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ROCKETツアーのこと

2012年12月からASKAさんはROCKETツアーというコンサートをしていた。今回、収録はされていたけれど、ずっと未公開だった映像が2021年4月にBDで発売されることになった。

 神セトリだった。楽曲も楽曲の順番もとてもよくて。2012年12月東京都オリンパスホールからのツアー。私は決して観に行くことは叶わなかった。なぜならば、その少し前に出産していたから。子どもを置いてライブに行くことは叶わなかった。でも本音は、ものすごく行きたかった。振り返ると初ソロライブに参加してから、かなりの時間が過ぎた事が信じられない驚きもある。それまでの間はずっとコンスタントに参加していたのに、である。

 その間、自分の周りも激動に動いていたし、社会を取り巻く変化も色々とあった。確かに冬の夜とかLOVESONGまでは戻れないけれど、それでも晴天を誉めるなら夕暮れを待てほどには心が帰れる。あの頃からの何とも言えな感情。同じ時代を過ごせた感覚や感動。そして歌になりたいまでの今、出来る事ならばアイスランドの景色を、現地に行ってとても見たいと思っている。それが叶うような状況ではまるでないのだけれど。

 君が愛を語れを彷彿させる同じ時代を。今が一番いい。未来の人よ。いにしえの人。時空間を自在に渡り歩き、歌の中には不自由がないと。いにしえの人は心の中の宇宙を知っていた。私たちの中にも宇宙空間が広がっていると。私にとっては光のような存在でもある。どんな愛がいいのとFarAwayで歌いつつ、いろんな人が歌ってきたようにで、全ては愛だと。どこからともなく大きな愛を降り注いで、何十年も前からずっと続けて歌い続けてくれている。もうその場にいるだけで永遠のレジェンド。

今までのありったけのありったけの感謝のありがとうを伝えたいとずっと思っている。このコロナ禍や、日常の様々な八方塞がりの事もある日々を明るく照らしてもらえる楽曲ばかりだ。

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