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第2アドヴェント
12月1日に最初のローソクに火がともりました。8日の日曜日に2本目のローソクに火がともります。
12月25日でクリスマスが終るように思いますが、クリスマスのお祝いは1月6日の公現日まで続きます。
公現日とは、東方の三人の博士(占星術の学者)がイエスさまの誕生をお祝いするために、ベツレヘムを訪れた日です。
この博士たちは、遠い東の国からどのようにしてイエスさまがいる場所を知ったのでしょう?
それは、ひときわ光り輝く星がめじるしでした。
彗星だったのではないかとも言われていますが、その星に導かれるようにして、博士たちはイエスさまのところにたどり着きました。
この場面は、マタイによる福音書の2章1~11節に書かれています。
クリスマスツリーの一番上に星が飾ってあるのは、そういう意味があります。
こども園などで、子どもたちが演じる降誕劇(ページェント)でも、星の子が博士たちをイエスさまのところまで導く場面があります。
でも一番最初に生まれたばかりのイエスさまに会いに行ったのは、羊飼いたちでした。
その羊飼いたちにイエスさまが生まれたことを知らせたのは、天使の大軍でした。
身分が低いと言われていた羊飼いたちに真っ先に知らせたのには、そこに神さまの愛や救いがあるからだと思います。
いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。
天使の大軍が、羊飼いたちに神さまの祝福を告げた箇所です。
羊飼いたちに天使を通して、神さまから近づいて来てくれたのがわかります。
わたしは、このみ言葉がとても好きです。
このときと同じようにアドヴェント時期は、神さまからわたしたちの方に来てくださるのです。
この記事を書くにあたり、マタイとルカの福音書を再度読みました。
毎回そうですが、同じ箇所を何度読んでも、改めて気づくことがあります。
良いアドヴェントの時期をお過ごしください