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北海道の「鰊漬け」の特徴と作り方
「鰊の本漬け」は、北海道(冬)の伝統的な料理です。
この料理は、鰊を主役とした漬物料理で、大根、キャベツ、にんじんを漬け込んで作ります。
鰊は、北海道では非常にメジャーな魚でしたが、今では貴重な魚になってますね。
特に小樽市では、昔から漬物料理には欠かせない魚です。
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鰊は、身欠き鰊を3センチくらいに切った物を使用(鰊を洗い米糠を入れた水に一昼夜漬け込みます)
※米糠が手に入らない場合は、米の研ぎ汁で代用できます。
脂が乗り、漬け込んだ後もしっかりと味を残します。
天日干しをした大根を大きく切り(なた切り)漬け込む前に材料の10%の粗塩で下漬けた物を準備します。
キャベツ乱切り、にんじん千切り、生姜千切り
整理しますね
【材料】
鰊、大根、キャベツ、にんじん
米麹、鷹の爪、生姜
漬け込み用の厚手のビニール袋
樽や瓶(無ければ大きなタッパー)
漬け込み用の粗塩
重し(漬物石)
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「鰊漬け」は、鰊の風味を活かした北海道の郷土料理で、鰊、大根、キャベツ、にんじんの旨味を活かした冬の保存料理です。
漬け込んだ後は、お酒のおつまみとして、お料理の付け合わせとして、お茶受けにもOK♬ 様々な用途で楽しめます。
因みに、ご紹介の本漬けは11月の初雪が降る頃に仕込んで・・・
12月年末くらいに樽開けをして2週間くらいで食べ切ります。
(外にある物置で保管する為、漬物をタッパーに取り分ける時は薄氷が張っていて、保存が効くのでしょうね)
現在、私は関西に移住してますので、冷蔵庫で簡単な浅漬けとして作ります。
レシピの必要な方は、コメント下さいね♪( ´θ`)ノ