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目の前に起こる事をどう受け止めるか

先日、久しぶりに同期と食事に行きました。
私と同じシングルマザーの看護師で、1人目を授かった時期も同じで何かとお互いを励ましてきた大切な仲間の1人です。

彼女から食事の誘いがある時は大抵何かに行き詰まっている時が多く、今回も予想は的中しました。

昨年末にパートナーとの間に一つの命が宿って
いたのですが、今後のことを考えてサヨナラする事を決断したとのことでした。
それは彼女にとってとても苦渋な決断だったと
のことでした。

お互い共に婦人科病棟で働いていた時期もあり、癌が見つかり、やむなく中絶手術をしなければならない患者さんに出会ってきました。
前日にエコーで元気に動いている赤ちゃんを
確認して、手術の際に赤ちゃんも一緒に…
棺の代わりに小さなベッドを作成し、スタッフ皆でお花を添えてお別れしたこともありました。

そのような経験をしているからこそ、看護師として身体に与える影響も知識として身についているからこそ彼女の選択は辛いものだったと思います。

この目の前のことをどう受け止めるかを
涙ながらに語り合いました。
1つの命とお別れした辛さを経験したことで、
同じ状況の患者さんに出会った時には
以前よりもっと寄り添えるだろうし、
子供たちへ命の大切さを伝承する思いが
変わったと思うし、自分自身の今の在り方を
見直す機会となったということでした。
今回彼女の元に来てくれた命に感謝して
過ごしていこうというような話をしていました。

とにかく自分自身が心身共に健康でなければ
周りへはいい影響は与えられないのだから
自己犠牲感で過ごすのではなくて、
自分ファーストでニコニコ虫で過ごそうと
語り合った時間になりました。

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