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ジル(フィンガーシンバル)の音色と踊り

今日はジルを叩いて踊るレッスン(前半ベリー後半ジル)でした。

相性のよい、ダンスのムーブメントとジルの音色(オープン、クローズ)の組み合わせを見つけるのもこのレッスンの特徴ですが、

今日は歩きながら
ジルをオープン(響く音)で
T・tkT・tkT・tkT・tk

歩きながら
ジルをクローズ(止まる音)で
T・tkT・tkT・tkT・tk

と叩いて、動きやすさや感覚の違いを感じていただき感想も聞かせていただき、私自身も気がついたことがありました。

今まで、オープンの音だけで叩くと、音自体が響いて伸びていくので、動きも、特に上半身や腕をしなやかに大きく動かしやすいなと感じていましたし、

逆にクローズの音だけで叩くと、音自体は止めているので、伸びやかには動きにくかったり、合わない場合があるなと感じていたんです。

そうだとすると、踊る時にクローズの音だけっていうのはオススメではないように思われそうですが、私は個人的にクローズの音がすごい好きです。

クローズの音は止めているから、音と音の間がクッキリしていて、「ま」を明確に感じる事ができます。

オープンの音と踊りが、音色とともに素直に伸びやかに届けるものだとしたら、

クローズの音と踊りは、体の中や心の中、床や地面の中にリズムを感じて循環させた気持ちよさが勝手に表出してしまうように感じました。

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