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看取り介護~15日目~

我が家の愛猫にーにーの容態が急変してから15日が経ちました。
にーにーのために寝室からリビングで寝るようになって、腰がバキバキに痛すぎて起きる時に時間がかかるくらいです。

現在にーにーは何とか1日何回かに分けてほんの少し水を飲んでいますが、今日はその回数も減りました。

口呼吸

水を飲ませようとしたら口呼吸をしている!
鼻水が詰まって口呼吸しか出来ないのだろうと思い、ティッシュで"こより"を作り鼻の中に入れたら、少し楽になったのか、鼻呼吸に戻ってくれました。
これはかなり焦りました。
(猫は犬と違い口呼吸することは無いので、猫が口呼吸をする時は危険なときです)


水飲みでどれだけ生きられるか

調べてみたところ、2週間で亡くなる子もいれば、1ヶ月生きたという子もいます。

昨日まではまあまあ飲んでくれてはいましたが、今は体が辛いのか喉が渇いていないのか飲まない状態なのでどうでしょう。

強制給餌で流動食を与えていたのが2/24の夜まで。
次の日からは嫌がるようになったので、水だけの生活になり今日で11日目となります。
今はぬるめのお水をあげようと口へ運んでも飲んでくれません。
あまり無理にあげても誤嚥するといけないので諦めました。
飲んでくれないと不安で仕方が無いのですが。


迷い

正直今も迷うことがあります。
水を与え保温をするのはとても大切ですが、それもある意味延命なのではと。

手足の関節は固まり、首は反ってしまっています。
手足の先は冷え冷えです。
保温が大事になってくるので、日中はエアコン。
夜はファンヒーターを足元からあてていますが、
水も飲まず体が低体温になっていけば自然に亡くなります。
それを敢えて水を飲ませ体を温めることが果たしてにーにーにとって良い事なのか。
私がにーにーの立場だったら、これ以上苦しめないで欲しい。楽にして。そう思います。

だからといって見殺しにはできない、苦しむ時間を長引かせるのも酷。
どっちが正解なのか。その狭間でたまに苦しむのです。


ここ2日、夜中に寝落ちしてしまい、にーにーがその間に這いつくばって、フローリングで横たわっているのを見て慌てて布団に戻すなんてことが続いているので、眠ってしまうのは仕方が無いこととはいえ、出来るだけ気を張っていきます。

沢山の方に私の体調を心配していただいているのが有難いです。強くないので、精神的にかなり救われています。
介護ってこういうものだよな、、、と思い知らされながらも、後々後悔しないように、愛猫のためにできる限りの事はしてあげたいと思っています。

余談

お義父さんが亡くなった時、お義母さんは出棺の時に泣いただけで、あとは泣きませんでした。
よく、あれもしてあげれば良かった、これもしてあげれば良かったと人は言いますが、お義母さん曰く、生前に全部しつくしたから後悔の言葉が出てこないと。
なるほど。一理あるのかな…

とはいえやっぱりあれもこれもと欲張ったり後悔する言葉が自然と出てしまうのが人間ですが。

お義母さんにならって後悔しないようにしよう。



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