「事実」と「解釈」を分けてみる|1年間わたしが実践した思考の癖の直し方
一昨日、所属している#対話のコミュニティで「対話をする上で大切にしていること」をテーマにミートアップが開催されました。
そこでわたしは「1対1のコミュニケーションにおいては、事実と解釈を分けるようにしています」と答えました。
というのも1年前、お世話になっているパートナーシップコーチのチコさんからコーチングを受けたときに「みほちゃんは『事実』と『解釈』を混同してしまう思考の癖があるかもしれないから、分けてみると良いよ」と教えていただいたんです。
「ジジツ」と「カイシャク」…?そのときはアンテナを貼ったことがない言葉だったので、腑に落とすことができませんでしたが、まずは意識して生活してみることにしました。
▼今回の内容はあまちゃんのnoteでも紹介してもらいました✍️
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半年ほど前、お付き合いしていた人から連絡が来なくなったことがありました。
時間が経てば経つほど、上記のように無限に「解釈」が生まれてくるんです。しかも解釈はどんどんネガティブになっていきました…
あまりに堂々巡りで、抜け出せない迷路に迷い込んだ感覚でした。そのときふと、チコさんの言葉を思い出したんです。
「事実と解釈を分けてみよう!」
手元にあったメモにありったけの思考を書き出してみると事実はシンプルでした。「彼氏から返信が返ってこないだけ」。
周りの心優しい友人は、心配してありったけの解釈を述べてくれました。わたし自身もこれまでを振り返り、反省し、ありったけの解釈を考えました。でも誰も真実はわからないし、事実はいつも変わらず「返信がこないだけ」だったのです。
「なんだ!事実ってすごくシンプルじゃん!」
この構造に気づけた瞬間解放され、そのとき楽しんでいた九州旅行に全力を注げました。
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「事実」と「解釈」を分けることは、プライベートのコミュニケーションだけでなく、仕事でも活用できると感じています。
例えば、プロジェクトの稟議が通らなかったとき。事実は「プロジェクトの稟議が通らないだけ」なのに、さまざまな解釈が生まれてくると思います。
上記の解釈の他にも、焦りや不安、葛藤、失望、期待など多種多様な感情も出てくるでしょう。だけどよく考えてみたらやっぱり事実は「稟議が通らないだけ」。勝手な妄想で、いろいろな感情を爆誕させ、自分をアンコントローラブルな状況に持っていってしまうほど、もったいない時間はありません。
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「物事はいつだってシンプルでわかりやすい」
チコさんのコーチングを経て、1年実践してみて学びました。
嬉しかったです。複雑で混沌とした世の中に生きているようだけど、物事はいつもひとつでシンプルで、変わらない事実であるということ。1年かかったけど、気づけたことで嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
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良くも悪くも、年齢を重ねるごとに経験値が増え、多種多様な考え方を持ち合わせるのが人間です。経験値がアップデートされるほど、ひとつの事象に対して想定されるリスクや相手の脳内が容易に想像できるようになるでしょう。
でもその解釈を、少しだけポジティブに変えてみる練習もしてみようと思いました。
なるほど。チコさんのこの言葉を聞くまで、2年半の時間を失ったような悔しさでいっぱいでしたが「ありがとう」の気持ちが湧いてきました。
コーチングの最後にチコさんは「人生に無駄なことは絶対にないからね!プラスに言い換えてみる“勘違い“も大切だよ」と最後は強く背中を押してくれました。
チコさんのコーチングは下記のリンクにある「公式LINE」から登録が可能です!PRでも依頼されたわけでもありませんが、わたしのように少しでも生きやすくなる人が増えたら良いなと思い、今日はチコさんから学んだことを書いてみました。