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長距離フライト対策 ②隠れた敵、騒音

「エコノミークラスでも、せめてプレミアムエコノミー並みの快適さにしたい!」

そんな願いを胸に、日仏間を往復する10年間、フライトのたびに試行錯誤を重ねてきました。

そこでたどり着いた、私なりの究極の長距離フライト対策をお届けします。


予想外にうるさい機内

エンジン音や風の音、エアコンの駆動音、周りの人の話し声…

フライト中の騒音が、予想以上に身体の疲労に繋がっていることをご存じですか?

飛行機の中は沈黙になることがないので、気づかないうちに疲れが蓄積されているんですよね。

だからこそ、騒音対策は長距離フライトを快適に過ごす上で大事なポイントなのです。


ノイズキャンセリングの革命

騒音対策の大切さを実感したのは、初めてプレミアムエコノミーでノイズキャンセリングヘッドホンを使った時のこと。

それまではエコノミーに備え付けのヘッドホンで映画や音楽を聴いていて、音量はMaxにするのが当たり前だと思っていました。

でも、ノイズキャンセリングヘッドホンを使った瞬間、世界が一変!

音量をMaxに上げなくても、クリアに音が聞こえるのです。

むしろ、ヘッドホンを外すと機内のうるささに驚くほど。

なので、音楽を聴かない時や寝る時もヘッドホンをつけていました。

沈黙の威力はすごいです。静かな時間が増えるだけで、疲れ方が全然違う。

それ以来、ノイズキャンセリングヘッドホンはフライトの必須アイテムになりました。


AirFlyでさらに快適に

AirFlyとは、Bluetooth未対応の機器にワイヤレスイヤホンやヘッドホンを接続できるようにするBluetoothトランスミッターです。

ノイズキャンセリングヘッドホン+AirFlyの組み合わせは、フライトをさらに快適に、そしてスマートにしてくれます。

狭い機内では、ヘッドホンのコードが邪魔になることが多いんですよね。

食事中に絡まったり、トイレに立つときに引っかかったり…。小さなストレスなんですが、これがなくなるとすごく快適!

次のフライトに、ぜひAirFlyを取り入れてみてください。


音楽を聴かない人はぜひ耳栓を

音楽を聴く習慣がない方でも、ノイズキャンセリングヘッドホンやイヤホンを試す価値はあると思いますが、もっと手軽なものだと耳栓がおすすめ。

とくに気圧調整機能付きの耳栓は、耳抜きも楽にできるので便利です。

小さくて荷物になりませんし、価格も手頃なものが多く、ドラッグストアや空港で手軽に購入できます。

私は音楽の仕事をしていることもあり、普段からちょっといい耳栓を使っています。

リハーサルで大音量が続くときや、耳に負担がかかるような高い音を練習するときには、耳栓が欠かせません。

今の耳栓って本当に色んな種類があるので、まだ使ったことのない人はぜひ次のフライトで試してみてください!


長距離フライト対策、まだまだ続きます。

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