![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47936224/rectangle_large_type_2_1ecf8e6299f34ceeb37ce17ade6f2429.jpg?width=1200)
自分の人生が変わる前日に書いた気持ちが大きすぎた話ーその後ー
ここ最近、アドレナリンが放出しまくっていて、私は20代前半の体力を気力で生み出せるスーパーサイヤ人のような戦闘種族なのかもしれないと思える日々です。(知らんけど)
先日、気持ちを残しておこうと書いた長文が、思わぬところから反応があったり、共感してもらえたり、あのタイミングで文字に起こしてよかったと思いました。
そして、その後のことを書いていなかったので、今の気持ちを残しておきたいと。
1.人生がどう変わろうとしているのか?
結論ファーストで。
「生活拠点を移す」
「移住」
「引っ越し」
が決まりました。
8年前に夫の仕事場の転勤を機に、東京から離島暮らしになった私ですが、この度、奄美大島を離れることになりました。
夫と母娘で離ればなれの単身赴任で2拠点生活を過ごしてきた3年間。
いよいよ次の転勤があるかもしれない!?
全国どこに行くかも分からない!?
そのまま今の職場に残るかもしれない!?
奄美大島に帰ってくる可能性もあるの!?
いろんな可能性が数ヶ月わたしの胸をドキドキさせてくれましたが、奄美大島への転勤は無かったため、単身赴任を解消すべく生活拠点を1つにします。
再び、家族一緒に暮らします。
2.今思う率直な気持ち
HUB a nice d!の建設途中だったことを投げ出したくなくて、奄美に残りたいと言ったあの日から丸3年。
いろんな人に「本当頑張ってきた」「いっぱい頑張ってきた3年だったね。」って言われるけど…、
うん、本当頑張った。私たち頑張った。
何より娘が一番、頑張った。
そう思います。
ちょっと前まで、
【頑張ったね】
【すごいね】
そんな言葉を受け取るには、「こんな私が」「恐れ多い」「まだまだ頑張らなきゃ」「いやいや全然」
謙遜して、素直に相手の言葉を受け取れない自分がいました。
でも、振り返ってみたら、娘はいっぱい我慢して母についてきてくれたし、家族一緒がいいって何度も泣かせてしまって。
私も娘の涙を見るその度に、自分の人生の進んでいる道が正解なのか不安になり、ワンオペで家事育児仕事をする生活にも疲れてしまうことも多々。
1回目の夫の転勤で、初めてキャリアを失ったら、社会との繋がりが無くなり孤独と不安が押し寄せました。
2回目の夫の転勤で、今度はキャリアを失いたくないと自分の意思を貫いたら、子育ての難義を重い比率で背負っている気がしました。
単身赴任を決めたとき、私の母から言われた言葉があります。
「親のエゴで子どもを不幸にさせるなよ。」
(あぁ、私はこの3年間、どうだったのだろう。女性としてキャリアを失いたくない、自分の人生をちゃんと進みたい。そんなエゴを貫き通してしまったのだろうか…)
3.それでもこの選択は間違っていないと思いたい
でも先日、娘の言葉に救われました。
「奄美大島で育って良かったな。だってお友達もいっぱいできたし、海も綺麗だし、お母さんが楽しそうだし。」
【お母さんが楽しそうだし】
6歳の娘から発せられたその言葉に、思わず涙してしまいました。
そっか。ちゃんと見てくれてるんだ。ありがとう。
子育ての難儀をたくさん経験しながらも、彼女にはいつも元気と癒しと笑顔をもらいました。
そして私はこの3年間で、母娘の喜怒哀楽の時間をいっぱい過ごしながら、本当に地域の人たちにお世話になりました。
HUB a nice d!を通して繋がったご縁や企画も多々あり、いろんな人のチャレンジを応援してきました。そして常に自分自身もチャレンジャーでありたいと、いろんな世界に飛び込んでいった気がします。
「転勤族でも、子育て中でも、働きたい」
「ゆっくり子連れで集まれる場所が欲しい」
そんな動機から生まれた小さな拠点は、いろんな人たちの想いが集まり、私からは想像つかないものが始まったり、小さく芽生えたり、愛着を持ってこの場を使ってくれる人たちがいて、ここまでやってこれました。本当に感謝しかありません。
心から楽しいと思える日々でした。
ありがとうございます。
4.そして、これから先に描く未来
今は、憎きコロナのおかげで時代が大きく変わり、暮らし方、働き方が以前よりフレキシブルになったと思います。
まだまだ、いろんな制度が追い付いていなかったり、変わって欲しいなと思うことも多々あるけれど、オンラインでいつでも繋がることはできるし、2拠点・多拠点生活も珍しくはない。
わたし自身、まだまだ奄美大島に、そしてHUB a nice d!に携わって行きたいと思うので、個人としても場所としてもワンステージあげる準備をしているところです。
そしてゆくゆくは離島で暮らした経験から感じる課題にもっと積極的に関わって行きたいなと。そのためにはまだまだ勉強と経験が必要なので、これから新たな帆を掲げて、荒波の航海に出発です。
まだまだ書き残しておきたいところはあるけれど、家の中が整理できたらまた書こうかな。(引越しできる気がしない。泣)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
最後に。
さぁ、“みんなで”追い風に帆を揚げろ!
(意味:追い風が吹いてきたところで、船に帆をかけて快走する意。機会に恵まれて、自分の力を存分に発揮することのたとえ。)