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熱量高い仕事でも、頭はクールに冷静に。

最近ようやく日の目を見た仕事について、アツく語った。

プロジェクトもすごく共感しているし、木こりさんから木や川などの自然にまつわる話が聞けるので、自分の興味関心ド真ん中なのである。

さらに、一緒にお仕事している方々も熱量があり、プロジェクトに対して前のめりにやっていきたくなる。幸せな仕事環境だと、一緒にご飯を食べた友人に向かってマシンガントークだ。頭も心も熱い。カッカしてる。

そんな気持ちをなだめるかのように、友人は1つ1つ聞いてきた。

「どうして森を整えるの?」

「整えると何がよくなるの?」

「それは本当?」 といった具合に、ぐいぐいと深堀りを入れる。そして「良いプロジェクトなのは何となく伝わるから、それをみんなに、どう明確に理解してもらうかだね」と言った。

まさにそれが、ライターや編集者の役目だ。

「この企画、こんなに素敵なんです!」と、クライアントは自信をもって提示してくれる。それは確かに、少し聞くだけでも素敵な企画が多い。けれど受け手が心から、「なんて素敵な企画なんだろう…!」と思うには、受け手の言葉で「素敵」と言いたくなるような、さまざまな具体例や共感ポイントを探し出す必要がある。その人の気持ちに直接届けられるように、構成を作ったり、文章を考えていく。発信したい気持ちを、どうしたらみんなに届けられるか考えて、企画を立てて、書いていく仕事がライターや編集者。

大好きなプロジェクトだからこそ、頭はクールに冷静に。1人でも多くの人に届けられるように、「どうして?」「本当に?」を繰り返して書き続けていきたい。


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もりやみほ
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