAFAMという記載を使っている

なぜ? GAFAM ってグローバル企業である Google、Apple、Facebook、Amazon そして日本でよく追加される Microsoft の頭文字でしょ?って思った方、アウト!
そもそも英語圏でこの記載は見かけなくなって随分経つ。嘘だと思うなら、"GAFA" site:businessinsider.com って検索すると2018年の記事がヒットする。新しい記事では殆ど使われていない。そもそも Facebook が2021年に社名を変えているので、この記載は正しくないから使われない。全く違うことで収益を上げている、氷山の一角と呼べる数個の事業や株価でしか競合し合わない会社同士をまとめて十把一絡げにしてることがすでに何を言いたいのか疑わしい可能性が高いのである。
でもこの記載、日本語圏ではとても浸透しているし、カモを捕まえるにはキャッチーな表現だったりするのでマスコミをはじめしぶとく使われ続けています。

DXというキーワードを使っている

6-7年くらい前なら、DX=Digital Transformation ってグローバル企業の各社がスローガンとかで使っていましたが、正直ベースで数年前から使われなくなり、昨年AIに駆逐されました。それでもDXというキーワードに固執して、有償で何かを言っている時は、気をつけた方がいい。そのキーワードに違和感を感じない層をターゲットとしている可能性が高い。

外資企業の本社勤務を強調する

中の人なら誰もがわかる話なんだけど、日本に住んでいて、日本法人に所属しないでお給料をもらうことがそもそも難しいのである。なので、日本に住んでいる「本社所属」の人は厳密にはいない。日本法人のトップではなく外国にいるマネージャに報告している人はほぼ例外なく日本法人に所属して労働基準法のもと働き健康保険や厚生年金などの福利厚生を受けている。
じゃ、なんで「本社所属」を強調するのか?すごそうだから。言うことに重みと信憑性、はくがつくから。
では、本社のある国で働いている場合はどうか?ケースバイケースだけど、日本語で自分やそれを取り巻く環境をわざわざキラキラ暴露してる場合は要注意。本務の仕事をそんなにやってない可能性がある。
私がnoteの記事描けるようになったのは、とあるSNSと距離を置いて、アウトプットするエネルギーが余ったからだし、余分なアウトプットするエネルギーが日常的にあって本社でバリバリ働いてる人で啓発を促すのは危険な人しかいない。

まとめ

ちょっと見てて、怪しいなーっていうタイトルが有償記事にありふれてたのでとりあえずまとめてみました。他にも、自称バリキャリとか、貧困とか、自称毒親育ちとか、ケージをゲージって書く人とか、疑ってたらキリがないけど、結局は読みたい記事を読めばいいし、応援すればいいと思う。

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