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9/18 Pisces Full Moon
おはようございます。逗子にあるカウンセリングサロンthe worldの奥乃美帆です。今日は魚座の満月ですね。昨夜は中秋の名月で、我が家はルーフバルコニーで
お月見をして過ごしました。最近は日記形式で、日々色々思うことを時にスピリチュアルに…また3児のADHDママの日常も交えながら、お伝えしています。
昨夜は急遽思いついて、ルーフバルコニーで焼き鳥をすることに。
あまりにも見事な満月!気分が盛り上がるものの、食事の準備はちっとも進まず、
とりあえず買った生の焼き鳥串と適当な野菜とコンロを持って3階へ。
子供たちは浴衣を着て楽しそう。人生で初めてお月見団子を買った日でもあった。
秋の夜風は気持ちよく、真っ暗な空にぽっかりと浮かぶお月様はそれだけでも最高のご馳走だった。
母と姉と私と。家族女子会+三人の子供たちでのお月見だった。
夜空を眺めていると、幾度も光る点が浮かび上がってゆく。
母曰く、ちょうど私たちが眺めている夜空は、
羽田空港から飛び立つ飛行機の航路があるところだそう。
同じポイントから何度もボヤーっとした点が浮かび上がっては上昇を続けていく。
焼き鳥を食べる私たちの上の夜空では、飛行機でどこかに旅立つ人たちがいる。
どこにいくのかな?と思いを馳せるだけで、自分にも無限の可能性が広がっているかのような気持ちになった。
一夜明けて、魚座満月の当日。夜ふかしの割にはパッチリと目が覚めた。
朝からなんだか感慨深い。魚座のエネルギーに世界は包まれている。
無条件の愛と許し、そんなイメージだ。
こういう時は全く家事が捗らない。いわゆる地に足がついていない状態だ。
昨夜の残骸が散らかった台所でクラシック音楽をかけて一つ一つ片付けていく。
でも魚座の満月の日のクラシックはちょっと意味深すぎて、
ことさら神妙な気持ちになってしまう。私はボサノヴァへと音楽を変えた。
軽快な、聞き慣れたアストラッド・ジルベルトの声がスピーカーから流れた。
何回聞いただろうか?次の曲へとスキップすると、
これもよく聞き慣れた曲だったけれど、その曲が「3月の雨」という題名だったことを知る。
3月の雨ね。ああいいなぁボサノヴァは。私ボサノヴァみたいな人生がいいな、とふと思う。
哀愁があって、光と影の中にユーモアと軽快さがのぞく。
明るくて気持ちがいいけど、人生の哀しさも寂しさもうちに秘めている曲。
何かとすぐ悲壮感に暮れてしまう私だが、最後は笑って死にたいよね。
ガッハッハじゃなくていいから、哀愁が刻まれたシワの一本一本と共に口元がほくそ笑んでいるような、そんな笑いね。