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2年半モラハラ彼氏と付き合ったことが悔しかったから、8ヶ月徹底的に自己分析してみた

2023年の年末まで、わたしは2年半モラハラ彼氏と付き合っていました。日常的にかけられていた言葉を少しだけ紹介します。

「その髪、ほんま似合ってないで」
「その服ダサい」
「太り過ぎ」

髪の毛は、彼の好みに合わせて黒髪を貫き、服も自分の趣味よりも彼の趣味を優先するようになりました。

服を選ぶときにはいつも彼の顔と言葉が思い浮かぶようになるんです。

「この服選んだら怒られるかな?」
「この服、彼のタイプじゃないよな」

そんな生活を2年半続けました。2年半の生活に終止符を打てたきっかけは、友達が「みほ、ごめんだけど彼氏モラハラだよ」と言ってくれたから。ハッと目が覚めて、これまでの彼の言動を振り返り、自分の自己肯定感が下がっていることに気づきました。

このnoteは、わたしの8ヶ月間の奮闘記ですが、読んでくれたみなさんがクスッと笑えるような、ポジティブなストーリーで書いてみました!ぜひ「この女おもしれえな」のテンションで読んでいただけるとうれしいです😉


【序章】自己分析スイッチが入るまで

もちろんたのしい思い出もたくさんありました。彼としかつくれなかった思い出もたくさんあると思っていますし、ここまで向き合ってくれた彼には感謝しています。それでも…

「2年半モラハラに気づけなかった自分が悔しかった」
「もう同じ過ちは繰り返したくない」

そんな気持ちから、2024年1月からの8ヶ月間徹底的に自己分析に投資しました。

友人作の過去の恋愛分析シートをやり、ストレングスファインダー(以下;ストレングス)を受け直し、パートナーシップコーチングを受け、過去の自分と向き合い、人間関係に関する本を読み漁る…そんな時間を過ごしました。

8ヶ月経った今思うことは「わたしはなるべくして、モラハラに引っかかったこと」。その性格で、その考え方だったら「人生の中でひとりや二人悪い人に引っかかって当たり前だよ」と笑えるレベルまで到達しました。

▼パートナーシップコーチングの内容の一部は過去のnoteで紹介しています🚩

今日はそんな8ヶ月の自己分析の内容をみなさんにシェアしたいと思います!

【1月】とにかく悔しい。今の自分を変えたいモードに入る

彼と別れて1ヶ月目はとにかく悔しかったです。今の自分を変えたいと思いました。

彼以外の恋愛でも、流されて受け身のまま終えてしまうことが多かったので、今の自分では良くないと思ったんです。

わたしは悔しい気持ちを抱くと、熱量が高まり、行動に移せるタイプ。ここから怒涛の快進撃が始まります。

【2月】友人作の過去の恋愛分析シートをやってみる

いつも仲良くしてもらっている先輩友達2人が「過去の恋愛分析シートをつくったからみほちゃんもやってみて!」と声をかけてくれました。

【過去の恋愛分析シートとは】
本当は自分が大切にしたい価値観4つを洗い出し、人間性と幸福度をスコア化するシート。スプレッドシートに数式を入れて、平均点も出しました。(笑)

深夜0時。お酒を飲みながらシートを埋めていくと興味深い傾向が。

【3人の共通点】
・過去の人になかった項目を次の人で埋めようとすること
・人間性と幸福度が比例すること

【わたしの恋愛における特徴】
・他の2人に比べて平均点が5点も低い
・押しに弱い、流される恋愛をしていることに気づく

「あれ、わたしの恋愛って妥協していたのかな?」
「本当は大切にしたい価値観を恋愛では見出せていないのかな?」

シートで数値化されたとき、それまでたのしかった気持ちが、焦りと不安に変わりました。

「みほちゃんは自己確信を高めた方が良いね!」友人2人にアドバイスをもらったものの、どう動けば良いのか分からない…高いスコアを出して、幸せな恋愛をしている2人が羨ましい、わたしも自分から動ける恋愛をしたい!と思いました。

【3月】ストレングスを通して社交性が出過ぎてしまう自分の恋愛傾向を知る

3月に入ったとき、自分のストレングスをストレングスコーチに見てもらえる機会がありました。

ストレングスファインダーとは
クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)とは、米国ギャラップ社の開発したオンライン「才能診断」ツールです。Webサイト上で177個の質問に答えることで、自分の才能(=強みの元)が導き出されます。クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)における「才能」は『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』のように定義されます。

引用:クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)とは

「ストレングスは、仕事・恋愛・プライベートなど各場面において出てくる資質が変わります。良い影響を及ぼすときもあれば、悪く出てしまうこともありますね」

そんな話をコーチにしてもらってから、自分の資質を見てもらうと、1位の社交性が恋愛に全面に出ていたことに気づきます。

わたしのストレングスファインダー

社交性の資質とは?
知らない人と出会い、打ち解けることが大好き。初対面の人が得意で、瞬時に親友レベルに仲良くなることができる。

ええ、そうです。これまでの彼氏とは初めて出会ってから3〜4日で付き合っていました。最近出会ったとあるショップの店員さんとも、秒で仲良くなり、ご飯を食べに行き、LINEまで交換しましたが、同じ過ちを繰り返すと思って引き返したくらいいつもこのパターンです。

しかもみんな出会って直感で付き合うものと思っていましたが、ちがうんですね。友達から付き合うこともあるし、仕事上の関係から付き合うこともあると、ストレングスを通して初めて気づきました。(笑)

出会って3〜4日では人間性は見抜けないのは当たり前。もっと広い視野で恋愛していこうとなりました。

【4月】低身長コンプレックスから来る自己肯定感の低さに気づく

「どうして自分はこんなにも恋愛に億劫なのか?」
「恋愛になると押しに弱く流されてしまうのはなぜか?」
「仕事に対しては自信があるのに、恋愛になると自信がなくなるのはなぜか?」

そんなことを考え始めた4月。友人から「自己効力感」と「自己肯定感」の違いをシェアしてもらいました。

自己効力感とは?
「自分ならできる」「きっとうまくいく」という感覚。仕事のパフォーマンスや人生の満足度を上げるうえで重要な概念。

簡単に要約すると、自己効力感は仕事に対する自信で、自己肯定感はプライベートにおける自信です。

わたしは自己効力感はめちゃくちゃ高い。未経験でもなんでもできると思っているし、わたしを選んだクライアントさん見る目ありすぎ!とも思っています。(笑)

反対に、自己肯定感は本当に低いです。自分はただでさえ存在価値がないから、みんな以上に気を配ったり、場を盛り上げたりしないとと思っています。

ここまでギャップが生まれた理由は、小学校まで遡ります。

💔小学6年生のときに好きだった男の子からの一言

人伝に「八巻は身長が低すぎるから恋愛対象として見れない」と言われました。そこから低身長の自分には魅力がないと思ってしまい、自分からアプローチができなくなりました。

🏐9年間所属していたバレー部での出来事

わたしは147センチと背が低いのに9年間もバレー部に所属していました。高校時代は周りに流され、強豪校のバレー部に入部することに…

高校のバレー部は各学校のエースが集まっていたため、周りは174センチ、168センチと高身長に囲まれる&日常的に身長に対していじられる環境に身を置いていました。

しかもわたし以外のみんなはアタッカーやセッターとして活躍し、点を稼いでくれる。反対にわたしは拾うことしかできないリベロ。ただでさえみんなが動いてくれているんだから、自分はコート外では荷物運びをしたり、場を盛り上げたりしないとと思っていました。

それ以外にも、幼少期から男子からいじられるし、アルバイトでは身長が低くて高いものを取れない→迷惑をかけるし、スポーツでは基本的に不利だしと色々なところで低身長へのコンプレックスが積もっていたことに気づきました。

バレー部🏐たのしい思い出もたくさんありました!

【5月】ネガティブな自分を癒したい→難しい→受け入れてみた

バレー部の9年間の経験がとくに根強いわたしは、大人数の場で何もしない人を見ると苛立ってしまう傾向があると気づきました。

「なんで動かないの?」
「お皿くらい回せないの?」

これはなりたくない自分を見ている投影。一人ひとりがありたい姿でそこにいてくれたら良いのに、そんな自分がいることにも気づきました。恋愛においては、気を配れない人を見ただけですぐに蛙化します。(笑)

最初は変えたい!過去の自分を癒したい!と思いました。でも、すぐには難しいし、誰に聞いても時間がかかることという返答が返ってきました。

その上で考えてみると、少しくらいネガティブな自分がいても良くないか?と思えるように。ネガティブ要素があるおかげで、人間らしいと好いてもらえたり、人の悩みに寄り添えたりできると思っているので、一旦このまま「こんな自分も可愛いよね」と愛でてみることにしました。

【6月】「50人とサシ飲みする1on1プロジェクト」を始めようと決める

5月まで自己分析をしてみて、やっと自分自身についてわかるようになりました。そうなると他者の言動も分析したくなるように。

過去の恋愛分析シートで出たように「幸福度と人間性が比例するのだから、結局見るべき点は人間性!」「じゃあ自分はどの基準で人間性を見ていく?」と考え始めた結果…

「人の人間性って、去り際と追い込まれたときに出る」
「過去のパートナーとどういう関係で別れたか、今はどういう関係でいるのかが重要なのでは」
「自分も元彼も別れ際のパターンを繰り返しているように、他の人もそうなのでは」

など色々な仮説が生まれました。

「もっと色々な人の恋愛傾向を知りたい」
「人間性について研究したい」
「自分が相手の態度や言動によってどう行動変容するのか知りたい」

そんな好奇心も生まれたため、「50人とサシ飲みする1on1プロジェクト」を実施してみようと思いました🍻

今のところ拠点を置いている宮崎・東京・愛知・各旅先で10名ずつサシ飲みプロジェクトを実施する予定です(笑)もし八巻と飲んでやっても良いよ〜!って方いたらDMください📩(笑)

【7月】仕事では恋愛スイッチが入らないことに気づく

「1on1プロジェクト良いね!でもみほちゃん、マッチングアプリは向いていないと思うだよね」

お世話になっているシェアアパートメントのオーナーにアドバイスしてもらった言葉。たしかにそう。面倒くさがりだけど、会えば社交性が全面に出るわたしはアプリは向いていないと思う。

「だけどさ、みほちゃんの仕事の周りの人すごく良い人多いんじゃない?仕事関係なら男友達も多そうだし、人をちゃんと選んでいそう」

え〜〜!!仕事関係か!!!たしかに自己効力感が高いおかげで、仕事のパートナーが良い人であることには自信があるし、誰と働くかはかなり選んでいます。

まずは仕事関係の人からサシ飲みするか!

そう思ったものの、仕事上でまっっっっったく恋愛スイッチが入らないことに気づきました…

業界内で噂のモテる人に会っても何も思わなかったし、仕事で出会った人には仕事のわたしが出てしまう。

どうしたら良いんだ!わたしはどこの誰に出会ったら良いんだ!ここから恋愛ハードモード期に突入します。

【8月】考えすぎた上に、恋愛ハードモードに突入

自己分析を始めて8ヶ月。

考えすぎて、前よりも人の仕草や言動を見るようになったせいか、恋愛ハードモードに突入しています。

元々惚れやすい性質でしたが、プライベートでも社交性が出過ぎていると思った時はアラートを出したり、ホイホイとついて行かないようにセーブし始めたりしたら、恋愛スイッチが入らなくなりました。(笑)

でもこの8ヶ月は必ず生きると思っています。今は迷走していても、必ず自己分析して良かった〜!と思える日が来るはず。「50人とサシ飲みする1on1プロジェクト」も実践して、分析結果をまとめたnoteをいつか出すので楽しみに待っていてもらえると嬉しいです!


今回のnoteは、Marbleコミュニティのnoteチャレンジ企画「夏になると思い出すこと」のテーマに沿って書いてみました。

海が大好きなわたしは毎日海に行きます。彼と出会った夏の海。吹っ切れているはずなのに、夏の海を見るとふとした瞬間に胸が苦しくなります。

別れ電話をしたときに彼は「波がすべてを忘れさせてくれるよ」って言ってきました。でも何回波に乗っても、綺麗には忘れられない。だからきっとわたしは無理やりにでもnoteに書いて、なんとでも昇華しようとしてるんでしょう。

彼との2年半は生涯忘れられない大恋愛でした。きっとこれからも忘れられないだろうけど、わたしはわたしらしく自分の人生を歩み続けます🌻






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